稲佐の浜

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稲佐の浜と出雲大社へ

投稿日:

2022年8月2日 晴れ
6時半起床。出雲ツインリーブスホテルの朝食。朝からもりもり食べて出発です。
出雲ツインリーブスホテル朝食
7時半に出雲駅の前のバス停留所から、日御碕(ひのみさき)神社行きのバスに乗ります。前日に購入した「縁結びパーフェクトチケット」を利用しました。

日御碕神社行きの駅前バス

稲佐の浜へ

バスで約30分で稲佐の浜へ。出雲大社参拝の儀式のために立ち寄りました。
稲佐の浜

出雲大社の西方1kmにある海岸で、国譲り、国引きの神話で知られる浜。また、この浜は旧暦1010日に、全国の八百万の神々をお迎えする浜でもあります。「弁天島」と呼ばれるこちらの岩の上には小さな祠があります。参拝してから浜の砂を持ち帰り、後ほど参拝する出雲大社の砂と交換するとお守りになるそうです。

稲佐の浜の砂

場所

最寄りのバス停から徒歩3分ほどです。バスの本数が少なく、タクシーもほとんどいないので、車がない方は帰りは出雲大社まで「歩き」が正解かと思います。

稲佐の浜バス停

※2022年8月情報

奉納山公園入口出雲大社に向かう途中、出雲阿国のお墓や、石碑などがある奉納山公園という場所がありました。公園の見晴台からは、出雲の町が一望できるそうです。炎天下ということもあり、スルーしましたが。

出雲大社を参拝

いよいよ出雲大社の大鳥居に到着です。平日のせいなのか、シーズンオフなのかは不明ですが、出雲大社は参拝客がそれほど多くありませんでした。人が少ないと神様のエネルギーがよりダイレクトに感じられると思うので、ラッキーだと思いました✌️
出雲大社入口

出雲大社は2回目。以前参拝したのは2002年頃なので、実に約20年ぶりということになります。(年齢バレるわ)
出雲大社の参道参道が「下り」っていうのは、全国でも珍しいらしいですね。まずは、参道入って右手の「祓社(はらえのやしろ)」で心身の穢れをはらい清めます。出雲大社の参拝は「二礼四拍手一礼」です。

祓社

思わず通り過ぎてしまったのはご愛敬

しかし暑いですね・・・💦 まだ午前の早い時間帯なのに、マスクをつけていると汗が吹き出してきます。30度ぐらいあるんでしょうか。

神門

この先ですが、松の木の保護のため、参道は左右にあります。左手の参道の脇に、因幡の白ウサギのモニュメントがありました。

因幡のウサギ

出雲大社で祀られている大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は、傷ついたシロウサギを助けたという神話が残されていますね。大国主大神とその兄弟の神様たちは、因幡の国に八上比売(やかみひめ)という美しい姫がいると聞き、因幡の国に向かうのですが、どの道中、大国主大神がシロウサギを助けたことがきっかけで、八上比売(やかみひめ)は心優しい大国主大神に心打たれ、見事結ばれたと言われています。

因幡のシロウサギ
そんなわけで、出雲大社は縁結びのご利益があるとも言われているそうです。

ムスビの御神像

ムスビの御神像(古事記に出てくる神話は、謎めいていてとてもおもしろそうです)

銅鳥居をくぐると、いよいよ拝殿がお目見えです。
銅鳥居

ここで出雲大社の境内の配置図を確認してみましょう。
出雲大社境内案内図(拡大)参照元:出雲大社公式ホームページ「境内案内図

拝殿で「二礼四拍手一礼」で参拝したら、反時計回りに境内を参拝するのが正式な参拝方法のようです。
拝殿

拝殿の左右にある十九社(じゅうくしゃ)。神在祭の時に八百万の神々が泊まる場所とのことです!八百万の神々ホステルです。
十九社

十九社から見る拝殿

十九社から見る拝殿

御本殿の背後にあるのが素鵞社(そがのやしろ)。こちらには大国主大神の父神であり、ヤマタノオロチの退治でも有名な「スサノオノミコト」が祀られています。
素鵞社

この社の土台部分、稲佐の浜で頂いてきた砂と、出雲大社の御砂を交換する場所があります。稲佐の浜で頂いてきた砂よりも少なめに持ち帰るのがマナーだそう。この御砂はお守り袋に入れて持ち歩いたり、家の敷地の四隅に砂を埋めると家を守ってくれるとか様々なご加護があるそうです!

御砂
さらに、この社殿の裏手には磐座(いわくら)があります。この裏手には八雲山があり、古代から祭祀が執り行われてきた場所だそうです。山岩の一部に触れることで、強大なパワーを得られるそう。積極的にご利益を頂きましょう。

御本殿裏手から

御本殿裏手から眺める

御本殿の内部では、御神体(大国主大神)が西側を向いているそうで、この後通過する御本殿の西門が最も神様に近い位置で参拝できるとも言われています。稲佐の浜から八百万の神々がやってくる通り道でもあるそう。はぁ〜。奥が深すぎて全部理解するのは大変そうですね。

実は、今年出雲大社に来る予定はなかったのですが、ビビっと来ましてまさに「出雲大社」に呼ばれたような気がするんです。出雲大社に導いてくれた神様に感謝しながら、有り難く参拝させていただきます。

最後に御本殿正面から参拝。どなたかが祈祷されているのか、お囃子の音が聞こえてきました。
御本殿を眺める境内を出る前に、拝殿の向かい側の社務所で御朱印もいただきました。(コロナ対策のため書き置きでした)
出雲大社の御朱印
拝殿の社務所でおみくじを引いたのですが、出雲大社のおみくじは「大吉」とか「吉」などの運勢ではなく、「運勢」や「訓」(必要なことば)が書いてあるので、とても興味深かったです。おみくじを結ぶ境内の木は大変なことになっていましたね。
出雲大社の境内の木

最後に、神楽殿を参拝します。何といっても、この神楽殿の大しめ縄のインパクト!
出雲大社神楽殿20年ぐらい前は、このしめ縄にコインがたくさん挟まっていたような記憶があるのですが、ご存知の方いらっしゃいますでしょうか?当時は、他の参拝客がこの大しめ縄に向かってコインを下から投げていた記憶があります。私も真似したのですが、何とバチあたりなことをしていたのだろう。。。と今となっては深く反省するばかりです。
大しめ縄

神楽殿でセルフィー

スマホでセルフィー

大満足の出雲大社参拝でした。出雲大社のバス連絡所まで歩いて、次は日御碕(ひのみさき)神社を目指します。

場所

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札幌在住。これまで訪れた国は68カ国。 趣味は登山やヨガなど。コーヒーが好きです。

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