2019年5月5日 タイ・チェンマイ
いよいよ、帰国の日です。朝、コーヒー豆を買いにアカアマコーヒーへ。アカアマコーヒーは、旧市街のシンハラロードとラチャダムンロードの交差するあたりにあります。チェンマイで何度か訪れているお気に入りのコーヒーショップです。暑さにほてった体を少しでも冷やそうとアイスラテ(60バーツ)を飲みながら、お土産用のコーヒー豆を物色。店員さんに色々聞いてみましたがピンと来ず、結局パッケージ買いしちゃいました。左下のFULL CITYです。
アイスラテはコーヒーが濃いめで、ミルクに合う感じ。ゲストハウスまでまた歩いて帰ります。
1ブロックほど歩いたところで、スクーターに乗った欧米系のおじさんが声をかけてきました。
「どこに滞在してるの?チェンマイははじめて?」
おや、新手のナンパかと思いきや、よくよく話を聞いてみると、タイに物件を持っていて家賃収入を得て、悠々自適に生活しているというオーストラリア人でした。見た目もそれほど悪くなく、本当にさわやかなんですよね。
「すぐそこだよ〜」と返すと、「いいから、乗りなよ、そこの角まで送ってくよ!」と。
結局おじさんの好意に甘えて、長い通りの角までスクーターに乗せてもらったのでした。今日が帰国じゃなきゃ、ちょっとふらっとついていってしまうところでした。海外ってこういう出会いがあるからおもしろいんですよね。
素敵だったHoh Guest House。ありがとう!
Grabで空港まで15分もかからずに到着しました。チェンマイ市内のコンパクトさが好きです。
チェンマイ空港に到着。1時間も前に来てしまいました。水高っか。25B pic.twitter.com/wb2SRvvwVU
— N@Sapporo (@finsbury19) May 5, 2019
フライトは10:40発 バンコク・スワンナプーム空港行きThai Airways。予想通り15分は余裕で遅延します。東南アジアあるあるですね。
チェンマイから新千歳までバゲージスルーすることもできたのだけど、深夜便に乗る前にラウンジでシャワー浴びたり荷物整理したいので、バンコクで受け取ることにしました。バンコクでトランジット10時間あります笑
— N@Sapporo (@finsbury19) May 5, 2019
無事に手荷物を受け取り、深夜の帰国便までのトランジットを満喫することにしたのでした。
約7時間のトランジットで、ピンクのガネーシャに会いに行けるか検証してみた
新千歳行きのフライトは23:45発だったので、チェックインやイミグレの時間も考慮すると、バンコクでは控えめに見積もっても約7時間はトランジット時間がありました。
そこで、願いが3倍速で叶うと言われるピンクのガネーシャ像に会いに行ってみることにしました。バンコクから車で約1時間半のところにあるチャチュンサオという場所にあります。
STEP1: スワンナプーム空港で、手荷物を預ける
空港地下にあるエアポートリンク乗り場の近くに、100バーツで24時間預かってくれる手荷物預り所があります。これはかなりありがたいサービスですね。
スワンナプーム空港地下の荷物預り所で、スーツケースを預かってもらいました。大きさに関わらず1個100B pic.twitter.com/o26eH0C9aH
— N@Sapporo (@finsbury19) May 5, 2019
STEP2: 無料シャトルバスでエアポートバスターミナルへ
スワンナプーム空港に隣接するエアポートバスターミナル(Public Transportation Center)へ向かいます。空港の1F到着ロビーを出て、前方に進むと無料のシャトルバスが出ています。
10分ほどでバスがやってきました。ネット検索によると、ピンクのガネーシャがあるチャチュンサオまで直通のバスが、ここから出ているそうなのですが・・・
バスターミナルに到着したところで、何だか嫌な予感がしました。あまりに閑散としているのです。
バスチケットのブースに行くと、「今日はチャチュンサオ行きのバスは出ていないよ」との返事が。
そう、この日はちょうどワチラロンコン国王の戴冠式が行われるため、タイでは祝日だったのです。乗る人が少なかったのかな。
痛恨の1時間のロス・・・!!
気持ちを切り替えてバンコク市内の東バスターミナルからチュンサオを目指すことに。大丈夫・・・まだ時間はあるはず・・・。
STEP3:エアポートリンクとBTSを乗り継ぎ東バスターミナルへ
タイ国王戴冠式の影響で、この日のバンコク市内のエアポートリンクやBTSはなんと無料でした。ラッキー!
