屋久島・縄文杉トレッキングのルートや装備などについてまとめてみました。
難易度・ルートについて
荒川登山口〜縄文杉往復を日帰りでトレッキングする場合は、所要時間は約10時間です。時間は長いですが、軽登山経験者の方(500〜1,000m程度)であれば問題ないレベルだと思いました。個人的にキツかったのは、白谷雲水峡の太鼓岩への登りと、大株歩道の入口のはしごのあたりだけですね。
また、登山道が整備されていてわかりやすい看板もあるため、ガイドなしでもトレッキング可能です。ただし、屋久杉や屋久島の説明を聞きたい方や、おひとりor 登山初心者の方はガイド付きのツアーに参加されると安心だと思います。
ルートについては、荒川登山口往復コースの場合、トロッコ道部分が往復で約16kmとかなりのウェイトを占めるため、景色が単調で途中で飽きてしまう方もいるかもしれません。私のように白川雲水峡と縄文杉を日帰りで回りたいという欲張りな方や、体力や登山経験がある方は、ぜひ白川雲水峡in →荒川登山口outのルートに挑戦してみてください。
モデルルート(白川雲水峡in →荒川登山口out)
6:00am 白川雲水峡登山口スタート(送迎車利用)
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8:00am 太鼓岩で休憩
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9:00am 楠川分かれ(荒川登山口コースとの合流地点)
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10:00am 大株歩道入口
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10:30am ウィルソン株
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12:00pm 縄文杉
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12:30pm 縄文杉出発
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14:00pm 大株歩道入口戻り・トロッコ道へ
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15:00pm 楠川分かれ通過
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15:30pm 小杉谷集落跡通過(天気が良ければ安房川のほとりで休憩も可)
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16:30pm 荒川登山口到着 (登山バスで屋久杉自然館へ)
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17:00pm 屋久杉自然館到着(送迎車利用 or 路線バス利用)
※路線バスについては最新情報をご確認ください。
登山口までの交通機関について
・荒川登山口
車両乗り入れ禁止のため、屋久杉自然館までは路線バスか車で行き、そこから専用の登山バスに乗り換える必要があります。(2018年11月時点情報)
・白谷雲水峡登山口
路線バスか車で行けます。路線バスは朝8時台が始発です。車の場合は、20台ほどの駐車スペースしかなく、混雑時は管理人の誘導で縦列駐車で車を止めてもらうそうです。
時間配分について
縄文杉トレッキングの看板や地図に出てくる所要時間は、写真撮影の時間は加味されていません。写真をよく撮る方は、時間配分にご注意ください。
装備について
私たちが行った時は天候に恵まれ、一度も雨に降られませんでした。ただ縄文杉トレッキングでは、かなりの確率で雨に遭遇するそうなので、レインウェア(上下)と折りたたみ傘は必ず持参しましょう。また縄文杉のあたりは標高1,300mのため、汗がひくとやや寒くなりますので防寒対策も忘れずに。
私の場合は、だいたいこんな感じ
レインウェア
・上:アークテリクスのSL Jacket Beta
・下:モンベルのサンダーパスパンツ
上
・モンベルのシャミースジャケット
・Tシャツ
下
・C3fitのエレメントエアーロングタイツ
・Haglofs ショートパンツ
その他(ほぼモンベル)
・リュック(30L)
・トレッキングシューズ
・トレッキングソックス
・帽子
・登山用グローブ
・トレッキングポール
・ヘッドライト
・サングラス
・折りたたみ傘
・携帯用トイレ(結局使いませんでした)
・登山バス乗車券+屋久杉保護のための協力金
※バス片道690円+協力金日帰り1,000円
・登山弁当(朝食+昼食)
・おやつ(スポーツようかんやチョコレートなど)
・水500ml×2本
・ポカリスウエットの粉
※途中給水スポットがありますので、水量は心配しなくても大丈夫です。
余談:トレッキング後は・・・
宿でお風呂に入り、夜ごはんを食べに居酒屋へ行きましたが、食べている最中から眠くて眠くて・・・
以上、縄文杉トレッキングまとめでした!これからトレッキングに行かれる方の参考になれば幸いです。
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