2018年10月23日(火)
縄文杉トレッキングの翌日は、レンタカーで1日屋久島をドライブしてみました。
※屋久島では、楽天トラベルで4日間車をレンタルしました。4日間で13,770円でした(免責補償込み)。
屋久島1日ドライブコース
10:30 杉の舍で箸作り体験
屋久杉を使った箸作り体験ができるお店です。職人さんによりすでに加工された置物や箸なども販売しています。
箸作り体験は3日前までの予約が必須ですが、当日の朝電話をしてみたところ10時半から1組予約が入っているということで、私たちも参加させてもらうことができました。
木材選び
箸作りは木材選びからスタートです。生命力が強い屋久杉らしい湾曲した木材を選ぶのもおもしろいかもしれません。木材の料金は1,000円〜2,000円前後で、レッスン費用も含まれています。
加工
ノミを使い、まずは箸の内側に隙間を開けていきます。続いて外側の木材の角を落とし細く削っていきます。結構力が必要ですね。
仕上げ
最後は、つや出しの作業です。「うずくり」という道具を使って、表面をこすっていきます。こすった後には木材の色味が変化していて感動しました。
完成
友人が作成した上の箸(料理を取り分けるのに良さそう)は、プロ並みの仕上がり!私が作成したマイ箸は、素材を活かした(というか、数ミリ程度しか加工されていない)自然な仕上がりとなりました笑 楽しくて、作業途中は会話を忘れてしまうぐらいでした。屋久島を訪れた際には、また違った木材でチャレンジしてみたいと思います。
12:00 四季亭(ときてい)でランチ
屋久島名物「首折れサバ」のお刺身定食をいただきました。身がプリプリしていて美味かったです!屋久島おまかせ定食もおすすめです。
お昼は駐車場が満車になるほどの人気店でした。
13:00 屋久島観光センター&ふるさと市場島の恵み館へ
屋久島観光センターでは、気軽に屋久島のお菓子の試食ができます。安納芋を使った屋久島スイートケーキは、製造直売のため他店よりもオトクに購入できました。このスイートケーキ、コスパも良く味も最高です。
お隣のふるさと市場島の恵み館では、Yakushimaグッズを発見!パタゴニア好きにはたまりませんね。
これは買うしかない!と友人とお揃いで購入しました。Tシャツ以外にもタオルとかステッカーとか色々あって本当は全部欲しかったぐらいです笑
13:40 ISSOU COFFEEでコーヒーをテイクアウト
宮之浦港のフェリー待合所の2階にあるコーヒーショップへ。おしゃれすぎてノックアウトです。このレトロな雰囲気がたまりません。
この日のドリップコーヒーは、アフリカのブルンジの豆でした。
軽めで酸味があり、美味しかったです。しばし、フェリー待合所で宮之浦港を眺めながらコーヒータイム。
店内では漁師っぽいおじさんとか、地元の若者4人組が近況報告しながら時間を楽しんでいました。このフェリー待合所にうまく溶け込んでいて、空間としても素敵です。近所にあったら絶対通っちゃうなあってタイプのコーヒーショップですね。
14:15 Mam's Cookie Studioで塩クッキーを買う
テイクアウトしたコーヒーを飲みながら、途中立ち寄ったのは塩クッキーの製造兼販売所です。通常のお土産やさんで買うよりも少しお得で、1枚単位から購入できます。
甘さと塩のバランスがちょうどよく、1枚でも食べ応えがあります。
14:50 永田いなか浜へ立ち寄る
亀の産卵で有名な永田いなか浜ですが、産卵シーズンは8月までのため閑散としていました。
砂浜には誰もいないかと思ったのですが、外国人男子が4人ぐらい座っていました。
写真好きな私たちは、ここで撮影タイム。
15:30 西部林道でヤクザルとヤクシカに遭遇
屋久島の西部にある林道には、ヤクザルやヤクシカが生息しています。車幅は狭く車1台分ぐらいなので、歩道に設置されたミラーで対向車が来ないか確認しながら慎重に車を進めましょう。(友人に運転してもらいました)
ヤクザルが道の真ん中を占拠しています。そのため、しばしば交通渋滞が発生します笑 ただ、どちらかというと「私たちが彼らの生態系にお邪魔する」という状況なので、道を避けてくれるのをじっと待ちます。(たまにしびれを切らして車から出てみたりもしましたが)
ヤクザルはおとなしいですが、挑発すると襲ってくることもあるようなので下手に手は出さないほうがよいでしょう。歩道にはヤクザルを観察中の研究者とみられる男性も1名いましたが、車が通過できるように手伝ってくれる気配は1ミリもありませんでした。ヤクザル渋滞が発生しますので、西部林道は通過するのに40分かかると見ていいと思います。
縄文杉トレッキングで見れなかったヤクシカにも遭遇できて、感動しました!
