ブログのインド編をお休みし、今日は世界一周の総括シリーズ第一弾をお届けする。(このシリーズ、各国の旅の記事の間にちょいちょい挟んでいきますのでお楽しみに)
海外旅行保険はもっと安いプランで十分だった
私が加入していたのは損保ジャパンのS18というプランで、治療費用が無制限+携行品損害は50万円まで(1アイテムにつき10万円までという上限付き)というものだった。1年6ヶ月で支払った保険額は約27万円。高っ!
モンゴルで犬に足を噛まれたり、各地で体調を崩したりで何度か通院する機会はあったのものの、治療費は恐らく100万円もかかっていないはずだ。治療費は2,000万円をカバーするもので十分だったのではないかと今になって思う。
また携行品損害は、フルサイズのEOS6D+EF24-105mm(約20万円)の盗難を恐れ手厚めにかけたものの、幸運なことに最後まで盗られることはなかった。中南米やアフリカでは、観光地以外ではカメラを持ち歩かないということを徹底していたおかげかもしれない。Macbook Airは発展途上国ではバスの中などでは絶対に出さなかったし、電子機器類を入れたサブバックは、常に南京錠をしたうえでザックカバーをかけ、自分のすぐ側に置いていた。(そもそもバックが重いので盗られにくかったというだけかも?笑)
もちろんこれらは、無事に帰国できたからこそできる話ではあるのだが・・・。
パスポートの増刷は不要だった
私が今回廻った国はトータルで46カ国。それでもパスポートの増刷分までページが達することはなかった。(ビザで1ページ分要する国は、ブラジル、ベラルーシ、ロシア、イラン、エチオピア、ザンビア、ジンバブエ、ネパールぐらいしか行かなかった)
どうしても増刷が必要になれば海外の日本大使館でも対応できるようなので、出発前からわざわざ増刷する必要はないと思う。
参考リンク:国内及び国外でパスポートに関する申請手続きに通常必要な書類 | 外務省
増刷したパスポートは、かさばる。セキュリティポーチに財布と一緒に入れ持ち歩くと、パンパンになりジッパーが壊れることが何度かあった。
▼治安の悪い地域ではマストアイテムだ
一眼レフカメラの記録画質をRAWに設定しておけばよかった
一眼レフで旅の写真を最高の状態で記録しておきたい人は、RAW画質に設定すべきだ。
過去記事:世界一周中にも気にしておきたいカメラの設定について
世界一周準備の時にRAW画像に設定しようと心に決めていたものの、いざ旅を始めるとファイル容量もJPEGに比べかさばるし、一眼レフはフルサイズなのでJPEGの最高画質で問題ないと思っていた。
しかしエチオピアで、写真好きのオーストラリア人に「え、RAW画質で写真撮ってないの?!それって写真データの半分は失ってるよ」と言われショックを受け、初心に戻り、旅の最後の5ヶ月間は全部RAW画質で撮影した。
RAW画質で撮影していれば、ある程度劣化が少ない状態で画像の修正が可能なのだ。
例えばこの写真を見て欲しい。(エチオピアのダナキルツアーで撮影)
Lightroomなら、シャドウやハイライトなどをコントロールしつつ自然な画像加工が可能なので、RAW画質で画像を記録しておいて損はない。ISO感度は日中であれば100に設定しておけばノイズが目立ちにくい。
ちなみにこの写真、女忍者さん、アヤレミ旅のアヤさんと一緒の貴重なショットだ。
Time MachineでMacbook Airのバックアップを取っておけば良かった
Macbook Airを使っている場合、Time Machineという機能があり、バックアップを定期的に行っておけば過去のある時点まで時間を遡り、パソコンから削除してしまったデータを復元することができる。
私の場合、画像データは一旦Macbook Airのピクチャに保存し、そこから定期的に外付けHDDへ移していたのだが、何度か外付けHDDに画像データを保存しないまま誤ってピクチャからデータを削除してしまうという失敗をやらかしていた。
世界一周の旅の序盤ではTime Machineを使っていなかったため、メキシコで撮影したいくつかの画像データは完全に失ってしまった。あの時、Time Machineを使っていたら・・・と何度思ったことか!
参考リンク:MacのTime Machineの設定方法と使い方、小技やTipsのまとめ / Inforati
▼Macbook Airのバックアップを外付けHDDに保存するなら2TBあると便利
防水カメラを持って行けば良かった
私が世界一周に持って行ったカメラは、上で紹介したフルサイズ一眼レフと、もともと持っていたコンパクトデジタルカメラの2台だ。
防水カメラなんて必要ないだろうと思い、購入せず旅に出たものの、スペインのトマティーナ、タイのソンクラーン、南米のイグアスの滝、アフリカのビクトリアの滝・・・そして極めつけはタイでのスキューバ・ダイビング。意外と防水カメラを使う機会は多かった。
いつもスマホを防水ケースに入れて使いながら、Go Proなどの防水カメラを持っている人を羨ましく眺めていたのだった。もしまた世界の各地を廻る機会があれば、絶対Go Proは持っていこうと思う。小さくて軽いのもいい。
▼ソンクラーンでは一眼レフカメラをこういうケースに入れ使っている人もいた(サイズを確認のうえご購入を)
以上、世界一周でこうしておけばよかったこと5選でした。
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