2015年12月19日 エチオピア・ジンカ
カイアファールの町からミニバスで約1時間半ほどのジンカという町へやってきました。
(※ミニバスの運賃50ブル=約275円)
カイアファールでは木曜マーケット、そしてジンカでは土曜マーケットが見どころのひとつとなっており、運がよければジンカの街中でムルシ族にも会えるようです。
ジンカの子どもガイド
ブログで目星をつけていたHayat Pensionを探しながら歩いていると、地元の子どもたち5〜6人にぴったりマークされました。「どこのホテルを探しているの?案内するよ」と言いながらずーっとついてきます。(チップを期待しているのかな?)
その子どもたちのなかに、見覚えのある顔が・・・。
カイアファールの木曜マーケットで話しかけられた「アベ」です。
※カイアファール編でのブログには書きませんでしたが、世界一周旅行者のブログにも度々登場する子どもガイドで、英語が堪能。普段はジンカに住んでいるらしく、ムルシ族ツアーの案内を得意とします。
アベがHayat Pension近くに新しくできたFamily Pensionという宿がオススメだというので、ついて行ってみると綺麗でコスパも良かったため、そこに即決しました。(宿情報は記事の最後に書きます)
また、アベは私が大好きなアボカドジュースが飲める近くのお店を教えてくれました。おしゃべりですが、嫌な印象もなくかわいらしい少年です。
ジンカの町の印象
ジンカはエチオピア南部ではそこそこ大きめの人口約3万人の町です。カイアファールとは比較にならないほど商店が多くあり、カフェや銀行&ATMもあります。(ただしwifiには期待できません)
揉め事があるとどこからともなく集まってくるミーハーなジンカの人々を、カフェのテラスから観察するのが楽しかったです。
— N@Sapporo (@finsbury19) December 20, 2015
ジンカでは町や土曜マーケットの様子をスマホで撮っていましたが、スマホの盗難に遭ってしまいほとんどの写真を失ってしまいました。マーケット自体は、日用雑貨や農作物などが中心で、観光客にとって見どころはほとんどありません。
土曜マーケットの一角にいたムルシ族。ムルシ族は街中のバーにお酒を飲みに来たりもするそうです。この時は「子連れだから」と2人分の撮影料20ブルを払い撮影させてもらいました。ちなみにこれ、直前まで口にお皿入れてません。彼らにとっては、完全にビジネスなんですね。
ジンカの宿情報 Family Pension
こどもガイド・アベに紹介してもらったFamily Pension。Google MapやMaps.Meには載っていませんが、場所としてはNardos Pensionよりも西側へ行ったあたりにあったと思います。(こどもガイドに聞いてください・・・)
外観
敷地内の様子
小屋の中には監視員が常駐しており、入り口の戸を叩くと出てきて解錠してくれます。洗濯を干すロープも敷地内に張り巡らされていて、バックパッカーには嬉しい環境ですね。
洗顔や洗濯もできます。カイアファールの時と違い、水が出るので感激しました。
トイレは、ややハエや蚊がたかってます。(手を洗う水が設置されている点は◎)
ダブルベットの一室100ブル(550円)
※ベットにはビニールシートを敷いていたため、南京虫被害の有無は不明です
エチオピア南部のため断水もありますが、水シャワーは快適でした。オーナーさんも英語が話すことができコミュニケーションにも問題なし。滞在時、私たち以外にもカイアファールのNasa Pensionですれ違った日本人グループが泊まっていました。
彼らは私たちよりも一足先にジンカ入りしていて、すでにムルシ族ツアーのガイド探しや料金交渉まで済ませており、さらにコストを安くあげるため追加メンバーを募集しているところでした。私たちはそのプランに便乗させてもらい、翌日ムルシ族を訪問するツアーに参加することに。詳細は次回の記事で紹介します。
*以上、2015年12月時点での情報をもとに記事を作成しました。(1ブル=約5.5円で計算)