2015年12月4日 イラン・シーラーズ
シーラーズ郊外には、中東三大遺跡のひとつと呼ばれるペルセポリス遺跡がある。(中東三大遺跡には諸説あるが)
カウチサーフィンのホストにお願いしてみたら、なんと車で連れて行ってくれるというのでサクッと行ってきた。
自力で行くとなるとミニバスに乗ったり、シェアタクシーを利用したりとアクセスがちょっと不便のようだ。個人で行く場合の移動手段はこちらのブログを参考に。
イランの世界遺産ペルセポリスは本当にがっかり?【行き方】
ペルセポリスに到着
遺跡内はリュックやバック類の持ち込みができないため、クロークにリュックを預け、一眼レフカメラと貴重品、水だけで遺跡内を廻ることにした。チケットは200,000リアル(約700円)。
ここは紀元前6世紀〜4世紀に栄えたペルシャ帝国の宮殿群。紀元前331年にアレキサンダー大王により都は徹底的に破壊されたのだそうだ。※アレキサンダー大王の支配地域はこちら
ペルセポリスを見てみよう
それでは、写真で遺跡内のメインスポットを紹介していこう。
当時の宮殿はさぞかし美しかったのだろう。タイムスリップできるのなら、見てみたい。
切り立った崖の一部に設置された王の墓。正面には通路口があるが、中に入ることは許されなかった。
王の墓から見下ろしたペルセポリス宮殿跡。宮殿の向こうには山々や平原が広がっている。
ペルセポリス遺跡は広大で、想像力をかき立てられる神秘的な場所だった。中東三大遺跡であることはまったく知らずに訪れたが、行ってみて良かったと思う。
ペルセポリス遺跡からほど近いNaqsh Rostamへ
車で10分ぐらいのところに、巨大な岩に彫り込まれた王の墓群を見ることができる。
岩の一部を十字形に美しく掘って造られた墓群には、よくここまで作ったなあと驚かされる。チケット料金もそこそこしたので、私は外からの見学だけにした。
シーラーズの街の北東にあるクルアーン門に立ち寄る
景観が良かったので、シーラーズの中心部に戻る前に立ち寄ってもらった。
写真の右下のあたりに写っているのがクルアーン門。ここからエスファハーンに至る道が続いており、この門を通る者は聖典の加護を受けられると信じられているそうだ。
この階段公園の反対側には、近くまで遊歩道が設置された大きな滝もある。
シーラーズは、郊外に出てみてはじめてその良さを実感できた。まず、大自然に囲まれたシチュエーションが素晴らしい。圧倒的スケールのペルセポリスやその他の王の墓群や、そこに至るまでの自然風景も存分に楽しめることだろう。
*以上、2015年11月時点での情報をもとに記事を作成しました。
イランで一番見たかったピンクモスクをご紹介。
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