2015年11月23日 トルコ・イズミル
この日はひとりでイズミル近郊のエフェソス遺跡へ。
入場料は30リラ(約1,050円) ※アクセス方法は記事の最後をご覧ください
エフェソス遺跡は古代ローマの世界そのもの
紀元前2世紀頃に最も繁栄したとされる古代ローマの都市エフェソス。奥に見えるのは最大2万5000人収容可能な大劇場だ。
大劇場の前のアルカディアン通りは、エジプトのクレオパトラもエフェソス滞在中に歩いたのだとか!
美しさに感動したのがセルシウス図書館。
当時1万冊以上の蔵書があったとされる2階建ての図書館だ。
このセルシウス図書館にはおもしろいエピソードがある。当時この図書館近くには秘密の通路があり、娼館につながっていたのだそう。「図書館に行ってくる」ってカモフラージュしても、周りにはきっとバレバレだったんだろうな・・・。
図書館前の道は、ゆるやかな上り坂が続く。ここをまっすぐ進めば遺跡南側の出入口だ。
遺跡南側の出入口付近には、「バシリカ」と呼ばれる金融取引や裁判などが行われていた建物の柱が残されている。歴史マニアにはたまらないだろう。
結局エフェソス遺跡に2時間半ほど滞在したが、11月だったこともあり暑すぎず快適に見学することができた。また平日は比較的空いているようで「ひとり古代ローマ都市にタイムスリップごっこ」を楽しむこともできるぞ!
エフェソス遺跡への移動情報
イズミルからエフェソス遺跡へはミニバスと電車(TCDD)の2通りの方法がある。いずれもセルチュク経由で、所要時間は片道約1時間。ミニバスのほうが電車に比べ発着の本数は多いようで、私の場合は行きはミニバスで帰りは電車を利用した。
ミニバス
イズミルのオトガル(バスターミナル)→セルチュクのオトガル(運賃10リラ=約350円)
セルチュクのオトガル→エフェソス遺跡行きのミニバスに乗車し、遺跡北側の入口近くで下車。(運賃2.5リラ=約90円)※遺跡南側の出口からはセルチュク行きのミニバスが出ていないようだった。
電車
イズミルのBasmane駅→セルチュク駅(運賃6.25リラ=約230円)
(※遺跡までのアクセス方法は上記のミニバスと同じ)
セルチュクの町情報
セルチュクは小さな町だが飲食店が充実している。
エフェソス遺跡観光後に立ち寄ったOkumuşlar Pide Salonuというトルコピザのお店(上記マップの食事マーク参照)
ザクロジュースとピザ&サラダ(サービス)合わせて11リラ(約380円)。味も悪くなくwifiも使えた。
セルチュクの町自体もかわいらしい。