2016年2月29日 インド・オーロヴィル
マハーバリプラムを出て、ポンディシェリーに向かう途中、手前にあるオーロビーチでバスを下車しました。目的はオーロヴィルというコミュニティを見学することです。
といっても、まず荷物を下ろしたい・・・。近くのレストランでランチを食べたついでに、お店の主人にオススメの宿がないかと尋ねたところ、Airbnbの宿を紹介してくれたので、早速ここに1泊することにしました。
オーロヴィルとは?
フランス人女性が提唱した、国籍や宗教の枠を越え、世界中から集まった人たちが共存する理想コミュニティのことです。一定の労働条件と引き換えに、人々が無料で居住しており、敷地内には学校、アシュラム、病院、飲食店やショップなど生活に必要なものが揃っているそうです。施設内では面接を受け、許可されれば、一定の滞在期間を経て永住できるそうです。
参考記事
バイクでオーロヴィルへ
オーロヴィルの敷地までは、路線バスなどはありません。観光客はポンディシェリーからのツアーを利用するか、もしくはバイクをレンタルして行くのが一般的のようです。オーロヴィルの敷地は広く、リキシャーで行けば、近くのオーロビーチから片道200ルピー以上かかるみたいです。
ひとりでバイクを運転するのはさすがに勇気が出ないし、Airbnbのオーナーさんにガイドも兼ねてバイクで連れて行ってもらうことになりました。往復400ルピー+ランチをおごるという約束です。
私はすでにランチを食べた後でしたが、オーナーさんのためにカフェに寄ります。インドにしてはちょっと値段は高めで、サラダとパンのセットで150ルピーぐらい。カフェの隣にはお土産屋さんやTシャツ屋さんもありました。普通のおしゃれカフェですよ、ここ。
その後は、オーロヴィルの瞑想センターへ。内部には巨大な水晶が鎮座しており、そこで瞑想をすれば強大なパワーが得られるらしいのですが、瞑想センターは一日あたりの入場制限人数があり、すでに3日先まで予約でいっぱいでした。
瞑想センターの展望台にいたセキュリティマンに撮ってもらった写真。撮るのがうまい人でした。
機会があれば、いつかここで瞑想してみたいですね。
その後はビジターセンターで展示とオーロヴィル紹介ビデオを見てから宿に戻ります。
オーナーさんには正直そんなにガイドらしいこともしてもらってないし、リキシャーをハイヤーしてひとりで来ても良かったかな。
ポンディシェリーのオーロビンドアシュラムへ
ポンディシェリーには、オーロヴィル提唱者のマザーが眠るオーロビンドアシュラムという施設があります。私が訪れた時はマザーの誕生日を記念し、普段は入れない上の階が一般開放されていました。オーナーさんがバイクでそこまで送ってくれるというので、言葉に甘えてお願いすることに。
17時に入場整理券をもらい、18時にようやく入場開始です。
施設内は靴禁止で、アシュラムの目の前に無料で靴を預けるスペースがある。入場のための行列中も、1時間ほどずっと裸足でした。
マザーの写真や遺品などを見学し、外を出たらもう20時頃。軽くチャパティとカレーを食べ、路線バスでオーロヴィルの宿まで戻りました。
マハーバリプラムからポンディシェリーまでの移動情報
マハーバリプラム→オーロビーチまで路線バスで60ルピー(約100円)
オーロビーチ→ポンディシェリーまでは路線バスで5ルピー(約8円)
オーロヴィルの宿情報
Ashok Studio Apartment
屋上にあるダブルルームを1名で利用 *値下げ交渉して600ルピー(約1,000円)
wifiなし・シャワー&トイレ別・オーロビーチのバス停から徒歩5分ほどです。
下の階に長期滞在している欧米人もいました。近くにローカル食堂もあり、オーロヴィルに行くには便利かも。オーナーさんはちょっとセクハラまがいの行動をしてくるので、女性一人の場合はくれぐれもご注意ください。毅然とした態度で接していれば特に問題ありません。