2015年2月25日 ペルー・プーノ
この日は宿で申し込んだチチカカ湖の1日ツアーに参加しました。
※ツアー情報は前回の記事を参照
ボート乗り場までは迎えに来てくれたミニバンで移動し、他の参加者と一緒に船に乗りこみます。
持参のパンで朝ごはんを食べた後、船の2階部分にある座席へ。
ボートを巧みに操る女性を発見。浮島に住んでいるのでしょうか?
朝の陽でキラキラと湖面が光るチチカカ湖。世界遺産にも登録されており、間違いなくペルーの見どころのひとつです。
ウロス島へやってきた
島全体がトトラという葦で作られているというウロス島へやってきました。ちなみにチチカカ湖には、約300もの浮島があるのだそうです。
住人がウロス島の構造について、模型を使いながら熱心に説明してくれます。
ウロス島はトトラの根っこ部分の塊を土台にし、刈り取ったトトラを積み重ねていくという手法で作られています。トトラは年数が経過すると腐るため、新しくトトラの入れ替えをするなどのメンテナンスが必要なのだそうです。ひとつの浮島としては10年〜15年間持つらしいですよ。
ウロス島の民芸品と島の暮らし
ウロス島を作るのにもなかなか手間がかかるんだなあ・・・と関心していると、すぐさま住民による民芸品の販売会が始まりました。
使用用途に困るタイプの民芸品ですが、個性が強く魅力的でした。
ここで写真撮影タイム!
念のため、撮影していいか確認しながら、中へ。
物置か?と思いきや、こどもが出てきました!
ガイドさんが教えてくれたウロス島の言葉
カーミサラキ =How are you?
ワーリキ =fine
ジュースパガラ =thank you
なかなか覚えにくかったが、言うと住民も喜んでくれたようでした。
トトラの船に乗ってみた
撮影タイムが終わると、有料でのトトラ乗船会が始まりました。(10ソル=385円)
またとないチャンス、これは乗るしかありません!!
結局、ツアー参加者は全員乗ることになりました。少し離れて船からウロス島を眺めます。
こちらがトトラ。
「トトラは食べれるんだゼィ!!」とガイドさんにトトラを手渡されましたが・・・味はなし。
楽しいトトラ乗船体験も終わり、ふたたびウロス島へ。
ちなみにトトラ船は普段の生活ではあまり使われることはなく、主に観光船として使われているそうです。トトラ船の内部にブルーシートが貼ってあるのを見て衝撃を受けました(笑)
さようならウロス島
30分ほどの滞在で、ウロス島から引き上げます。
こうして1日何隻もの船が観光にやってくるのでしょう。これが彼らにとっての日常、私たちにとっての非日常なのかもしれません。
乗船の時間になっても、ツアー客は名残惜しそうに写真を撮り続けていました。
風の向きによって移動するウロス島。また同じ場所で同じ島を訪れることは不可能なのかもしれないな、と思いました。
ドールハウスのようなウロス島。また来る日まで!
*以上、2015年2月時点での情報をもとに記事を作成しました。(1ソル=約38.5円で計算)