2015年7月21日 サンクトペテルブルク市内観光の最後を飾るのは、エルミタージュ美術館!!
ツアー客で常に混んでいますが、地元の人によるとチケットブースは夕方のほうが比較的空いているそうです。チケットは窓口で購入すると1日券で600ルーブル(1250円)。オンラインの事前購入だと1日券17.95ドル(2230円)なので、さらっと数時間だけ見たい人は、空いている時間帯を狙ってチケットブースに並ぶのが合理的でいいかもしれません。*2015年7月時点の情報です
私は夕方16時頃に入場しました(私が行ったのは火曜で閉館が18時でしたが、水曜だと夜の21時まで開館しているようです)。2時間しかないので、超特急での見学です。
エルミタージュ美術館の内装が豪華すぎる
まずはエントランスのヨルダン階段から。
エルミタージュ美術館は冬の王宮として実際に使われていました。外国の大使や使節がこの階段を通り、皇帝との謁見の間に通されたのだそう。個人的にはエルミタージュ美術館の中で一番素晴らしいと思った場所です
歴代皇帝の謁見の間
ピョートル大帝の間(大帝の栄誉をたたえるためにつくられた小さな部屋)
すべての展示室が凝りに凝っています(隅々見上げていたら首までも凝りそうです)
ナポレオン戦争に参加した将軍の肖像画が掲げられている画廊(空白部分は戦死のために肖像画を描けなかった人物のスペースらしい)
シャンデリアひとつ取っても、ディテールの美しさに目を奪われます
このラファエロの回廊は、壁一面にヴァチカンのフレスコ画が模写されているのだそうです
実は、エルミタージュ美術館で一番印象に残ったのが中国人観光客。
「すいませ〜ん、そこよけてもらえますか?」と声をかけ、一斉に写真を撮り始めました
この様子を写真に収めてカメラの液晶画面を見せると、意外と喜んでもらえました。中国人って無邪気でかわいいと思うのは私だけでしょうか?
カーテンですら気品があるエルミタージュ笑
展示室に気を取られすぎて肝心の作品を見る余裕がありません。
途中から宮殿そのものを楽しむと割り切って廻ったところ、2時間ジャストでした。恐るべしエルミタージュ美術館の広さ!ちなみに閉館ギリギリになると部屋に誰も居なかったりするので、自分だけの空間を満喫することも可能です。
あぁ〜もう出口につながる階段が・・・帰りたくない!!!
でも、もう閉館時間なので退散することにします(あっさり)
以上、想像を超える迫力のエルミタージュ美術館でした!
えー、私このたびニューヨークのメトロポリタン美術館、パリのルーブル美術館と並び、世界の三大美術館を制覇いたしました(といってもどこも形だけですが)。ちなみにここはヨーロッパの美術品コレクションが圧倒的に多いので、ロシア美術を満喫したいならロシア美術館がより充実しています。
過去記事:ニューヨークで約30年越しに叶えた夢
ルーブルは10年前に行ったので記事がありません。ゴメンナサイ。