ブエノスアイレスでの闇両替について
アルゼンチンペソはフロリダ通りで闇両替をして入手しました。滞在中は2回両替しに行ったのですが、1回目は100USドル札で1ドル=12.5ペソ(2014年12月18日)、その後は同じ条件で1ドル=12.9ペソでした(2014年12月22日時点)。2014年〜2015年にかけては日に日にレートが良くなっている傾向にありました。
ちなみに公式レートだと1ドル=8.5ペソぐらいだったので、1.5倍ぐらいは闇両替でトクする計算ですね。ATMでキャッシングしたり銀行で普通に両替するのが馬鹿らしくなってしまいます。また20ドル札よりも100ドル札のほうが若干レートが良いので、可能であればアメリカや日本から100ドル札を持参するといいでしょう。(中南米でもUSドルを引き出しできるATMがあるのですが、20ドル札が多いです)
闇両替の見つけ方
フロリダ通りやラバジェ通り周辺には、路上に「カンビオ〜 カンビオ〜」と叫んでいる人がいます。声を出していなくても、たいてい1人で暇そうに立っていることが多いので、そうかなと思ったら声をかけてみましょう。(私は一般人に声をかけてしまい、違うよと言われて少し恥ずかしかったですが)
ポイント
- 何人かにレートを聞き、比較してから両替しましょう。(レートを把握したら、話した感じで信頼できそうな人のところにお願いしました。あまりにレートが良すぎるところは詐欺に遭う可能性もあるらしいので要注意です。)
- 月〜水に両替するのがオススメ。(マーケットが動いているので割と高レートで換金できるようです)
- 100ペソの新札で偽紙幣が出回っているらしいので、偽札かどうかチェックする機械(マキナで通じます)を持っているか聞くのも一つです。私は新札が嫌だったので古い紙幣と交換してもらいました。
- 換金後は提示の金額と合っているか紙幣をよくチェックしましょう。破れている紙幣を渡してくることもあるので、その場でチェックし気に入らない場合はきれいなものと交換してもらうといいです。あまりにボロボロの紙幣だとお店で使えないこともあるようです。
- 何人かで行き、1,000ドル以上など大口で両替してもらう場合は多少レート交渉の余地あり。私は同じ宿の日本人5人ぐらいで両替しに行って、1ドルあたり0.5ペソレートをプラスしてもらいました。
交渉が成立すると、たいていビルの中に連れて行かれ、ブースやお店の中でアルゼンチンペソに両替してくれるのですが、旅行代理店みたいな場所だったり、飲食店の中だったりと外観はまちまちです。2回目に何人かで大口両替したところはラバジェ通りのこんな外観の場所で、中に入ると内側から鍵をかけられて少し怖かったです。
ビルの外観はこんな雑居ビルでした。
フロリダ通り
パタゴニアやイグアスの滝も廻りたいけど、いくらぐらい両替すればいいの?
私はアルゼンチンには約3週間の滞在で、パタゴニアやイグアスの滝を見る予定もあったため、ブエノスでトータルで700USドルぐらい両替しましたが、ほぼきれいに使い切りました。(それでも最後は足りなくなり他の日本人旅行者に闇両替をしてもらいその場をしのいでいた感じです)
特にパタゴニアは宿代やツアー代が高く、年末年始のハイシーズンだったこともあり、航空券代を除き5,000ペソは使いました。(*くどいようですが、2014年12月時点での情報です)
パタゴニアやイグアスでも闇レートは存在するのですが、ブエノスに比べるとぐっとレートが下がってしまうので、少し多めに両替しておくといいと思います。アルゼンチンペソが余れば誰かに買い取ってもらうのも手ですし。実際パタゴニアで出会ったイスラエル人旅行者は、USドルもアルゼンチンペソも足りなくなってしまい、バスに乗って隣国のチリに闇両替用のチリペソを調達しに行っていました。そのほうが公式レートでアルゼンチンペソをキャッシングするより遥かにオトクだったみたいですね・・・。
最後はフロリダ通りのカンビオの動画をお楽しみください。