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キリマンジャロ頂上へ

タンザニア

【キリマンジャロ4日目】いよいよ頂上へ

2017/02/08

キリマンジャロ登山4日目

2016年1月8日

深夜0時頃、キボハットを出発

 

夕食後に仮眠をしたものの、興奮からか1時間ほどしか眠れなかった。

「持っている服はすべて着込むように」

ガイドのアスマニにそう言われ、上半身はユニクロのヒートテック2枚、フリース、スキーウェア。下はヒートテックのレギンス2枚、スキーウェアの下ズボンとレイヤーを重ねた。おかげで雪だるまみたいに着膨れした格好になってしまったが、頂上はこの時期マイナス5度〜10度になることもあるという。もし暑かったら脱げばいいし。

アスマニは水やカメラが入ったリュックを私の代わりに背負ってくれ、私は手ぶらで山頂を目指すことになった。頂上までは約6時間。可能な限り体への負担を少なくするというアスマニの作戦だった。クロアチア人のアニータのガイドが体調不良になったため、アニータも私たちと一緒に登ることになった。アニータのポーターもひとりついてきた。

 

ベースキャンプからGilman’s Pointまでは約4km。ほぼ直角に近い砂道を、ジグザグと道を縫うようにして進む。(これは翌朝撮影した写真)

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真っ暗の中、ヘッドライトの明かりを頼りに、一歩ずつ噛みしめるようにして足を進める。眠い。

このあたりに来ると標高が5000mを越えるため、アスマニは頻繁に休憩を取ってくれた。3回目ぐらいの休憩の時に、アニータが嘔吐しはじめた。高山病の症状が悪化しているようだった。アニータはアスマニの指示で背負っていた給水用のキャメルバックをポーターに預けた。

それからまもなく、先を進んでいたケニア人4人組男子のうちのひとりが下山してきた。彼はリタイヤを決めたようだ。さらに途中でアニータのポーターも姿を消す。後で聞くと、ポーターも具合が悪くなり下山したらしい。アニータのガイドもポーターもどうなってるんだ?

 

4:50 Gilman’s Point到着(標高5,685m)

先に着いていたドイツ人の登山者と記念撮影。アニータはここまで辿り着けたことで泣き崩れているし、ドイツ人もこの時点で感動していたようだったけど、ここはまだ頂上じゃない。

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この先の道がさらに険しかった。

0.5km先のStella Pointまでは、道とも言えない岩場をただひたすら這い上がっていく。(写真は下山時に撮影したもの)

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5:00頃 Stella Pointに到着

Stella Pointはマチャメルートとの合流点になっている。マチャメルートはマラングルートに比べ、傾斜がキツいが景色は素晴らしいらしい。私の憧れのコースだ。左斜め下からマチャメルートの集団が近づいて来た時、嬉しくて思わず声をかけてしまった。

次は1.5km先にある頂上のUhuru Peakを目指す。アニータはすでに限界を迎えていたが、気力だけで先に足を進めようとしているように見えた。

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アスマニは私とアニータのバックを背負い、ひとりで10kg近くある荷物を背負ってくれてガイドしてくれていた。

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頂上まであとわずか。先ほどまで曇っていた空が、不思議と晴れて来た。

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振り返ると、朝日が登ってきていた。

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アスマニが「Congratulation」と声をかけてきたので、急にぐっとこみ上げて来て思わず泣いた。アニータももうボロボロになって泣いていた。

人って辛い思いをしたぶん、感動するものなのかもしれない。

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だって、頂上で見た景色はこれまでの世界一周の旅で一番の絶景だったから。

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6:30 Uhuru Peak(標高5,895m)到着

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次回はキリマンジャロ登山最終回。

そして下山でまさかのアレに乗っちゃう話です。

お楽しみに。
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