2019年5月2日 タイ・チェンライ
タイ3日目の朝です。この日はゲストハウスで借りているレンタルバイクで、1日お出かけです。
レンタルバイクでゴールデントライアングルに行ってみた
チェンライから、ラオスとミャンマーとの国境があるチェーンセーンまで、バイクで片道約1時間。ゴールデントライアングルは、麻薬の密造地域として知られていて、今でもラオスやミャンマー側では密造されているとか・・・。
バイク移動中は、PM2.5の影響で空気が白く、マスクなしだと呼吸が辛かったです。参考までに、Greenbusはチェンマイやチェンライからゴールデントライアングル(チェーンセーン)まで直通のバスを出しているようです。他にチェンマイからの1日ツアーもありますので、こういったものを利用するのもひとつかと。
Greenbusのウェブサイト
ゴールデントライアングル公園でブッダを見る
まずは、ゴールデンブッダのある公園にやってきました。巨大なブッダが船のような形をした土台に鎮座しています。
横から見た図
階段で上に登ることができる撮影スポットもあり、観光客が多く訪れています。中国人が圧倒的に多かったですがね。
場所
11時頃、イミグレの船着場のすぐ近くにある食堂で昼ごはんです。
豚肉と空芯菜の炒め物。60B(約200円)。ニンニクがたっぷり入っていて、夏バテ防止に良さげな味でした。
チェーンセーンから船でラオスに行ってみた
ラオスへの船が出ているイミグレにやってきました。チェーンセーン側からはラオスのドンサオ島行きのツアーもたくさん出ているようですが、色々な船会社があるようでよくわからなかったので・・・。
9割が中国人でした。皆フォーマットに記入しているので、イミグレの女性に聞いてみたところ、中国語とタイ語しか話せないようで会話が成立せず・・・(苦笑)パスポートを見せたところ、日本人は記入不要であることがわかりましたので、そのまま列に並びます。
出国スタンプを押してもらい、階段を降りて船乗り場へ。船のきっぷは片道100B(約345円)。
あっという間にラオス側に到着しました。あれ・・・ブログで見かけた島じゃないような・・・?!
この時ようやく気づいたのです。観光客がよく訪れるドンサオ島ではなく、ラオス本土にやってきたことに・・・笑
辿り着いた先は、マカオがディベロッパーとなっている「ゴールデン・トライアングル経済特別区」の入口だったのです。
入国時は入国カードに記入し、カウンターにパスポートと一緒に提出するだけでした。中国人は、パスポートを大量に預かっているブローカーみたいな人が居て、入国ビザ発給のためか長い時間足止めを食らっている様子でした。
無事、68カ国目入国!
ラオス、地味に初入国なんです^^;
無料シャトルで中国人カジノに潜入
イミグレの外に出てみたところ、三輪タクシーもバスらしき影も全くありません。
事前に「無料シャトルバスでカジノに行ける」という情報を掴んでいたため、イミグレの外のカウンターに座っているおじさんに話しかけてみると、なんとそのおっちゃんが無料シャトルの運転手でした。車で約10分、さくっとカジノまで送り届けてもらいました。
無料シャトルの正体は、こちらの空調の効いた黒い大型バンでした。(帰りは普通車でしたけど)
カジノに向かう途中の道は舗装されているものの、未開拓の農村地域という感じ。で、いきなりのコレですよ笑
中に入るにはセキュリティチェックのためのゲートがあり、一眼レフは入口で預けなければなりませんでした。また驚いたことに、ここでも英語が通じません。中国語しか話したくない雰囲気満々です笑
そして、めちゃくちゃ豪華ですね!カジノなんて何年振り、ってぐらい来たことがないので圧倒されてしまいます。
奥に進むと、カードやルーレットなどのプレイルームがあります。
利用者はほぼ100%中国人(従業員も含め)でしたし、中国元でプレーしている方もいましたので、かなりのアウェイ感を感じました。最低100Bからプレーできるようでしたが、よくわからないので見学だけして退散することに。
こちらのカジノは2009年にオープンしたらしいのですが、設備は当時のままなのかトイレを見るとやはり古いことを実感しますね。1Fにはクーポン購入で利用できる食堂や、宝石店などもありました。カジノは、全体的にガラガラでしたよ。
場所
カジノの周辺の屋台街でビールを一杯
さすが中国人の経済特区だけあり、カジノの外に出てみると、同じエリアには唐人街がある様子。
カジノの正面にある空き地の奥に、小さなレストランが集まった屋台街が見えたので、行ってみることにしました。
レストランの奥では、中国人グループが宴会をしていました。
ビアラオです。何軒かで小瓶も探してみたのですが、どこも大瓶しかありませんでした。ただし大瓶でも40Bと良心的な価格です。(普通にタイバーツが使えましたww)タイのチャンビールみたいなあっさり目の味で美味しい。
奥のテラス側の席で飲んでいたのですが、木々の間からうっすらと対岸のチェーンセーンが見えました。汗もたっぷりかいてましたので、至福の水分補給タイムです。生き返る〜。
なんだかもう満足してしまいましたので、対岸のカジノに戻り、無料シャトルでイミグレに戻ることにします。時間があったらこのままラオスに入って観光したかったですけどね。
帰りも「イミグレまで行きたいんだけど」とカジノの人に伝え、無料シャトルを呼びつけてしまいました。ラオスで落としたお金はビール1瓶分。何だか申し訳なかったですね。
ラオスの出国審査は若干のカオス
そんなわけで、ラオス滞在約2時間でイミグレに戻ってきました。出国ゲートに入る手前には免税店があり、ビアラオの小瓶も売ってましたが、持ち歩きたくないので買いません。
問題はラオス出国審査です。入国時は中国人はビザ発給のため列が分かれていたのですが、出国はスタンプ処理だけなので、彼らと同じ列に並ばなければなりません。それが物凄い長蛇の列なのです。100人ぐらい待っているうえに、出国審査官のいるカウンターに中国人が全方位から詰めかけ、もうどこが列の最初なのかも判別できない状況なのです。オワタ・・・
20分ほど待ったところで、ダメもとでカウンターに近づき、中国人の間から日本のパスポートを差し出してみることに。
すると、ラオスの出国審査官の表情が一瞬代わり、その場で出国スタンプをポーンと押してくれたのです。しかもそのパスポートを、前に居た中国人が笑顔でパスしてくれました。ありがとう・・・日本人アピールして、ズルしてごめんなさい笑
再び船に乗ってチェーンセーンへ。早めに乗船したおかげで座れました。
タイ側のチェーンセーンに着いて、席を立った瞬間、「ゴン!!」と凄い音が・・・。
なんと自分の一眼レフカメラをケースごと床に落としてしまいました。ケースに入れてるから大丈夫だろうと思い、その場では確認しませんでしたが、後で確認してみるとレンズフィルターが粉々に割れていました。。。
過去にメキシコ、エチオピアで同様にレンズフィルターを割ったことがありますが、やはり今回も肝心の本体のレンズのほうは無事みたいでした。(フィルターのガラスの細かい破片が隙間に入り込んでしまったため、現在清掃修理依頼中です。)
因果応報・・・これはラオスのイミグレで列を割り込んだり、カジノを利用せずに無料シャトルを使いまわした罰なのでしょうか・・・。
長くなりましたので、続きは次回の記事で。