メキシコ

シャーマンに会いに行ってきました【後編】

更新日:


メキシコのシャーマンに会いに行った話の続きです。
前回の記事:シャーマンに会いに行ってきました【前編】

 

セレモニーに使うキノコはこんな感じ

イネスは日本人も多く受け入れているようで、日本人の扱いにとても慣れていました。私たちが行った前日にも、2人の日本人の女の子が来ていたのだとか。キノコの写真も快く撮らせてもらうことができました。
Th MNIMG 0392
キノコは、このような葉っぱに乗せ、ひとり8個づつ与えられました。山で摘んできたばかりの新鮮なキノコをいただきます。

 

セレモニーを行う地下の部屋へ

(ここからは神聖すぎるので、写真は控えます。)
部屋の奥には祭壇があり、その横にマットレスとその上にふとんが敷かれていました。

セレモニーの序盤はイネスがろうそくに火をともし、名前を聞いてくるのでそれに答えたり、イネスが葉っぱで体を清めてくれたりしました。きのこは色が黒ずんでいて、匂いはマツタケとシイタケを足したようなちょっと強めの香りがしました。私は「意外とおいしいなあ」と思いながらムシャムシャ食べました。(食べながら水を飲んでもOK)

=私の体験談(何を見るかは個人差があるようです)=

きのこを食べてから、15分ほど経った頃でしょうか。
布団の上でふと目を閉じると、身近な人の顔が浮かんできました。それは両親だったり友人だったり、元職場でお世話になった人たちの顔で、走馬灯のように浮かんでは消えて行く感じです。私がそのビジョンを見ている間、イネスが優しい歌声で私を導いてくれました。そして気がつくと、私は泣いていました。それは私が生きているのはこの人たちのおかげなんだという、とてつもない感謝の気持ちから涙が溢れてきて、心からありがとうと思いました。

イネスの歌の中にはところどころ私の名前が出てきました。うまく導いてくれているのだなと感じて、安心してセレモニーを受けることができました。途中で、イネスは私の体(おなかなど)に儀式で使う土をこすりつけたりしました。

しばらくすると、次のビジョンが始まります。

私はピラミッドのような遺跡の頂上でたたずんでいました。頂上といっても、周囲はアーチ状の立体的なブロックなようなものに囲まれていて、ところどころの色が青や黄色、青に光にじんでは消えて行くのが見えて、とても綺麗でした。メキシコの雑貨のカラフルな色合いというのは、もしかするとこういうビジョンを見た人の体験から来ているのではないかとすら思えました。

Th MNMIMG 0295

色とりどりのメキシコ雑貨

私が居る足場は、上方に向かってどんどん繁殖していき、それにともない私も上に登っていく感覚を覚えました。(体中がぼーっとしていて、感覚としてはお酒を飲み過ぎて酔っている時のようでした)

途中、横で寝ていたAちゃんが泣いたり笑ったりし始めたので、少し驚き意識が現実に引き戻されました。泣きすぎて鼻をかみたかったというのもあって、トイレに行くことに。目を開けるとビジョンは見えなくなり、まるで二つの意識が存在しているような不思議な感覚でした。トイレから戻って来て、また目を閉じるとビジョンの続きを見る事ができたのにはびっくりしました。戻った瞬間はとても低い位置にいましたが、イネスの歌声に誘導されて元の高い場所まで戻ってくることができたようです。

 

気づくと周りから次第に光がなくなり、木や植物が枯れていきました。イネスの優しい歌声と一緒に、あの美しい世界にもう少し居たかったのですが・・・。

次の瞬間、気づくと私は一面星でいっぱいの暗闇に浮かんでいました。

これは宇宙・・・?

私は暗い空間の中で一人ぼっちでしたが、とてもあたたかったです。

ここまでが、私がセレモニーで見たビジョンです。

 

セレモニーを終えて・・・

イネスは最後に葉っぱでまたお祓いをしてくれ、セレモニー自体は3時間ほどで終わりました。吐き気なども全くなかったし、ただ幸せな気分と感謝しかありませんでした。こういうもの(キノコ)はちゃんとした呪術師が使わないとプラスの効果は得られないんだろうなとふと思いました。私が無事だったのも、きっとイネスのおかげだと思います。

ただ、これだけでは終わりませんでした。
セレモニーが終わり寝ようとふと横を見たら、イネスが私の靴を試し履きしているではありませんか!

「んん〜、ムイビエン!!」(いいね、この靴)
ちょwww なにやってるのイネスwww

さらに、Aちゃんまでエンジンがかかってしまったようで、イネスと一緒にセレモニーで使う歌を大合唱しはじめる始末。あの・・・、そろそろ寝かせてもらえませんかね?笑

 

ウアウトラからメキシコシティへ

ウアウトラからオアハカへは戻らず、帰りは直接メキシコシティに行きたいと言うと、メキシコシティ行きのバスは混み合うからと、イネスがわざわざ電話で予約してくれました。シャーマンが私のためにバスを予約してくれるなんて!!(何だか感激)

私が出発する前に、トルティーヤを作って食べさせてくれました。イネスの手作りトルティーヤは絶品でした!(生地から作っています)
Th MNIMG 0418
メキシコに来たら、是非イネスに会ってみてください。きっと貴重な体験ができると思います。
おしまい。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
  • この記事を書いた人
N

N

札幌在住。これまで訪れた国は67カ国。 現在はゆるくアジア・国内を中心とした旅を楽しんでいます。趣味は登山やヨガなど。コーヒーとビールが好きです。

-メキシコ

Copyright© photowise , 2018 All Rights Reserved.