2016年3月26日 ネパール・ポカラ
私がネパールでやりたかったこと。それは、ヒマラヤトレッキングです。
ヒマラヤトレッキングと言っても、0日間から3週間のアンナプルナベースキャンプのトレッキングコースから、日帰りで小さな村を訪れるコースに至るまで様々な種類があります。
ネパールでの滞在期間を考えると、私がネパールでトレッキングに費やせる時間は5〜7日間。ポカラの旅行代理店で相談したところ、マルデイヒマールというコースなら最短で4~5日で行くことができるそう。 2012年にできた比較的新しいトレッキングコースです。
ゴレパニと呼ばれるエリアを訪れるコースが人気のようですが、前回キリマンジャロ登山をしたことで自信も生まれ、難易度の高いマルディヒマールを選ぶことにしました。
マルデイヒマールコースの魅力
マルディヒマールコースのハイライトは、フィッシュテルと呼ばれる高さ7,000mの山、そして5,000m級のアンナプルナの山々を美しいパノラマビューで眺めることができるハイキャンプへの登山です(標高3,500m)。登山難易度は中級。
トレッキング途中で、畑仕事をする素朴な人々の暮らしを見たり、村で宿泊することができるのも魅力のひとつですね。
ガイドの手配と料金について
ポカラの旅行代理店を2、3軒廻り見積もりをしたところ、ガイド1人・宿・食事・登山のパーミット取得料(20ドル)、登山口までの往復移動費(タクシー)をすべて含めたパッケージを300ドルで手配してくれるというので申し込むことにしました。
私はすでにトレッキングシューズやジャケット・パンツ類は持っていたため、ガイドさんに交渉してトレッキングポール(2本)は無料で貸してもらいました。道中、ガイドをつけずに個人で登山している人も見かけましたが、そのほとんどが複数で行動していました。悪天候やアクシデントで身動きが取れなくなった場合を想定して、単独で登山するのはどうしても避けたかったのと、ルートやペース配分を熟知しているガイドさんが一緒に居るのは心強いと思いました。
参考までに、トレッキングコース内のゲストハウスやレストランはメニューが統一されていて、標高が高くなればなるほど同じメニューでも値段が割高になるというシステムになっていました。お菓子も標高が高くなればなるほど高くなるので、飴とかチョコレートは持参したほうがいいと思います。
宿は1泊シングルで300ルピー前後、1食は300~500ルピーが相場でした。途中でお茶を飲んだり、3食食べていれば、宿代も含めて1日1,500~2,000円かかる計算です。
そう考えると、トレッキングのペース配分も考えてくれ、なおかつ重い荷物を運ぶのも手伝ってくれるガイドと一緒にトレッキングするのは悪くないと思いますが、いかがでしょうか。また値段を気にせず、メニューから好きな料理を選ぶことができる点でも気楽です。トレッキングの様子は次回のブログで写真とともに紹介します。お楽しみに!
*1ネパールルピー 約1円で換算(2016年3月時点)