2016年4月1日 ネパール・ポカラ
朝7時半のツーリストバスで、カトマンズへ。宿のあるLakesideからツーリストバスパークまでは、タクシーだと200ルピーぐらいですが、歩いても行くこともできます。20kg近くある重い荷物を引きずりながら、約15分で到着しました。
時間が余ったので、バスパークのお茶屋さんでミルクティーを飲みました(60ルピー)。
近くのテーブルに居た中国人にじろじろ見られたので「日本人だよ」と伝えると、中国人に間違われていた様子。近年急激に中国人旅行者が増えているようですね。昔は海外旅行をしているアジア人と言えば日本人でしたが、今は裕福な中国人が増え、海外で出会うアジア人の6割以上は中国人と言っても過言ではないと思います。海外で日本人が「你好(ニーハオ)」と声をかけられても、仕方がありませんね。
7:30 バス出発
バスに乗り込むと、後ろに日本人の家族が座っていました。
ポカラでは日本人をほとんど見かけなかったので、嬉しくなって「おはようございます」と声をかけてみました。お子さんは小学生ぐらいで、家族でネパールに来るなんてフットワークが軽いなと驚き話を聞くと、旦那さんは若い頃、昔半年間もカトマンズに沈没していて、奥さんもネパールに何度か来た事があるそうです。数年前に比べて、ネパールの物価が急激に上がったと嘆いていました。
それにしてもバスの揺れがひどかったです。あきらかに、バスのタイヤが路肩にはみ出していると思われる強い揺れが常時続きます。酔いやすい人は、酔い止めを飲んだ方がいいかもしれませんね。
11:30頃 ランチ休憩
バス会社によって止まる休憩スポットは違うようですが、私たちのバスが止まった場所のレストランでは、メニューがブッフェ(400ルピー)のみでした。お腹が空いていなかった私は、ポテチだけ買って時間を潰すことに・・・。
カトマンズに向かう途中の道は、のどかな田園風景が広がっています。席が選べるなら、左手の前方に席を取るのがおすすめです。揺れが少なく、美しい景色を望めるはずですよ!
14:30 カトマンズ市内に到着
カトマンズは人や車の渋滞が酷く、道行く人は皆マスクをしていました。大気汚染の問題が深刻化しているそうです。街自体もポカラに比べ、ゴミゴミしていますね。
ネパール人は、途中のバスストップで降りましたが、私は勝手がわからず終点まで乗ることに。バスが最後に止まったのは、ツーリストバスパークでもなく、タメル地区から少し外れた場所にあるレストランの前でした。ここは、どこですか?(笑)
タクシードライバーが「タメル地区まで200ルピー」と声をかけてきました。日本円にしてたったの200円ですが、インド・ネパールで金銭感覚が麻痺したようで、頑張って歩くことにしました。
15:00 タメル地区に到着
モバイルアプリのMap.meを見ながら、なんとか繁華街のタメル地区にたどり着きました。
何軒か宿を当たってみるものの、物価が高騰しているのかシングルルームでも1,000ルピーを越えるところが多かったです。2年ぐらい前のブログ情報だと600ルピーぐらいであったはずなのに。
疲れた表情で歩いていたら、男性が「1泊500ルピーの部屋があるよ」と声をかけてきました。見学してみたら、建物自体がかなり奥まった暗い場所にあり、部屋も薄暗く気が滅入りそうでした。
そう伝えると、向かいにある友人のホテルを紹介してくれました。最初は1泊900ルピーと言いましたが、ディスカウントして800ルピーにしてくれました。
カトマンズの宿情報
Hotel Comfort(旧New Annapurna Hotel)
1部屋800ルピー(ディスカウント後)。シャワーと洗面台が部屋についているタイプで、wifiは3階の部屋でもサクサク繋がりました。
注意点としては、水道水が茶色いこと(鉄サビ?)。ホットシャワーも、電気式のため停電時は冷水です。通電していてもかなりぬるかったですね。
後日いくつか宿を見学してみてわかったことなのですが、タメル地区で透明な水が出る宿は、1,000ルピー以上のところが多いみたいです。宿を事前に見学する時は是非、水道水の色を確認してみてください・・・。
ここは2泊のみにして、後の2泊は別の宿に移動しました。
Stupa Guesthouse
Booking.comの直前割引で、バジェットツインルームが1泊750ルピー。3階の部屋でのwifiもサクサクでした。
値段に惹かれチェックを怠ってしまいましたが、この部屋はトイレ・シャワーが共用で、水はやはり茶色でした(笑)。ガス式のホットシャワーは温度・水圧ともに良く、シャワールームに窓がなく換気が悪いことを除けば概ね満足です。
リセプション横にはレストランがあり、朝食や軽食なども手軽な価格で楽しむことができます。
オーナーのラムさんは日本語を話すことができ、地球の歩き方のガイドブックなども置いてありました。スタッフも、荷物を部屋まで運んでくれたりして親切です。水道水の色が気にならなければ、立地も良くコスパもいいのでオススメの宿ですね。この宿には門限があり、22時で入口が施錠されますのでご注意を。
タメル地区の宿やレストランは、停電があってもwifiは通常通り使えるところが多かったです。随分とwifiに力を入れているようですね。