2016年4月10日 インド・ウスール
バイク旅3日目の続きです。
ウスール村では、15人ぐらいのこどもが常についてくるのですが、こどもたちのパワーがとにかく凄かったです。
一眼レフカメラをバックから取り出すと、撮って撮って〜!!と大撮影大会に。
家の裏手にある土手にひとりで散歩しに行こうとしたところ、蛇が出るから危ないよ!と言われ総勢約10名でお散歩することに(笑)
ちなみにこの草は、人間が食べる用と牛用とで栽培するエリアが別々になっていました。インドでは、牛は神様の扱いですからね。
あたりが暗くなってきても、皆ずっと私と一緒に居たがって、カメラの代わりに折り紙を出してみたら、もう大騒ぎ!
インドでは船の折り方はポピュラーのようで、折り紙を渡すと皆ドヤ顏で作って渡してきました。折り鶴は難しいようで、代わりに折るようにせがまれました。夢中になって22時頃、ようやくこどもたちが家に帰っていきました。
ぐったり。インドのこどもがこれほど手強いとは思いませんでした。
そして夜が明ける
7時頃に目が覚め、ヨガをしに屋上へ行こうとドアを開けると、こどもたちがすでに待ち構えていました(笑)ひぇ〜 あんたたち早起きだね!!
こどもたちは、ちゃんとポーズもできていて素晴らしかったです。固いコンクリートの上でやってもらうのは申し訳なかったですが、ヨガマットが1枚しかないから自分用に使わせてもらうね。
ヨガのあと下に戻ると、どうもRaviの調子がおかしくなっていました。頭痛がひどく、ベットに横たわったまま起きることができないようです。お母さんが心配し、手作りの生姜ペーストを湿布としてRaviの額に塗ってくれました。
Raviの頭痛がよくなるまで、こどもたちと一緒に遊ぶことにしました。こどもたちは「うちに遊びにおいでよ!」と私の手を引っ張り、自分たちの家に私を連れて行こうといます。
5軒ぐらいお邪魔したところで、お母さんから朝ごはんの支度ができたと声がかかり、ようやく解放されたのでした。ほっ。
その後は女の子たちと、インドのミュージックビデオを見ながらダンスしたりしていました。
10:30 チェンナイに向け出発
Raviの頭痛も回復したところで、ウスール村をあとにします。
インドがパワーで満ち溢れている理由がわかった気がします。こどもの時からこんなにやんちゃに育っていたら、そりゃ大人もパワフルになりますって。
チェンナイに向かう途中も、チャイ休憩をしたり、スイカを食べたりしました。
16:00 無事チェンナイのRaviの実家に到着
翌日インドとはお別れ。急に淋しく、切ない気持ちになったのでした。