2015年4月11日 カンクンからハバナへ
キューバ入国時の衝撃
ハバナの空港で目に飛び込んできたのは、ペットみたいにかわいい麻薬犬でした。
・・・やる気ある?
空港の女性職員に至っては、ミニスカートに網タイツ!!(写真がなくてすみません)
ちなみにハバナの街中で撮影させてもらったお役所のOLはこんな感じです。
網タイツがこの国ではどうやら正装のようです。・・・愉快な国ですね。
さらに入国審査では、こんな質問が。
1. アフリカに入国したことはあるか?
2. パスポートはもうひとつ持っているか?
不意打ちすぎます。ちなみに入国の目的や滞在日数はまったく聞かれませんでした。パスポートの上に押されたキューバの入国スタンプは、限りなくうすーく押されていて、まったく気づきませんでした。インクが足りなかったのか、アメリカ入国への配慮だったのか謎です。
空港からセントロまではタクシーで向かったのですが、ドライバーはレゲトンの曲を大音量で流してノリノリで運転。
調子にのりすぎでしょ。
しかも降りる時にドライバーがおつりを持っていないと言い始めて、5CUC(=5USドル)を多めに取られるところでした!!油断なりません。
※キューバではおつりがないと言われるケースが結構あるので、両替時に小額(3CUCや5CUC)のお金を混ぜてもらうと安心です。
キューバの両替事情
キューバは二重通貨制の国で、CUC(ツーリスト用)とCUP(人民ペソ=キューバ人が主に使う)という通貨が流通しています。だいたい1ドル=1CUC、CUP=5円ぐらいです。(2015年5月時点)
宿代やツーリスト用の交通機関(バス・タクシーなど)、ツーリスト向けのレストランやスーパーはCUC払いですが、キューバ人向けの飲食店や商店などはCUP払いです。ハバナの中心部ではCUCとCUPどちらでも支払いできるように料金が併記されているお店もありました。
例えばこのアイスクリーム、3CUP(約15円)
こんなにお財布に優しかったら毎日買っちゃうじゃないの!!
ちなみに空港よりハバナのオビスポ通りにあるCADECA(両替所)のほうがレートが若干良いので、空港での両替は移動費+1日分ぐらいの小額でいいと思います。キューバは今のところカナダドルやユーロを持ち込んで両替するのが有利のようで、USドルは両替時に10%の手数料が取られます。
メモ
私たちが滞在中にアメリカとキューバの国交回復に関するニュースがあり、実際に街中ではアメリカドルを欲しがる闇両替もいたので、今後の両替事情は変わってくるかもしれません。
私たちは南米からメキシコに来た後だったので、カンクンでメキシコペソを下ろしてもってきました。メキシコペソは思ったより歓迎されず、地方にある銀行では両替を断られることもあったので、個人的にはそれほどオススメできません。また、外貨を大量に持ち歩くのが心配な人は、銀行のATMでキャッシングするのもアリだと思います。(私はオビスポ通りにあるCADECA併設のATMで、デビットカードでキャッシングしました。渡航前に手持ちのカードが海外でキャッシングできるか確認しておくと安心です。)
ちなみにCUC→CUPへの両替は空港でも街中の両替所でもできました。
これからキューバに行かれる方の参考になれば幸いです。