USドルを調達しに、ちょっとウルグアイまで
ブエノスアイレスでの闇両替では100ドル紙幣のレートが良いため、隣国のウルグアイのコロニアまで、日帰りでフェリーでドルを下ろしに行ってきました。
闇両替について
ブエノスアイレスのSeacat社でフェリーチケットを購入。コロニアまで往復560ペソ(公式レートで約7,280円 1アルゼンチンペソ=約13円で計算:2014年12月時点)でした。向かいにあるコロニアエクスプレスのほうが若干安いようでしたが、チケットが売り切れでした。
何故わざわざフェリー代までかけてウルグアイに行ったかというと、パタゴニアで年越しをするための資金調達として、少々多めの闇両替が必要だったためです。フェリー代もかかるので、他の国で100ドル札を調達可能な方はしてくるといいかもしれません。
Seacatのチェックインカウンターで手続きを済ませ、朝8時発の便にて出発。
アルゼンチン出国&ウルグアイ入国審査をアルゼンチン側でまとめて行い、フェリーへ向かいます。
客船内は免税店があり、優雅な雰囲気です。ただし悪天候だったため、船が揺れて完全に酔ってしまいました。
約1時間で隣国ウルグアイへ到着。(*時差があり、コロニアのほうが一時間進んでいる計算です)
日曜日にウルグアイにドルを下ろしに行くのはオススメしません
到着早々、私たちはコロニアのバスターミナルへ(港から歩いて5分もかからない距離です)。
事前情報でバスターミナルにあるATMだと引き出し上限が600USドルまで可能と聞いていたからです。他のATMはほとんど上限が300USドルらしいです。(いずれもATM手数料は6USドル)
しかし、こんなエラーが出てきてUSドルを下ろすことができませんでした。
友人も試したりカードを変えたりしましたが、一向に下ろす事ができません。これは、ATMのキャッシュが空っぽになっている可能性があるということです・・・。
来る直前に宿の管理人さんから聞いていたのですが、USドルは人気があるためATM内のキャッシュが無くなってしまうことがあるらしいです。平日であれば銀行がキャッシュを供給していますが、特に日曜は銀行もお休みなのでキャッシュが無くなり次第終了ということらしいです。
急いでフェリーターミナルに戻り、ターミナル内のATMに並ぶと、先客の日本人がガンガンUSドルを引き出しています。続いて私も。Masterカードで600USドルまで引き出しできましたが、その後はエラーになってしまい引き出すことができませんでした。今思えば、カードのキャッシング上限額が普通にオーバーしていたのかもしれませんが・・・。
友人はVISAカードしか持っておらず、フェリーターミナルのATMではエラーとなり操作を進めることができなかったようです。※コロニアのATMを利用する場合はMasterカードを持って行きましょう!
私たちはとりあえず、ダウンタウンのATMをしらみつぶしにあたってみる事に・・・。
しかし900ドル下ろしたところで、エラーになりATMの預金が無くなってしまったようです。後ろに並んでいた欧米人は、私たちと同様にATMをはしごしてましたが、話を聞くと一回も下ろせていないようでした。私もあと1回ぐらい(+300ドル)ぐらい下ろしたかったのですが、他のATMでも全然駄目でそこで打ち切りです。
宿の管理人さんに万が一、コロニアでUSドルを下ろせなかった場合の対応策も聞いていました。もし困ったら参考にしてみてください。
- モンテビデオまでバスで移動してATMを探す(それかコロニアに1泊し平日にまた試す)
- ウルグアイペソを下ろして現地でアルゼンチンペソに両替する(アルゼンチンで正規レートでキャッシング、両替するよりは遥かにトクとのこと)
コロニアを観光してみた
灯台付近にはおしゃれなカフェや雑貨屋が並んでいて素敵でした。
灯台にやってきました。(入場料はペソで支払い可能でした。15アルゼンチンペソ)意外とキツい螺旋階段を登り上へ。
灯台から少し離れたビーチには人もいましたよ。この海の色がちょっと残念ですが・・・。
ウルグアイのコロニアはリッチな人が住むエリアらしく、ゆったりとした時間が流れる優雅な場所でした。中庭がついている素敵なホステルもちらほらと見かけたので、余裕のある方は1泊してみるといいかもしれません。
任務を完了した私たちは、18時台のフェリーでブエノスアイレスに戻りました。