キリマンジャロ登山1日目
2016年1月5日
朝9時頃モシの宿にKiliclibersの車が迎えに来ました。ガイドさんの兄弟が働くレンタルショップ屋で、必要な装備をレンタルした後、マラングゲートへ。
車内で、同じルート&日程で参加するはずの日本人2人が直前にマチャメルートに変更したと聞かされます。まさかのひとりでの登山・・・。急に不安になり、ガイドのアスマニに言うと「僕が一緒に居るから大丈夫。そのためのガイドなんだよ」と諭されました。
入山手続きやポーターの荷物の計量などで2時間ほど待たされます。
13時頃登山開始
初日はジャングルみたいな道を登っていきます。ペースが早くなると、アスマニに「ポレポレ」(ゆっくり)と言われるため、意識してスローペースで歩くよう心がけました。
1時間半ほど歩いたところにあるピクニックサイトで、ランチ休憩(併設トイレあり)。
登山中のランチは、毎日このような箱に入った状態で渡されました。自分でリュックに入れて運ぶのですが、ジュースが地味に重かったです。半分ぐらい残すとアスマニに「全部食べるように」と厳しく注意されてしまいました。これから標高が上がるにつれ食欲が減退するそう。おそろしや!
ゾウの鼻のような形の高山植物。かわいい。
16時頃マンダラハットに到着
初日は3時間ほどのトレッキングで終わりました。
荷物を山小屋に置くと、ティータイムが始まります。
高山病予防なのか、お茶をたくさん飲むよう工夫されているようですね。ほぼ毎回ポップコーンですが・・・
夕食の時間まで、Acclimatization(高度順応)のため、近くにあるクレーターまでハイキングしました(往復で30分ぐらい)。20代のケニア人ボーイズとご一緒させてもらいましたが、皆陽気で優しかったです。
このあたりは昔活火山だったため、クレーターができたそうです。噴火したのは紀元前のことなので、またアクティブになる可能性は低いとのこと。
ケニアボーイズは歩くペースがとても早かったです。このスピードの速さがこの後彼らの登山に影響することを、この時はまだ知る由もありませんでした・・・。
19時頃夕食
きゅうりのスープと、メインディッシュはサラダと炒め物です。ランチを食べたのが14時半頃だったのでお腹が空いていませんでしたが、無理して食べました。
ひとりのディナーテーブルはちょっとだけ淋しかったです。ケニアボーイズたちが時々話しかけてくれるのが唯一の救いでした。
宿泊する山小屋はこんな感じで、ここに寝袋を敷いて寝ます。
同室のクロアチア人のアニータは陽気で楽しく、すぐに打ち解けることができました。
夜中に胃の不快感と尿意で目が覚め、トイレに行ったらお腹を下してしまいました。食べてからすぐ寝たせいか完全にもたれていました。
初日からこれか・・・
ふと見上げると、空には満天の星が輝いていました。