2016年1月2日 タンザニア・セレンゲティ
朝5時半にキャンプサイトを出発。最終日は朝日を見てから、モシに戻るというほぼ移動のスケジュールでした。
天気はイマイチでしたが、サバンナの朝焼けは美しかったです。
今回のサファリツアーで残念だったのは、望遠レンズを持ってこなかったことです。フルサイズの一眼レフ(6D)と24-115mmまでのズームレンズしか持っていなかったため、少し遠くにいる動物はうまく撮影できませんでした。サファリで本格的に撮影したいなら、300mm以上の望遠レンズは必須でしょうね。
私は「動物大好き」というタイプでは決してないのですが、ここではのびのびとした動物たちと大自然に出会うことができ、サファリツアーに来て良かったと心から思いました。
動物たちが教えてくれたこと
朝日が昇った頃、岩の上にライオンが登場しました。
と、そこにゾウの親子が木の枝をバキバキ折りながらやってきました。
親「ほらー、そこ通れるわけないじゃないよ!」
子「ううう・・・お母ちゃんみたいに力ないもんボク!」
後ろでライオンが、ガン見しています。
何この、緊張状態・・・笑
ゾウの親子たちは、何事もなかったようにサバンナの向こうへフェードアウトしていきました。(見なかったフリ、見なかったフリ♬ )サファリで一番印象に残ったのは、間違いなくこのゾウの親子たちでした。この処世術、見習いたいものです。
さようなら、サファリ
セレンゲティ国立公園を後にする時、急に淋しくなりました。
大きな木があるピクニックサイトで、いつも通りにランチを食べました。
国立公園を後にした私たちは、一旦アルーシャ郊外のキャンプサイト(1日目に泊まったところ)に戻り、別の車に乗り換えモシへ帰途したのでした。
モシで新しい仲間との出会い、そして新たな挑戦
モシのKilimanjaro Backpacker Hostelに到着したのは、夕方頃。
ロビーを通りかかると、日本人男性がパソコンとノートを開いていたので、反射的に「はじめまして」と声をかけました。
話をしてみると、夫婦で旅していて世界一周中なのだそう。
何気なく聞いてみると、私が知っているブログの作者でした!
彼らとは以前からブログのコメント欄で交流があり、モンゴル、そしてモロッコのエッサウィラ滞在中にも数日違いでニアミスしていたのです。この後一緒に、アフリカを旅することになるとは想像もしていませんでしたが(笑)
途中から部屋で休んでいたmayuさんもやってきて、軽く挨拶をしました。
なんと、おふたりはキリマンジャロ登山帰りで、mayuさんはこの時高山病で体調を崩していたのでした。キリマンジャロ登山は、私がサファリツアーで利用したキリクライマーズで申し込んでいて、なんとその登山ツアーの相場まで教えてくれました。この時、急にキリマンジャロ登山が現実味を帯びてきたのでした。
そして決定打となったのは、同じ宿に泊まっていた青年海外協力隊の方々との出会いでした。彼らはアフリカ各地に派遣されていて、総勢20名ほどで年末年始にキリマンジャロ登山をしてきたとのこと。
中には登山初心者もいて、こんな発言まで飛び出しました。
「高山病でゲーゲー吐きながら登りましたよ!!」
「一歩進むのもキツくて、最終的にガイドに手を引っ張ってもらってました笑」
底抜けに明るい彼らに影響され、翌日にはキリクライマーズでキリマンジャロ登山に申し込んでしまったのでした。さて、どうなることやら?!