2015年1月1日 アルゼンチン・エルチャルテン
アルゼンチンの新年は、フィッツロイのLos Tres湖までトレッキングしました。
1月1日深夜0時にホステルを出発
宿泊したホステルでは、New Year’s Eveのパーティが行われていました。こちらではクリスマスと新年がセットされたかのように、New Yearのカウントダウンもサンタの衣装で不思議な感じでした。
Happy New Year!!と叫んだ後に、ホステルを後にします。
登山口を間違える
ヘッドライトを点灯し、真っ暗な道を進みます。エルチャルテンの市街から数ブロックのところに登山口があるはずなのですが、「看板がないねえ」と言いながら、私たちはひたすら歩き続けました。
地元の人に道を聞くと、私たちは間違った道に進んでしまっていたようです。気づかずに1時間半も!!途中親切な夫婦に車で拾ってもらい、登山口まで引き返してきました。
注意:地図の❌マークのある方に進んでください。間違っても右側の国道には行かないように・・・
登山口には看板があるため日中であればすぐにわかると思います。事前に一度下見をしておくべきでした。
執念のトレッキング
登山口からLos Tres湖までは一般的に5〜6時間かかるようです。登山口からカプリ湖までは急勾配で、息が上がります。ヘッドライトで看板を照らしながら方向を確認しました。道がわからなくなった時には、スマホアプリのMaps.Meで確認しました。まさかこのアプリが登山でも役に立つなんて思いませんでした!
Poincenotキャンプ場を通り越すと、噂通りの「泣きそうになるほどキツい勾配の坂」が約1時間も続きます。登りにくく石だらけの超ドS級のやつです。(この写真は陽が登ってから撮影したもの)
陽が登り始めてきました。日の出の時間まであと30分。若干焦り始めます。
坂を登りきると、目の前には赤く色づき始めるフィッツロイが!!
10分ほどかけ登り、後ろを振り向くとこんな朝焼けの光景が広がっていました。
道を間違えたのにも関わらず、ここまでは驚異的な早さで所要時間は4時間(必死すぎて笑えます)。前日まで雨が降っていたのに奇跡的に晴れてくれた天候に感謝ですね。
目の前には赤く染まるフィッツロイとLos Tres湖が。
私は登山用のステッキをレンタルしてきたのですが、急勾配でも全体重を預け快適に登山する事ができました。レンタルしたお店は El ChaltenのLago del Desierto通りにあるお土産物屋さんです。1日1ステッキ10ペソ(セットで20ペソ。デポジットは1ステッキにつき200ペソ)でした。
下りは4時間半かかり、トータルで8時間半のトレッキングとなりました。いや〜本当に素晴らしい経験でした。
途中、氷河もありましたよ。
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