ナミビア

アフリカでのテント泊にさようなら

更新日:

2016年2月14日 ナミビア・ウィントフック

スワコップムントから車で戻り、ウィントフックに1泊。Chameleon Backpackersのキャンプサイトが空いていなかったため、1泊だけBackpackers Uniteという宿に行ってみることにしました。

テント泊にさようなら

これがアフリカで最後のテント泊です。次に向かうケープタウンの中心部にはキャンプサイトがないためです。

テントはナイロビのナクマット(スーパー)でマットレスと合わせて約3,000円で購入したもの。簡素なつくりで、骨組みも弱ってきていますが、あと少し使えそうです。

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自分だけの空間が作れるテント泊は思いのほか快適で、アフリカではトータルすると約2週間の間、テントにお世話になりました。充分すぎるぐらいにモトは取れたと思います。テントとの別れが若干名残惜しいぐらいですね。

 

アフリカ北上組との出会い

朝テントから出ると、中国人とスペイン人が居たので、少しおしゃべりをしました。彼らはこれからナミブ砂漠を一緒に廻り、その後はアフリカを北上していくそうです。

私は彼らにテントを寄贈することに決めました。 二人用にしては小さいですが、砂漠のキャンプサイトではきっと役立つでしょう。

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スペイン人の彼は、私が持て余していたボツワナ100プラを100ランド(南アフリカの通貨)で両替してくれました。ナミビアの両替所に持っていくと、手数料が差し引かれ、60ナミビアドルにしかならないので困っていたところでした。これは嬉しかったです。

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スペイン人の彼は、世界120カ国を旅したという筋金入りのバックパッカー&ブロガーでした。

▼彼のブログ。スペイン語ですが興味がある人は読んでみてください

私がこれからインド&ネパールに行くのだと話すと、ヒマラヤトレッキングを勧めてくれました。2週間ほどかけ、ひとりで登ったそうです。キリマンジャロ登山に比べ、かかるのは入山料と日々の食費ぐらいで、費用も格段に安く収まるそうです。1週間ぐらいでできるルートがあれば、是非挑戦してみたいところ。夢が膨らみます。

アフリカを北上する彼と連絡先を交換し、実際に宿泊したボツワナのオススメのキャンプサイトを教えてあげるととても喜んでくれました。こういうところで自分の旅の情報が誰かの役に立つのは嬉しいですね!

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別れ際、テントセットはすっかり彼のものになっていました

 

インターケープバスでウィントフックからケープタウンへ

17時ウィントフック発の夜行バスで、南アフリカのケープタウンを目指します。

16時半頃、インターケープ社に到着しました。

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インターケープバスは快適さと安全性において定評があるそうです。2階建てのバスで、私は前日にインターネットでチケットを購入しましたが、まだ座席に余裕があるぐらいでした。

チケットには3種類あり、私が購入したのはSAVERと呼ばれる最も安いチケットで、事前の座席指定は出来ず、乗る時に座席が割り当てられるらしい。オフィスでスマホの画面を見せ、紙のチケットに交換した後、バスの前にできている長蛇の列に並びます。

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よく見るとふたつの列があり、預け荷物のタグをもらう列と、車内に乗り込むための列に分かれているようです。何だか効率が悪いですね。荷物を預ける場所で、タグをそのまま渡してあげればいいだけの話なのに・・・

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国境に至るまでの道は、でこぼこしていて横揺れが激しかったです。荷物棚に入れたサブバックがいきなり落ちてきてびっくりしました。

休憩を何度か挟みながら、午前4時頃に国境越えのイミグレです。ナミビアの出国手続きはスムーズでしたが、南アフリカの入国側は、入国スタンプをもらった後に警察に一旦パスポートをあずけたり、バスに乗る前に預け荷物の中身チェックがあったりと入念でした。

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バス内は常時冷房が入っており、長時間乗っているとかなり冷えます。周りを見たら、現地人もほぼ毛布持参でした。バス内に寝袋を持ち込んで正解でしたね。あと数時間でいよいよアフリカ旅の最終目的地、ケープタウンに到着です。

 

ウィントフックの宿情報

Backpacker Unite

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ドミトリー1泊140ナミビアドル(約1,000円)・テント泊80ナミビアドル(約570円)

カメレオンバックパッカーズよりも混んでいないためかwifiも速く、キッチンも広く居心地は良かったです。

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キャンプサイトもThe Cardboard BoxやChameleon Backpackersよりも広々としており、テント泊向けです。(朝食はドミトリーだとつきますが、テント泊は不明)

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難点は、スーパーのあるショッピングモールまで遠いこと(徒歩15分ほど)と、施設内のコンセントの数が少なめなことぐらいです。

場所

ウィントフック→ケープタウンへの移動情報

インターケープ社の夜行バスを利用( 17時出発→翌朝の14時頃到着) SAVERで650ナミビアドル(約4,600円)でした。シートは130度ぐらいリクライニングでき、またフットレストがついていて快適です。wifiや電源コンセントはなし。車内にトイレあり。

途中休憩で立ち寄るガススタンドで、ドリンクや軽食などが購入可能です。ただスーパーよりは若干高めなので、お菓子やパン、フルーツなどを事前に買っておくといいかもしれません。

※車内は寒いためブランケット持参推奨

以上、2016年2月時点での情報をもとに記事を作成しました

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札幌在住。これまで訪れた国は68カ国。 趣味は登山やヨガなど。コーヒーが好きです。

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