キリマンジャロ頂上へ

タンザニア

【キリマンジャロ4日目】いよいよ頂上へ

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キリマンジャロ登山4日目

2016年1月8日 深夜0時頃、キボハットを出発

夕食後に仮眠をしたものの、興奮からか1時間ほどしか眠れませんでした。

持っている服はすべて着込むように

ガイドのアスマニにそう言われ、上半身に身につけたのは、ユニクロのヒートテック2枚、フリース、スキーウェア。下はヒートテックのレギンス2枚、スキーウェアの下ズボンとレイヤーを重ねました。雪だるまのように着膨れした格好になってしまいましたが、頂上はこの時期マイナス5度〜10度になることもあるそうです。もし暑かったら脱げばいいし。

アスマニは水やカメラが入ったリュックを私の代わりに背負ってくれ、私は手ぶらで山頂を目指すことになりました。頂上までは約6時間。可能な限り体への負担を少なくするというアスマニの作戦でした。クロアチア人のアニータのガイドが体調不良になったため、アニータも私たちと一緒に登ることになりました。アニータのポーターもひとりついてきました。

 

ベースキャンプからGilman’s Pointまでは約4km。ほぼ直角に近い砂道を、ジグザグと道を縫うようにして進みます。(これは翌朝撮影した写真です)

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真っ暗の中、ヘッドライトの明かりを頼りに、一歩ずつ噛みしめるようにして足を進めます。とても眠いです。

このあたりに来ると標高が5,000mを越えるため、アスマニは頻繁に休憩を取ってくれました。3回目ぐらいの休憩の時に、アニータが嘔吐しはじめます。高山病の症状が悪化しているようでした。アニータはアスマニの指示で、背負っていた給水用のキャメルバックをポーターに預けました。

まもなく、先を進んでいたケニア人4人組男子のうちのひとりが下山してきました。彼はリタイヤを決めたようでした。さらに途中でアニータのポーターも姿を消します。後で聞くと、ポーターも具合が悪くなり下山したそうです。アニータのガイドもポーターもどうなってるのでしょうか?

 

4:50 Gilman’s Point到着(標高5,685m)

先に着いていたドイツ人の登山者と記念撮影しました。アニータはここまで辿り着けたことで泣き崩れているし、ドイツ人もこの時点で感動していたようでしたが、ここはまだ頂上ではありません。

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この先の道はさらに険しいものでした。

0.5km先のStella Pointまでは、道とも言えない岩場をただひたすら這い上がっていきます。(写真は下山時に撮影したもの)

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5:00頃 Stella Pointに到着

Stella Pointはマチャメルートとの合流点になっています。マチャメルートはマラングルートに比べ傾斜がキツい分、景色は素晴らしいそうです。私の憧れのコースだったので、左斜め下からマチャメルートの集団が近づいて来た時、嬉しくて思わず声をかけてしまうほどでした。

次は1.5km先にある頂上のUhuru Peakを目指します。アニータはすでに限界を迎えていましたが、気力だけで足を進めようとしているように見えました。

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アスマニは私とアニータのバックを背負い、ひとりで10kg近くある荷物を背負ってくれてガイドしてくれました。

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頂上まであとわずか。曇っていた空が、不思議と晴れてきました。

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振り返ると、朝日が登ってきています。

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アスマニが「Congratulation」と声をかけてきたので、急にぐっとこみ上げて来て思わず泣いてしまいました。アニータも、もうボロボロになって泣いていました。

人は辛い思いをしたぶん、感動するものなのかもしれません。

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頂上で見た景色は、これまでの世界一周の旅で一番の絶景でした。

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6:30 Uhuru Peak(標高5,895m)到着

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次回はキリマンジャロ登山最終回。そして下山でまさかのアレに乗っちゃう話です。お楽しみに。

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札幌在住。これまで訪れた国は68カ国。 趣味は登山やヨガなど。コーヒーが好きです。

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