2015年11月7日 アイスランド・ボルガネス
ボルガネスから北西にあるスナイフェル半島へ向かいます。
Grundarfjörður(グルンダルフィヨルズル)
映画LIFEで、主人公のウォルターが自転車で爆走するシーンが撮影された場所です。アイスランドで最も美しい山と言われていますが、天気も相変わらずなのでそうでもありませんでした。
Vatnshellir Cave(ヴァッツヘットリル洞窟)
こちらは、スナイフェル半島の先端にある溶岩で形成された洞窟です。飛び込みでガイドツアーに参加しました。
Vatnshellir Caving Tour | Guide to Iceland
Follow the path of the lava flow, about 200 meters into the cave and 35 meters below the surface to see amazing colors and lava formations. The 8000 years old cave is located in Snæfellsjökull National Park, about 10 minute drive from Hellnar.
それでは、ガイドツアーの様子をご紹介します。
私たちは13:00の回に参加しました。ヘルメットや懐中電灯は無料貸出で、ツアーは約1時間。料金は2,500クローネ(約2,200円)でした。*2015年11月時点
洞窟に入る前に、洞窟の概要について説明を受けます。ガイドさんは年配の方で、英語に少しクセがあるものの、なんとか聞き取れるレベルでした。
奥行きは200m、地下35mまで広がる洞窟で、約8,000年も前に形成されたもののようです。近くにある火山の噴火により溶岩がここを通り、噴火が終わると溶岩は外に流れ出て、徐々に冷却されこのような形の洞窟が出来上がりました。溶岩の洞窟もアイスランドならではですね。
螺旋階段を降り洞窟内へ。懐中電灯で照らすと、紫がかった色の岩々が姿をあらわします。
奥に行くにつれ、内部がとんでもなく広いことがわかります。
写真を撮るため最後尾に居ると、闇に引きずりこまれるような感覚を覚え少し怖くなりました。
予想以上に楽しむことができた洞窟ツアーでした。洞窟の内部は寒いので、ジャケット等を着込んでいったほうが良いと思います。
アザラシを見るつもりが・・・
スナイフェル半島からボルガネスに戻る途中、Ytri Tungaという海岸で車を降りてみました。
看板によると、Harbour Sealだと5月〜9月、Grey Sealだと9月〜12月頃に観察することができるようです。ビジターセンターでは「運が良ければ・・・」と言われたため、あまり期待はしていませんでした。
ここで、とんでもないものを発見します。
そこにいたのは、海藻を食べるたくさんの羊でした。信じられない気持ちでその姿を追います。
もしかしたら、アイスランドで受けた一番の衝撃かもしれません。羊が海藻を食べることを生まれてはじめて知りました。
Ytri Tungaを後にし、ボルガネスへ向かい車を走らせます。
レンタカー周遊旅も残り1日ですが、いきなりこのタイミングで晴れてきました。
11月のアイスランドは天候が不安定なのでしょうか?
16:00 ボルガネスのガソリンスタンドで作戦会議
ガソリンスタンドに併設のレストランで、スープセット(1,000円)をいただきながら、この後レイクホルトに行くか、そこで車内泊するかという話し合いをしました。
結論として、夜にレイクホルトに行きオーロラ鑑賞を1時間ほどしてから、ボルガネスのユースホステルに戻ってくることになりました。皆車内泊はもう嫌みたいです。
19:00頃 レイクホルトへ
アイスランドでも有数のオーロラ観測スポット、レイクホルトへ向かいます。私たちは街はずれにある小高い丘のような場所に車を止め、オーロラが出てくるのを待ちました。
30分ぐらいすると、ちょっとだけオーロラらしきものを見ることができました。
レイクホルトの町の明かりのせいで少オーロラが見えにくいのかもしれません。2日目に見たような大規模なオーロラをもう一度見ることができたら・・・オーロラを見るチャンスは翌日に持ち越しとなりました。