2017年10月1日 札幌
登山サークルの仲間と、豊平峡にある札幌岳へ行ってきました。
札幌岳へのアクセス
札幌から車で約40分ほど。豊平峡ダムに行く途中に、登山口があります。
登山口には駐車場がありますが、朝9時の時点ですでに満車だったため近くに路駐しました。
朝9時 登山口を出発
今回は8名での登山です。入山者名簿に記入を済ませ、いざ登山開始!
20分ほど歩くと、カラマツを植林した台風高原が一面に広がります。何だか海外のトレッキングコースみたい。
途中、沢を何度か渡る場面もありますが、傾斜も穏やかでハイキング気分で楽しむことができます。森林が日光を遮るため、夏に来たら涼しくて気持ち良さそうですね。
小川のせせらぎを聞きながら歩くだけで、日頃の仕事のストレスや疲れが一気に吹き飛ぶようです。
10:20 冷水小屋に到着
登山口から約1時間20分で冷水小屋に到着しました。ここは北海学園大学の山岳部が管理しており、夏は避難小屋として使われ、事前に連絡すれば宿泊することも可能だそうです。(私たちが行った時には、シーズン終了なのかすでに閉鎖されていました)
小屋の前には湧き水があり、飲料用のコップもありましたが、衛生面では少し心配なので手を洗うだけに留めておきました^^;
小休憩した後は、冷水小屋の脇から頂上を目指します。
ここからが勝負!札幌岳が本気を出してきた
この後は、頂上までかなりの傾斜&足場が安定しない登山道が続きます。500〜600m級の低山登山がメインの方には、ちょっとハードかもしれません。
札幌岳は、山の縁を伝っていくような山道が多くておもしろいです。季節の表情も楽しみながら登山できるのも、札幌岳の魅力のひとつかもしれませんね。
11:40 札幌岳頂上(標高1,293m)に到着
開始から2時間半で頂上に到着しました。なかなかのハイペースです。(私は常に最後尾にいましたが 笑)
奥に見えるのが札幌方面。頂上からは周囲を360度ぐるりと見渡すことができます。天気が良く本当にラッキーでした。
ここで、山頂でのランチタイム。(私はいつものおにぎりです)
登山仲間がバーナーでお湯を沸かしてくれ、ホットコーヒーも一緒にいただきました。山頂で飲むコーヒーは格別ですね!
12:30 下山開始
優雅に紅葉の美しさを楽しみながら下山、と言いたいところですが、実は仲間うちでは「次に登る山」の相談がはじまっています笑 北海道は11月になると冠雪してしまうため、夏山登山は10月がラストチャンスなのです。(皆登山が大好きなので必死)
下山はあっと言う間で、登山口に到着したのは14時半頃。所要時間は行き2時間半、帰り2時間のトータル4時間半でした。お疲れ様でしたっ!!
豊平峡温泉で入浴&カレーに舌鼓
登山後は、楽しみにしていた豊平峡温泉へ直行します。(登山口から車で5分ほど)
ここは源泉かけ流しの古くからある温泉で、露天風呂が広く、山に囲まれたシチュエーションも美しいのですが、お湯がぬるいのでそれほど長湯はできません。(そのかわり内湯はめちゃ熱いです)
入浴後は本格ネパールカレーに舌鼓。
帰る頃にはどっぷりとあたりも暗くなり、家に到着したのは18時半頃でした。
札幌岳は札幌近郊にありながら「登った」という満足感も味わうことができ、帰りに温泉&食事も楽しむことができるオススメの山です。次回はぜひ夏にこようと思います。