富士登山の装備について
私が持って行ったものは以下の通りです。ご来光時は冷えるため、防寒具も必須です。
- 防寒具 ユニクロのウルトラライトダウン、ヒートテック上・下
- 雨具 ゴアテックスのジャケット、レインパンツ
- リュック 35Lのもの(レインカバー付き)
- 速乾性Tシャツ(モンベル)
- ユニクロのエアリズムUVカットメッシュフルジップパーカー
- 登山用パンツ
- トレッキング用の靴
- ヘッドライト
- 帽子・サングラス・手袋
- ゲイター(スパッツ)
- トレッキングポール
- カメラ(スマホとPowerShotS90)
半分以上は世界一周の時に使っていたものです。
一式揃えるとなると・・・10万円はかかるでしょうね。富士登山からいきなりアウトドアをスタートするのは、装備面ではちょっとハードル高めかもしれません。
装備の一部は五合目でレンタル
トレッキングポールは持っていたのですが、今回はLCCの移動があったため、五合目でレンタルしました。LCC機内へは先端が尖ったものは持ち込み不可とのことで、預け荷物にするか前泊するゲストハウスに郵送するかの二択でしたが、結果レンタルしてもそれほど料金が変わりませんでした。
レンタルしたものとは少しモデルが違いますが、ワンタッチタイプのものが長さ調整が簡単で使いやすいです。下山時は長めにセットして使うと、体への負担が少なくなりますよ。
どうせならと以前から気になっていたゲイター(スパッツ)もレンタルすることに。靴にかぶせることにより砂や石が靴に入ってくるのを防ぐ役割があります。
私は五合目の期間限定ショップ「そらのした」でレンタルしたのですが、営業時間内に返却すればOKで、1泊2日でトレッキングポール、ゲイターあわせて2,500円程度でした。トレッキングポールは1組につき2,000円の保証金が取られますが、返却後チェックをして何もなければ請求されないそうです。(レンタルする場合はウェブサイトから事前に要予約)
なお、山小屋に宿泊する場合は寝袋は不要です(布団か寝袋が用意されています)。清潔かどうか不安な方は寝袋用のインナーシーツを持って行くとよいですが、私は特に気になりませんでした。
今回新たに購入したもの
モンベルのウィックロンという素材のTシャツ。汗をかいてもすぐに乾くので重宝します。
天気が心配だったためレインパンツも購入。重ねて履くことにより寒い時の防寒具にもなります。数年以内に屋久島トレッキングにも行こうと思っているので、これからも長く使えそうです。(世界一周の時はいらないかーと思って買いませんでした)
持っていくと便利なもの
モンベルのマットコンパクトパッドは、登山中砂地などで休憩する時に大活躍しました。(写真右下)
そして、エネルギー補給用にスポーツ羊羹。適度な塩味もあって美味しいです。
その他非常食としてカロリーメイト、トレイルナッツ、ウィダーインゼリーなども持って行きました。
あとモンベルの登山用のグローブ。岩に手をついて下る時にはかどります^^
高山病対策について
気をつけたいのは、登山前日に睡眠をよく取る、呼吸をしっかり行う(鼻から吸って口から出す)こと、また休憩を適度に取り無茶な登山計画を立てないことですが、私は世界一周中に入手したダイナモックスという錠剤(高山病予防用)を持っていたので、登山の前日に半錠を朝・晩1回づつ飲んでおきました。薬のおかげかどうかは定かではありませんが、私と同様に薬を飲んでいた友人2名も高山病の症状はほとんど感じなかったようです。
※ダイナモックスは日本だと病院で処方してもらわないと購入できないのですが、海外では薬局で普通に購入できます。利尿作用があるため、トイレが近くなります。
こんな登山グッズもあるので参考までに。
酸素ボンベは最後の手段として使うものらしいです。ガイドさんが言っていたのですが、早い段階から酸素ボンベに頼りすぎると、酸素ボンベなしでは登山できなくなってしまうためなのだそうです。(怖い・・・。)
気になる日焼け対策
次に富士山の日焼け対策について。富士山は思った以上に紫外線が強いです。こまめに日焼け止めを塗り直すのはもちろん、常時帽子やサングラスの装着をオススメします。さらに首の日焼け防止には、首に手ぬぐいを巻いておくといいですよ〜。
ちなみに私は常にTシャツの上にユニクロのエアリズムUVカットメッシュフルジップパーカーをを着ていました。おかげさまで上半身はほぼ日焼けゼロです!(ただし顔を除く)
顔はALLIEを何度も塗りまくったのに、結局焼けてしまってました。恐るべし紫外線。でも塗らないよりはいいかもしれませんよ。
富士登山に最適なカメラとは?
富士登山には可能な限り軽量のカメラがオススメです。重いカメラは体力を消費させますし、そもそも登山中には写真を撮る余裕がないことも多いです。
スマホ1台でも十分だと思いますが、より高画質で写真を撮りたい人にはこのあたりのラインがオススメです。(というか、私が欲しいです)
↑センサーが大きいため、より美しい写真を撮ることができます。登山好きの間でも人気のPowerShotシリーズです。
↑アウトドア向きの防水カメラ。ダイビングでも使えますし、落下時の衝撃にも強い。さらにこのタイプだとレンズがF2.0と明るいため、暗いところでの撮影にも強いです。
なお、富士山の山小屋では充電できないため、カメラの予備バッテリーや、スマホ用にはポータブルバッテリーチャージャーをひとつ用意しておくと安心です。
最後に
いろいろなアイテムを紹介しましたが、基本的に靴、服、ジャケット、トレッキングポール、リュック、ヘッドライトの他はプラスαです。特に靴は重要なので、フィットするかどうか慎重に選んだほうがいいですね。服装については、ジーンズだけは汗の乾きが悪いのでやめたほうがいいです。
次回の登山は未定ですが、とりあえず秋に北海道の黒岳、その後休みが取れれば屋久島でトレッキング、マレーシアのキナバル山にも行ってみようと思っています。それまでに膝の強化トレーニングですね。
*2016年9月19日追記
黒岳用にゲイター購入しました。準備万端です♬