サンベノー
2015年7月3日 ウランバートルを出る前日に、ちょっとだけ市内観光をしました。
ウランバートル市内にあるチベット仏教のガンダン寺。通院に同行してくれていた通訳さんが、付き合ってくれてさらにタクシーで送迎までしてくれました。
ガンダン寺は、ウランバートル市内でもスリが多い観光スポットらしいので、こんな足ですし、付き添いがいるだけで心強いです。
ガンダン寺の観音堂
この建物は過去に一度ロシアに破壊され、その後また建築し直したという経緯があるそうです。その時に唯一破壊されずに残っていたのがこの柱で、これからも観音堂が守られるよう人々が祈りを捧げていました。
屋内では世界一大きいといわれる観音菩薩が中にあります。銅製で高さは約25m
すごい迫力です。周囲にはお香がたちこめ、観音菩薩を囲むようにマニ車が配置されていました。この観音菩薩は、当時の王が病気で盲目になってしまったため、目を治すのを祈願し建てられたものらしいです。ここを参拝すれば目をよくするご利益もあるようです。
敷地内のいたるところにマニ車があります(通訳さん隠し撮り)
敷地内のお寺
お経を読む講堂は午前中で終わってしまったようで、見学することはできませんでした
帰りに、おもしろいものを見かけました。
ウランバートル郊外に大きな仏像と街を建てるプロジェクトが進行中らしいです。完成予定は2016年でしたが、作業が遅れているため2017年頃になるという話でした。
仏像は13歳の少年がモデルで、ウエストが細く顔が非常に凛々しいです。
リオ・デ・ジャネイロのキリスト像やニューヨークの自由の女神よりもさらに大きいものになるそうです(こういうの、何気に世界中で競ってたりするんですね・・・)
仏像をメインとした街を作る計画のようで、その付近には新しい空港も建設中なんだとか・・・。これもひとつの新たな観光名所になりそうな予感がします
現在ウランバートルはモンゴルの約半分の人口が集まっているらしく、車の渋滞が本当に酷いので、こうしたプロジェクトにより少し緩和されるといいですね。
同じゲストハウスに宿泊しているマレーシア人の男の子に、市内が一望できるレストランに連れて行ってもらいました。
Peace Palaceというビルの最上階にあるレストランです
怪我以来、傷に悪いと思いお酒は控えていましたが、ついに13日ぶりにビール解禁です・・・!
↓チンギスビール(5000トゥグルク=約310円)
う、うま〜い!!
ビールってこんなに美味しかったでしたっけ。あーびっくりしました(笑)
17時頃だったのでまだ明るいですが、眺めは最高です(ザイサンの丘側)
眺望スポットとして有名なザイサンの丘には今回行けなかったため(階段がキツいので)、ここでかわりにウランバートル市内を一望できて良かった。
こうして見ると、ウランバートルって本当に都会です
ザイサンの丘の反対側のあたりは、山の斜面に小さな家々が多く見受けられます 貧困層が住むエリアだと聞きました
怪我で約半月ほとんど宿にこもりっきりのウランバートル滞在でしたが、やっぱり旅に出て良かったと思います
大変なことも色々ありましたが、そのぶん人の優しさもより深く感じることもできたし、普通に歩けることがどれだけ素晴らしいことなのかにも気づくことができました。
ここもマレーシア人の彼のおごりでした。
こんなに皆によくしてもらって、私はどうやって恩返ししたらいいのか・・・
【レストランの場所】
このビルの最上階にあります。夜に来るとまた違った景色が見れそうです。私たちが行ったのは金曜だったのですが、19時以降のテラス席はほぼ予約で埋まっているようでした
この記事は予約投稿なので、この記事がアップされている頃はイルクーツクに向かう列車の中です。無事ロシアに到着したらまたブログを更新します。
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