2016年1月11日〜13日
キリマンジャロ登山を終え、モシのKilimanjaro Backpackersに戻ると、世界一周中のU10(ユウテン)&mayuさん夫婦が私を待っていてくれました。ここからはおふたりとご一緒させてもらうことに。ザンジバル島を目指し、まずはバスで経由地のダル・エス・サラームへ向かいます。
タンザニアのダル・エス・サラームは、ケニアのナイロビ、南アフリカのヨハネスブルグと並び、アフリカ凶悪3大都市のひとつと言われているそうです。
ナイロビでは危ないと言われているNew Kenya Lodgeに連泊しましたが、何事もなく過ごすことができました。さて、ダル・エス・サラームも無事に乗り切ることができるのでしょうか?
ダル・エス・サラーム要注意スポット
バスターミナル周辺・POSTA周辺・ザンジバル島へのフェリー発着場
ネットの情報によると、この3スポットが客引きなどの輩が多く、旅行者がよくスリやトラブルなどに巻き込まれるそう。私たちがモシから乗ったKilimanjaro Expressは、多くのバス会社が乗り入れるUbungoターミナルではなく、少しだけ中心部寄りのMwanza Bus社の向かい側の建物に到着しました。
ダルエスではタクシー強盗が多いため、多くの旅行者はダラダラという乗り合いのミニバスで中心部に向かうようです。私たちもタクシーやトゥクトゥクの客引きを避け、大きな通りでPOSTA行きのダラダラを捕まえました。
ダル・エス・サラームの宿 Econo Lodgeへ
ダルエス中心部はダラダラの乗り入れができないようなので、手前の交差点で下車します。Econo Lodgeまでは徒歩3分ほどですが、3人でドキドキしながら歩きました。
Econo Lodge
AC付トリプルルーム1泊55,000シリング(1人あたり約1,000円)
トリプルルームだと若干割安の料金設定のため、おふたりとご一緒で本当に助かりました。しかも朝食付き(トースト、フルーツ、コーヒーor紅茶)。ただしwifiの繋がりやすさは宿泊客の数によってまちまちです。
POSTA周辺は怖すぎて近づいていないのでわかりませんが、このあたり周辺はインド人街のようで飲食店も多く、夜3人で歩いていても危険を感じることはありませんでした。ただし、外出時はバックは持ち歩かず、必要最小限のお金を持って出かけるようにしていました。
場所
ダル・エス・サラームの飲食店情報
Tai Huo San Zhuang Retaurant
Econo Lodgeから歩いて3分ほどの場所にある中華料理屋さんでランチをしました。
3人で一品づつ頼んでシェア。ひさびさのチャーハンに舌が喜びます!ビールも飲んでひとり13,000シリング(約700円)ほど。
場所
Mamboz Corner BBQ
夜はEcono Lodgeから歩いて2分ほどのMamboz Corner BBQへ。
路上で肉を大量に焼く人気店で、地元の人で溢れかえっていました。上のMamboz Comboで1皿13,000シリング。後で聞いたら、タンザニアに滞在している青年海外協力隊の方も太鼓判を押す間違いない味のやつでした。
場所
タンザニア名物のバナナスープ「ムトリ」
モシの郷土料理で、ローカルの人が朝ごはんに食べているスープ「ムトリ」。モシで食べ逃した私はどうしても食べたくなり、Econo Lodgeの周辺で現地人に聞き込みをしたところ、Econo Lodgeのちょうど裏手にあるお店で出していました。(Safari Innの向かいにあるフェンスのむこう)
切ったバナナを鍋で煮詰めたものに、牛肉のスープを足して味付けしています。
焼きたてのチャパティをつけて2,000シリング(約108円)
バナナがいい感じに溶けて口当たりもコーンスープに近い感じ。チャパティも絶品で美味しかったです。
同じテーブルで朝ごはんを食べていた現地人に、スマホで撮影をお願いしたらノリノリで撮影してくれました。チャパティを焼くママがかわいい。Econo Lodge周辺の人たちは驚くほど優しく、怖がっていたダル・エス・サラームを楽しむことができました。
ティンガ・ティンガ村でお土産探し
U10&mayuさんの知り合いのダルエス在住の方に、ティンガ・ティンガ村に連れて行ってもらいました。ティンガ・ティンガという名前の職人さんがはじめたアート村で、技術が認められた人しかここには出入りできないそうです。
こういうボードに好きな文字を入れてもらえます(所要時間5分ぐらい。1枚5,000〜7,000シリング)
私も名字を入れてもらい自宅用の表札として持ち帰ることに。
長期旅行じゃなかったら絶対買ってるやつ!(割れ物のため遠慮しました)
ここは、テンションが上がりました。(タクシーでEcono Lodgeから片道20,000シリングほどで行けるので何人かいればシェアするといいと思います)
場所
以上、恐れていたダル・エス・サラームは意外と楽しかったです。ただし、滞在の際には防犯対策はしっかりとしておくことをおすすめします。