16:15 大川(おおこ)の滝へ
屋久島で一番大きいと言われる落差が88mある滝へやってきました。
滝が二手に分かれており、想像以上の大迫力です。
偶然居合わせた2人組の女性に写真撮影してもらいました。
とても美しいので、ぜひ訪れてほしい滝です。
17:10 回復の泉、尾之間温泉でトレッキングの疲れを癒す
Twitterで旅仲間から教えてもらった尾之間温泉へ。地元の人が多く通う超ローカル温泉施設です。
入浴料金は200円。ここにも書いてありますが、シャンプー&リンスやドライヤーなどはありませんので、持参してのご利用をおすすめします。(※うっかり忘れた私は、友人に全部借りました)
浴場には「シャワーはシャンプーの時だけ使うように」という厳しいルールが掲示されていました。体を洗うのは浴槽の近くで済ませる、といった具合です。ルールを破った瞬間に、常連さんにお叱りを受けるに違いありません。源泉はなんと44-49度で、冗談抜きにして本当に熱かったです。友人が常連のおばさんと話したところ、この日はまだ熱くないほうだったらしいです笑
噂通りの回復の泉だけあって、トレッキングの筋肉痛は、ふくらはぎのあたりにちょこっと出現したぐらいで終わったのでした。トレッキング直後に入浴すれば、もっと効果があったかもしれません。さすがです。
18:20 よろん坂でとびうおバーグに舌鼓
尾之間温泉入浴後に、屋久島の有名な定食屋さんで夕食をいただきました。もうこの時間になると外はだいぶ暗くなっていたので、googleマップでナビしていたのにも関わらず、うっかりお店の前を通りすぎてしまいましたけれども笑
名物メニュー「とびうおバーグ定食」は絶品でした!予約しないと食べられない時もあるらしいのですが、比較的閑散期だったのか、こんな遅い時間でもスムーズに出していただけました。
とびうおバーグ以上に、食事中のおかみさんのおもてなしトークが止まらず、そちらのほうが印象に残りました。ドラゴンあけみさんとおっしゃるそうです笑
食後に、おかみさんは獲れたての巨大なとびうおを見せてくれました↓
おかみさんは「うちはミンチじゃなくて特別な製法でとびうおバーグを作っているのよ!」とおっしゃってましたが、ミンチ以外にどうやってとびうおバーグを作るんだろう・・・と未だ友人との間で謎のままになっています。よろん坂へ行かれる方がいらっしゃいましたら、もう一度説明を聞いてきて教えていただきたいです笑
お店にあった屋久島の立体模型。ほぼ島の90%が山です。
19:30 エムマート愛子寺田商店で「愛子」入手
お腹も満たされたところで、宿に戻る途中で再びお土産ハンティングです。屋久島で有名な「愛子」という芋焼酎を求め、エムマートに立ち寄りました。「愛子」は皇室の愛子様ご誕生の際に記念に献上されたと言われており、タイミングによっては3ヶ月入荷待ちの時もあるほど人気のお酒だそうです。
お土産で大人気というワンカップの愛子と、900MLの愛子を購入しました。ネットで買うよりも随分安いと思いますので、屋久島に来られた時にはぜひお立ち寄りください。
20:00 屋久杉の家に帰途
事故もなく、無事に宿に戻ってきました。
杉の舍の箸作り体験が当日の朝に決まったため、予定時刻よりも遅れてのスタートでしたが、行きたいところにはほぼ全部行くことができ大満足な1日でした。日産のNOTEの燃費が良かったのか、4日間滞在中のガソリンは2目盛りぐらいしか減っておりませんでした!屋久島ってやっぱりコンパクトなんですね。
メモ
👛費用
箸作り体験 1,620円
四季亭 首折れサバの定食 1,300円
屋久島スイートケーキ(20個入)1,200円
Yakushima Tシャツ 3,200円
ISSOU COFFEE takeout 400円
Mam's Cookie(塩クッキー)1枚90円
尾之間温泉 200円
よろん坂 飛魚バーグ定食 1,000円 ※11月から値上げすると言ってました
エムマート 愛子200ML 380円、愛子900ML 1,400円
👣この日の歩数 2,907歩(2km)