2022年8月14日
清里町のユースホステルに前泊して、羅臼岳に行ってきました。
【前泊した宿】
清里イーハトーヴ ホステル
清里町の丘の上にあって、シャワー・トイレ完備、清潔なユースホステルでした。
この時旅得プランというので、1泊ひとり2,500円だったのですが、ほっかいどう応援クーポンがひとりあたり2,000円分もついてきたので、実質500円で泊まれてしまうというかなりバグった料金設定でした。ほっかいどう応援チケットは、清里町のひなよしさんという居酒屋で使用できましたので、夜ごはんも実質無料です。
【羅臼岳】
難易度 中級
5:00 ホテル地の涯到着
早朝3時半時にユースホステルをチェックアウトして、羅臼岳の登山口があるホテル地の涯へ向かいます。途中、斜里町の24時間営業のコンビニでおにぎりやパンを購入しました。
ホテル地の涯の駐車場に着いたのは5時頃でしたが、すでに登山者用の駐車場は満車になっていたので、車はホテルの手前にある路肩に止める感じでした。駐車場には登山者用のトイレがありましたが、大きいトイレのほうは鍵が壊れていました。
場所
ホテル正面の右手の通路を奥に進んでいくと、木下小屋があります。ここが登山口です。羅臼岳は熊が出ると有名ですが、直近も出ていたようですね。登山者も多そうですし、熊鈴や笛を鳴らしながら進んでいけば大丈夫ですかね?
登山口付近の祠で安全祈願をしてからスタートです。熊に襲われず、無事に戻ってこれますように!
序盤は鬱蒼とした林が続きます。気温は高くないはずなのに、風もなく湿気が凄いのでじわっと汗が出てきます。オホーツク展望まで来ると、少し視界が開けてきました。途中スライドした方とお話しすると、道外から来ている方が多かったですね。
オホーツク展望から弥三吉峠のあたりは、ヒグマとの遭遇率も高いということで、笛を吹きつつ警戒しながら進みます。
途中、水場が何ヶ所かありました。エキノコックスが心配なので、煮沸かろ過したほうが良いようです。
極楽平と呼ばれる平坦な道を抜けると、岩場が続きます。斜度がきつくて、岩もゴロゴロしているので体力が消耗しましたね。
ハイマツを抜けると、羅臼平キャンプ場があります。ヒグマ対策でフードコンテナが設置されていました。初めて見ましたね。レバーを押しながらでないと開けられない仕組みになっています。
おやつで休憩した後、羅臼岳の山頂目指して出発です。あともうひとふんばり!
岩ゴロゴロでラスボス的な雰囲気。
でも、振り返るとこの絶景ですよ!雄大な知床連山が目の前に広がっています。憧れの羅臼岳に、今まさに登っているんだなぁという実感が湧いてきて、感動のあまり思わずウルっとしましたね。
9:00 羅臼岳山頂に到着
4時間近くかかって山頂へ。天気も怪しかったのですが、なんとか持ちこたえてくれて、知床連山とのツーショットも撮影できました。
ガスバーナーでお湯沸かして、カップヌードルと山頂コーヒーいただきます!!最高!!
休憩を終え下山しようとしたらもう霧にかかって前が見えません。これから山頂に向かう人たちは少し残念そうにしていました。ほんの30分ぐらいの差で、こんなにも山頂の眺望が変わるなんて・・・恐るべし山の天気。
硫黄山への分岐です。羅臼岳登った後に、縦走できる人尊敬しますね・・・。
大沢のあたりは特に足元に気をつけながら慎重に下山しました。
13:30 道の駅うとろ・シリエトクへ
帰りに斜里町ウトロの道の駅に立ち寄り、名物鹿肉バーガーや、こけももソフトを食べたりできます!この界隈だとお土産も一番充実しているんじゃないでしょうか。
コーヒーが飲みたいね、ということで食べログで高評価だったcoffee albireoさんへ。道の駅の近くにある写真家夫婦が営むギャラリーカフェです。「こぐまブレンド」を頂きましたが、コーヒーの苦味もしっかりあって、寝不足気味の疲れた体に染みました。帰りに素敵なポストカードをいただきました。ありがとうございました^^
この日は清里町にもう1泊。夜はお気に入りの酒菜屋大田さんで海の幸をお腹いっぱい食べて、大満足の遠征となりました。
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羅臼岳 / Nさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