2017年7月23日 北海道・千歳
以前から気になっていた千歳基地の航空祭に行ってきました。
私は航空機や戦闘機に関して全くの素人ですが、ブルーインパルスと呼ばれるアクロバット飛行チームをどうしても見たくて、当日の朝に思い立ち会場へ向かったのでした。
会場までの道のり
千歳基地まではマイカーで向かう方も多いのですが、基地そばの駐車場は事前申し込み&抽選式になっているうえに、かなりの大渋滞とのこと。私は公共交通機関(JR+シャトルバス)で会場へ向かいました。
JR南千歳駅で降り、連絡通路を渡りシャトルバスに乗車します。(10時半頃の様子)
南千歳駅から基地までは徒歩でのアクセスも可能ですが、30分ほどかかるようなので、バスがおすすめです。
シャトルバスで約10分ほどで、基地内のバス降車場に到着。(ここで撮影のため待機している人もいました)
航空祭のメイン会場へは、さらに歩いて5分ほど。
あいにくの曇り空でしたが、会場は多くの航空祭ファンや家族連れで賑わっていました。(この日の来場者数は6万8千人を記録したそうです)
それにしても、皆さんの装備のいいこと!さすがにテント設営は禁止されているようなのですが、アウトドア用のチェアやクーラーボックスは珍しいアイテムではないようです。
アメリカの戦闘機F16の飛行を鑑賞
11時頃、私が到着してまもなくアメリカの戦闘機F16の曲技飛行が披露されました。10時台のいくつかの飛行は視界不良でキャンセルされていた模様。ちょっと遅れて到着してラッキーでした。
物凄い速さと爆音で回転しながら進む戦闘機F16は、格好良くて圧巻でした!戦闘機ファンの気持ちがちょっとわかるような気がしました。手前にあるのはJALの政府専用機B-747で、この日、抽選で300名限定で機外からの見学ツアーが行われていたそうです。
屋台ゾーンで北海道グルメ&航空祭グッズをチェック
F16の曲技飛行が終わったところで、ブルーインパルスの飛行まで約2時間とのこと。会場にある屋台ゾーンで軽く腹ごなしすることに。
私は焼きそば(350円)とガラナでひと休み。
屋台の隣には、航空祭グッズコーナーが。なかでも気になったのがこちらのブルーインパルスデザインTシャツ!(3,000円)
グッズを見ているだけなのに、すでにブルーインパルスのファンになってきたような気すらしてきます。
お昼時のトイレはえげつないぐらい混雑しているので、ギリギリまで我慢しないように注意しましょう笑
いよいよブルーインパルス飛行の時
屋台エリアを出て会場へ戻ります。午後から日差しも出てきて、テンションも高まってきました。
13時40分のブルーインパルス飛行に合わせ、続々と来場客が会場に詰め掛けてきます。会場のコンクリートの日光の照り返しに耐えながら、飛行開始を待ちます。
そして、いよいよ飛行の時・・・
なんと、滑走路に出た1号機が煙を上げて急停止。
会場アナウンスでは具体的なトラブル内容は伝えられなかったものの、Twitterをチェックすると、航空機ファンから状況がツイートされていました。
千歳基地航空祭、ブルーインパルス1号機が滑走路でブレーキ踏み抜いて戻らないらしい。 pic.twitter.com/GPftR2opZh
— 国債@gainer (@gainer_kokusai) July 23, 2017
まじか・・・
その後、5号機・6号機の2機のみウェザーチェックのため離陸することに。
大きく周辺を旋回し戻ってきたと思いきや、非情なアナウンスが・・・
「本日のブルーインパルスの飛行は、悪天候のため中止とさせていただきます」
会場からは「なんだよ〜!!」とブーイングが上がっていましたが、と同時に、皆さんが帰宅のためさーっとはけていく切り替えの早さには驚かされました(笑)来年こそ、ブルーインパルスの曲技飛行を見たいものです!!
<おまけ>
帰りのJR南千歳駅行きのシャトルバスの列・・・(約30分待ち)
南千歳駅の小高い場所から望む千歳基地。望遠レンズを持っていたら、ここから撮影するのがいいかもしれません。(望遠レンズ欲しい・・・)
航空祭お役立ちグッズ
はじめての航空祭でしたが、来場者の装備の良さに驚かされることもしばしば・・・。最後に持っていくといいかも!というアイテムをご紹介します。
基地内は三脚や脚立は持ち込み禁止ですが、このタイプの折りたたみ椅子はノーチェックのようで、脚立がわりにして撮影を楽しんでいる方もいました。ブルーインパルス前の大混雑の前で撮影するなら必携ですね!
基地内ではコンクリートの日光の照り返しがあるので、日焼け止めは必須です。首焼けをカバーするのに、このようなフード付きタオルを身にまとっている方も見かけました。
以上、千歳基地航空祭2017のレポートでした。