2015年4月5日 コロンビア・メデジン
3月25日にメデジンを出てから早10日。ふたたびメデジンに戻って来ました。
当時お世話になっていた日本人宿の近くでは、大規模なSemana Santa(聖週間)のパレードが行われていました。
到着した日は、日本食を堪能したりしてのんびりと過ごしました。
メデジンの植物園へ
翌日は、勇気を出してひとりで植物園へ行ってみることにしました。(理由は後ほど)
Jardín Botánico de Medellín Joaquín Antonio Uribe
14ヘクタールもの敷地内(東京ドーム約3個分)には、1,000種類の植物と4,500種類の花が栽培されているそうです。
あてもなく歩いていたら、藁葺き屋根を発見しました・・・
竹薮!
筍まで!!
中南米を旅して約7ヶ月。地球の裏側のコロンビアから、日本がいきなり恋しくなった瞬間でした。
敷地内では、下のような現代建築を見ることもできます。デザインコンペで優勝した作品のようなのですが、この建物(Orchideorama)は鉄と木でできており、下に咲いている蘭のシェルターとなっています。
そのほか植物園には動物も生息しており、すっかり人に慣れっこのイグアナや・・・
カルガモご一行様とも遭遇。なんて平和なのでしょう。
蝶に釘付けになる
植物園内には蝶が観察・飼育されている小屋があります。コロンビアをはじめとするアマゾン川周辺地域は、蝶の種類が特に多いそうです。小屋の中はビニールハウスのようになっています。
蝶はレンズを向けても逃げないため、かなりじっくりと撮影することができました。
ずーっと見ていると、蝶の表情もなんとなく見えてくるような気がします。わんぱく系っぽい↓
↓清楚系?
我を忘れ、撮影に没頭した時間でした。蝶ってこんなに綺麗だったんですね。
ざっくりと1時間程度で廻り、植物園を跡にしました。
実は私、この場所に行くのがちょっと怖かったんです。中米で知り合った旅友達が、この植物園から徒歩で移動中に、麻薬中毒者と思われる男性にナイフで切りつけられるという事件が数ヶ月前に起きていました。(※詳細はこちらのブログに記載されています。)
メデジンでは「中心部では少しの移動距離でもメトロを使える場所は使うようにしたほうがいい」というのも聞きましたし、中南米は治安が悪いので、観光地以外の場所で、不用意に何かを撮影するというのは危険だということを覚えておいたほうがいいと思います。特にカメラのぶら下げ歩きにはご注意ください。(警官がたくさん配置されている観光地以外では基本やっちゃダメだと思います)
ふと思い出したので、当時の心境とともに綴ってみました。皆様のコロンビアの旅が少しでも安全で楽しいものになりますように。