係員から無料のチケットをもらい、エアポートリンクに乗り込みます!
BTSと連結しているパヤタイ駅までは約30分。
そしてBTSパヤタイ駅から、今度はBTSエカマイ駅へ。ありがたいことにBTSの路線は一本ですが、ここからさらに約25分。・・・タイムリミットを気にしながらの移動は心臓に悪いですね。
14時半頃、ようやくBTSエカマイ駅にやってきました!BTSの出口から東バスターミナルまでは徒歩3分と近いです。
バスターミナル正面の入口から入ると、右奥にめちゃくちゃわかりやすいチケットブースがあります。
30分置きにバスが出ているようでしたが、14時半発のバスには残念ながら間に合わず・・・15時発のバスに乗ることになりました。これは・・・なかなか厳しい状況ですぞ。
チャチュンサオのバスターミナルからは、トゥクトゥクに乗ってピンクのガーネーシャ像がある「ワットサマン」まで行くのですが、ソンテウ(乗合トラック)は15時までしか居ないようです。トゥクトゥクを捕まえて行く方法もあるようですが、片道250バーツから500バーツとざっくりとした価格が書かれていました。これ、ちょっと不安です。
バス出発まで時間があったため、東バスターミナル近くの食堂でお昼を食べたのですが、これで60バーツ(200円)。量を考えると全く納得のいく価格ではなかったのですが、時間もないのであたたかいフードを食べれるだけでもありがたいと思うことにしました。もっと汁入れろや・・・!!
STEP4: チャチュンサオバスターミナルに向け出発
時間になり乗り込んだワゴン車には、私の他に4人の日本人グループが同乗していました。座席も広く使えて快適な移動だなと序盤は思っていたのですが、途中立ち寄ったバンコク市内のバスターミナルで、地元の人がごっそり乗りこんできて、最終的にギュウギュウ詰めでの移動となりました。
それにしても・・・チャチュンサオってめちゃくちゃ遠いやん!!
STEP5: チャチュンサオバスターミナルからワットサマンまで移動
16時半頃、チャチュンサオのバスターミナルに到着です。看板がある乗り場に行きますが、ワットサマン行きのソンテウは、すでに最終便が出てしまったようです・・・・
同じワゴンに乗っていた日本人の方と自然と会話が始まり、チャーターして皆で行こうぜ、という展開になりました。
めちゃくちゃありがたい展開です!!
5人で往復500バーツ、ひとりたったの100バーツでチャーターできてしまいました。関西人の方もいらっしゃったので、このあたりの価格交渉もすべてお任せしてしまいました。(これまでの旅の経験から関西人はこういうの得意だとお見受けしています)
のどかな田園風景を走ること約20分。目的地のワットサマンにやってきました。この時すでに17時頃。
看板によるとソンテウの最終便は16:50発のようですが、我々はチャーターしたので17時半発とさせていただくことにしました。(ちなみに17時頃には周囲のお店はほとんど閉めはじめていました)
ソンテウ乗り場の目印は、この像のあたりです。
滞在時間は30分!早速ピンクのガネーシャのもとへ向かいます。直進して左に曲がると、あ・・・!!
いたー!!!めっちゃわかりやすいww
勇気を出してここまで来て本当に良かったと思いました。ずっと気になってましたからね〜
入口でお供えセットを購入し(確か30バーツぐらい)、参拝してみることに。ろうそくに火をともし、線香を立ててお祈りした後、花を所定の場所に収め、金箔を仏像に貼り付けます。金箔は袋に5枚ぐらい入っていて、体の治したい部分に貼るといいということで、何箇所か考えながら貼ってきました。
さて、お参りも済んだところでいよいよピンクのガネーシャにお願い事をする時間がやってきました!
