2015年10月7日
この日はトドラ渓谷を出て、世界遺産のアイトベン・ハッドゥを観光し、その日のうちにマラケシュに移動するというハードスケジュール。
バスチケットを誤って購入してしまったために・・・
まずはトドラ渓谷のノリコハウスから、ティネリール経由でワルザザードへ。
そこからアイトベン・ハッドゥに行くための分岐点までバスorタクシーを使い、アイトベン・ハッドゥからはマラケシュ行きのバスに乗ろうと思ってました。(ノリコさんや宿の情報ノートに聞いたらバスがありそうだったので)
ティネリールのCTMで「アイトベン・ハッドゥからマラケシュ行きのバス」と聞いたらバスがあるっていうので意気揚々で購入したのですが、後でチケットをよく確認すると出発場所がAgouimって書いてありましてね・・・。
スマホのマップアプリで確認してみたら、アイトベン・ハッドゥからマラケシュ行きのバス(CTM)は出ておらず、Agouimってところから出ていたわけなんです。
ワルザザードのバスターミナルにCTMのカウンターがあったので、出発場所が違うから変更するか返金してもらうように頼んでみることに。私は荷物の見張り番をしていたのですが、先に聞いてきてくれた旅仲間のGくんがかなり立腹しながら戻って来たので私も確認しにい行ったのですが、スタッフのやる気がなさすぎて驚愕。
「ティネリールで買ったチケットでしょ?ここじゃどうにもできないよ。」
「え、同じ会社(CTM)でしょ?」と問いつめてみるものの、人をバカにしたような態度で「ここじゃ何もできない」と同じ言葉を繰り返すだけ・・・。これにはひさびさに私もブチ切れました。
購入したチケットの詳細をその場で確認しなかった私たちも悪いけど、ちょっとその対応はないんじゃない?
最終的に、ワルザザードのバスターミナルから少し離れたところにあるCTMのオフィスに行き、ひとつ遅い時間の便に変更してもらい(ここのスタッフの対応は素晴らしかった)、時間の都合から、ワルザザード〜アイトベン・ハッドゥ〜Agouimまではすべてタクシーをチャーターして廻ってもらうことに。ワルザザードのバスターミナルからCTMのオフィスまでも付き合ってくれ1台あたり370ディルハム(約4500円)。現地の物価から考えるとなかなかリッチな移動となってしまいました・・・。
世界遺産のアイトベン・ハッドゥはこんな感じ
肝心のアイトベン・ハッドゥですが、城塞都市のようなつくりになっています。
バスの乗車時間の都合で、私たちに許された滞在時間は約1時間。
城塞都市を見下ろせる小高い丘もありますが、私たちは丘には登らずに邸宅の内部を見学できるミュージアムを見学しました。
どなたかのブログにも書いてありましたが、少し離れて対岸あたりから城塞を眺めるのが一番サマになる気がします。
この周辺にはハリウッド映画の舞台として使われているスタジオもあるみたいです。感想としては労力をかけて行ったわりには、それほど響かなかった・・・(苦笑)
お昼も食べずに観光していた私たちは、対岸にあるカフェでサンドイッチをささっと作ってもらい、テイクアウト。Agouimへ向かう車の中で食べたサンドイッチの美味しいこと!無事CTMのバスにも乗車でき、マラケシュに到着したのは21時すぎだったかな。マラケシュの様子は次回の記事で。
移動情報
- トドラ渓谷のノリコハウス前からシェアタクシー (7ディルハム)
- ティネリール→ワルザザード (民営バス 50ディルハム)
- ワルザザードバスターミナルからCTMオフィスまで(タクシー1台20ディルハム)
- ワルザザード→アイトベン・ハッドゥ→ Agouimまで(タクシー1台350ディルハム)
- Agouim→マラケシュ(CTM60ディルハム)
- マラケシュCTMバスターミナルからフナ広場近くまで(タクシー1台25ディルハム)
*以上、2015年10月時点の情報をもとに記事を作成しました。