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バンナ族の村へ

エチオピア

史上最悪のローカルガイドとブルジャンプを見に行った話【前編】

2016/09/12

2015年12月18日 エチオピア・カイアファール

ブログは世界一周のエチオピア編に戻ります!

 

ブルジャンプを見に、バンナ族の村へ

フランクというローカルガイドに手配してもらい、日帰りでバンナ族の村を訪れることにした。成人の儀式として有名なブルジャンプ(男子が牛の背中の上を全裸で渡る)を見るためだ。

出発は朝10時頃の予定だったが、フランクは電話で誰かと揉めていて約1時間遅れとなった。メンバーは私、けんちゃん、そして中国人カップルの4名。

私たちは料金を抑える代わりに送迎を車ではなくトゥクトゥクにしたのだが、大失敗。後部座席には私、けんちゃん、そして中国人の旦那さん。中国人の奥さんは旦那さんのひざの上に座る羽目になってしまった。新婚さんなので、最初はキャッキャしていたが、途中から無言になった。

ブルジャンプツアーの途中で寄った村にて

ドライバーが昼食を取るため、途中で休憩で立ち寄った村

 

バンナ族の村に向かう途中、フランクがこんなことを言い出した。

「ブルジャンプの儀式が中止になった。」

エチオピア南部の少数民族巡りツアーでは、金銭的なトラブルが多いと聞いていた。けんちゃんと私は相談し、ブルジャンプを見ることができない場合は全額返金してもらうよう、契約書のようなものを作りフランクのサインを書いてもらっていた。

 

フランクはこう話を続ける。

「予定していた村から30分ほど離れた場所で、ブルジャンプの儀式を見せてもらえることになった。今からそこに行く」

 

なるほど、それで出発前に電話で揉めていたのか・・・。

ただこの時点では、私はフランクのことを「私たちにブルジャンプを見せようと一生懸命なガイド」としか認識できていなかった。

 

バンナ族の村まで約1時間歩く

私たちを乗せたトゥクトゥクは山道に入り、途中で私たちを下ろした。どうやら今回訪れる村は、トゥクトゥクではアクセスできないような場所にあるらしい。

ブルジャンプツアー

村らしき場所に到着したが、ブルジャンプの儀式が行われる村はさらに奥にあるらしい。フランクは、村人に誘導をお願いしたようだ。

ブルジャンプツアー3

左上にいるのがガイドのフランク。今思うと、正面から写真を撮っておけばよかった。

ブルジャンプツアー6

途中の川で、誘導してくれていたバンナ族の子どもたちが水を飲んだり体を洗い始めぎょっとした。彼らは水道のない生活をしており、この川の水ですら貴重なものなのだ・・・。

 

想像以上にバンナ族の村までの道のりは長かった。

そして私たちを一切気遣うことなく、どんどん先に進んでいってしまうフランクに、私は不信感を覚えていた。私は途中で「ガイドなら、もう少しお客さんのペースも考えて歩いたら?」とフランクに文句を言ったが、フランクは悪びれた様子もなく「ごめんごめん。リュック持とうか?」なんて言って、誘導係の子どもに私のリュックを持たせようとしたので余計にイラっとした。

ブルジャンプツアー4

重そうな荷物を運ぶ誘導係のこどもたち

 

 

バンナ族の村に到着

バンナ族の村に到着

村に到着すると、村人たちが木の下に集まっており私たちを歓迎してくれた。彼らは足首に鈴をつけ、ラッパを鳴らし輪になって踊ったりしていた。(これが成人の儀式の一環なのかは謎)

バンナ族の村にやってきた

ブルジャンプの儀式を見るため、バンナ族の村にやってきました

 

装飾好きなバンナ族。女性のひとりにサングラスをちょっとだけ貸してと頼まれ貸したものの、彼女たちの赤土と油が塗られた頭髪のせいで、サングラスには汚れがつき拭き取るのが大変だった。

バンナ族の少年

 

村に到着して1時間ほど経ったあたりで、村人の動きがより活発になってきた。

ラッパを吹くバンナ族

バンナ族

動きが早いバンナ族

村のあちこちを走り始めるバンナ族の女性とこどもたち。近くで撮影しようと追いかけようとしたが、彼らの足の速さについていけず断念した。
足が早いバンナ族

バンナ族のこどもたち

 

ローカルビールが振舞われる

成人の儀式が始まる前に、村人がペットボトルに入った飲み物を勧めてきた。いかにも怪しい(笑)名前は忘れたが、穀物を発酵させたアルコール飲料らしかった。

バンナ族のローカルドリンク

CMのスポンサーが来そう

ペットボトルに口をつけずに、ぐいっと飲み込む中国人女性(たくましい!!)

私もつられて一口飲んでみたが、酸っぱい泥水のような味がした。

 

さらにこの後、勧められたのが素敵な器に入ったローカルビール。

ローカルビール

ローカルビールをすすめられているところ

これはいかにもヤバそうだったので自粛した。これらのローカルビールはブルジャンプの儀式の前に飲む習慣があるそうだ。

 

 

ムチ打ちの儀式の前に一悶着・・・

次は、楽しみにしていたイベントのひとつ「ムチ打ち」の儀式。成人男性が女性の背中をムチで打つもので、その傷が多ければ多いほど女性は愛されているという証らしい。一夫多妻制のエチオピアの少数民族の村での愛情表現は、想像以上にSMの世界だった。

 

ムチ打ちが始まらずおかしいと思っていたら、村人と話し込んでいたフランクがこちらにやってきて、私に耳打ちしてきた。

「村長が、ムチ打ちの儀式を見せるのにひとり追加100ブル必要だと言っている。」

 

この言葉にけんちゃんはブチ切れ。

「ツアー料金はすべてコミで850ブル(約4,600円)と話したはずだ。これ以上は絶対払わない」

 

日本円にすれば500円ぐらいの金額だが、私たちも契約外のお金は払いたくないし、村長が本当にそう言っているのかも(言葉が通じないため)定かではない。

フランクは中国人カップルにも同じ話をしていたが、中国人女性にすごい勢いでブチ切れられ結局諦めたようだった。彼は自分のポケットマネーから村長に払っておいたなどと言ってきたが、隙あらば小銭を稼ごうとしているのだろう。

ムチ打ちの儀式がはじまる

 

さて、次回はムチ打ちの儀式&ブルジャンプの様子、そして最悪のツアーの顛末をお届けします。お楽しみに?!

 

*以上、2015年12月時点での情報をもとに記事を作成しました。(1ブル=約5.5円で計算)

 

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