このようにピンクのガネーシャ像の周囲には様々な色のネズミ像があり、自分の生まれた曜日によってカラーが決まっていて、その色のネズミ像のところでお願い事をする、というのがルールのようです。私は水曜日生まれなので、こちらの緑のネズミでした。
しかし、中央にいる金色のネズミ像であれば、どの曜日生まれの人にも適用され、さらに金運を高める相乗効果もあるということで、ほとんどの人がこちらの金色のネズミ像のところでお願い事をしていました。願い事が逃げないように、ネズミ像の片耳を塞ぎ、願い事を囁きます。
一緒に居た日本人の方に撮影してもらいながら、私もお願い事をしてきました。ちょっと緊張しました^^;
無事にピンクのガネーシャ行けました!帰りの飛行機に間に合いますように。 pic.twitter.com/t5KLms378G
— N@Sapporo (@finsbury19) May 5, 2019
帰りも約束の時間通りにソンテウの運転手さんが待っていてくれて、何故か運転手さんの奥さんも同乗して(?)チャチュンサオバスターミナルへ戻ります。
日本人グループの方たちともだいぶ打ち解けて、みなさん同じ高校出身でゴールデンウィークにタイで待ち合わせていたことが判明しました。仲いいなあ。それにしても彼らが居なかったら、こんなにスムーズに来れてなかっただろうな〜。
STEP6: まさかの方法でスワンナプーム空港へ
さて、帰りに乗るはずだった18時発のエカマイバスターミナル行きのバスですが、チケットブースへ行くと、なんと19時までバスが出ないと言われてしまいました。(ワットサマンに向かう前に一応バス時刻も確認しておいたのですが)
もし19時に乗ったらバンコクに着くのが20時半。そこから1時間〜1時間半かけて空港に向かったとしても空港著が22時。
これは・・・さすがにフライトの時間ギリギリもしくはアウトか・・・?
そこで思いついたのが、スワンナープーム空港まで直でタクシーで行ってしまおうという案。Grabで調べると800バーツで行けるらしいことがわかり、早速呼ぼうとしたのですが、チャチュンサオエリアは、ほとんどGrabが居なかったです^^; 結局バスターミナル付近で待機していたタクシードライバーと交渉し、1,000バーツでスワンナプーム空港まで行ってもらえることになりました。
しかも日本人グループの方も「バス、1時間も待ちたくないしね」と後部座席に4人ぎゅう詰めになって乗り、一緒にスワンナプーム空港経由でバンコク市内へ戻ってくれることになったのです。まじ神なんですかね。
その結果、20時前には空港に辿り着くことができ、彼らにエアポートリンクの改札近くでお礼を伝え別れたのでした。本当にその節はありがとうございました。北海道に来ることがあれば、ぜひ声をかけてください!
STEP7:ラウンジで旅の余韻に浸る
預けていた手荷物をピックアップし、タイ航空のカウンターでチェックインを済ませます。かなり汗をかいたので、搭乗前にミラクルラウンジでシャワーを浴びることにしました。
ラウンジの2F部分にシャワールームがあり、シャワーを浴びた後、1Fの広いラウンジスペースで寛ぐことにしました。
Miracle Loungeにてシャワーを浴び、ビールで晩酌することに成功..!! (日本時間だと真夜中ですね) pic.twitter.com/3lG4KgJ27B
— N@Sapporo (@finsbury19) May 5, 2019
ピンクのガネーシャに行くかどうかは前日まで結構迷ったのですが、結果行ってみて良かったです!空港のエアポートバスターミナルからチャチュンサオバスターミナル行きの直通のバスが出ていたら一番良かったんですけどね。 時間のロスもありましたが、結果旅の仲間にも巡り会えたので、最終的には最高の旅の締めくくりになりました!
無事帰国しました!
タイ航空の機内食です。タイ人アテンダントに、Udon or Men? って聞かれて皆一瞬理解不能になってた pic.twitter.com/ZJZETYO6IJ— N@Sapporo (@finsbury19) May 5, 2019
この旅でかかった費用は、ざっくり航空券代8万円、現地で3万円ぐらい使った計算なので、トータルで11万円ぐらいで収まったみたいです!タイ旅行はコスパがいいので、年一回は必ず行っちゃいますね。次は来年かな?
余った3000Bを日本円に両替したら、1万円札と125B戻ってきました。スワンナプーム空港のエアポートリンク乗り場近くのsuper richです。全然悪くないです。むしろいいんじゃないか? pic.twitter.com/dq6Dg0rvSh
— N@Sapporo (@finsbury19) May 5, 2019
今回タイバーツの現金が余ってしまい、空港で再両替したのですが思ったよりも悪くなかったですよ。参考までに!