キューバの宿事情
キューバにはカサと呼ばれるB&Bの宿が数多くあります。朝食・夕食付きで1泊だいたい20CUC(約20ドル)とコスパに優れており、キューバの家庭の雰囲気や料理を楽しむことができます。
カサを経営している家は一般的に裕福な家庭が多い印象です。奥さんの着ている服がおしゃれだったり、ネットが一般的ではないキューバでパソコンがリビングに置いてあったりしました。
カサでは毎月決まった税金を国に収めているらしく、国から支給された宿帳で宿泊者をきっちり管理しています。宿帳に記入する際、ペンのインクの色まで統一しないといけないと聞き、その厳しさに驚きました。
次に、キューバで泊まったおすすめのカサを紹介したいと思います。
アニータ&ホルヘの宿(ハバナ)
ハバナでは日本人御用達のアニータ&ホルヘのカサに、5泊お世話になりました。セントロのオビスポ通りまで徒歩10分ぐらいとアクセスもいいです。(このカサは宿泊の際には事前予約が必要です。予約用のサイトはこちら)
1Fにはインターホンがついていないため、4Fのカサに向かって「アニーターーーーー!!」と大声で呼び出しましょう。(恥ずかしがっちゃダメです)
ここはドミトリー形式で朝夕の2食付きで1泊15CUC(約15ドル)(2015年5月時点)。私たちはキューバに来る前にほとんど日程を組んでいませんでしたが、宿の情報ノートを参考にプランを立てたり、アニータにルート相談や、次に訪れる町のカサを紹介&予約してもらったりしました。
とある日の夕食の光景。メイン+副菜+スープandジュースです。素朴な味付けが美味しいです。
宿のベランダからの眺め
キューバではベランダの滑車を使って物を運んだりします。アニータのカサをチェックアウトする時に、バックをベランダから滑車で下ろしてくれたのにはびっくりしました。(20kgあるのですが大丈夫でした)
ルイーサの宿(トリニダー)
こちらも日本人御用達のカサ。アニータとも仲が良いようで、カサの横つながりの連携プレーで予約もすんなりしてもらえました。こちらも朝・夕食込みで1人15CUC(約15ドル)。
食事はごはんの量も多く、果物もたっぷりで私たちは大満足でした。乗馬ツアーや、美味しいロブスターが手頃な値段で食べられるレストランなども紹介してくれます。(詳しくは別記事で書きます)
ふたりとも優しくて世話焼き。大好きなカサのひとつです。
カサ情報
Dulce Maria(バラコア)
現地のタクシーの運転手さんの紹介で見つけたカサです。セントロまで2ブロックという立地と、屋上のテラスの眺めの良さがポイントです。
1泊朝食付きで1部屋25CUC(2人でシェア)。夕食はプラス6CUCでつけることができます。(メニューにより変動あり)私たちはここの食事の美味さと居心地の良さに、4泊もしてしまいました。
魚のココナツソース煮込み
10CUCでつけてもらったランゴスティーノ。(ロブスターのこぶり版)
これがキューバで食べた料理の中でダントツNo1の美味しさでした。
カサ情報
キューバはオーナーさんの個性が光るカサが多いので、いろいろなカサを泊まり歩くのも旅の醍醐味かもしれません。