2019年7月28日 長野県・安曇野市
いよいよ燕岳に登る日がやってきました。前日の雨も止んでくれました。宿をチェックアウトして軽い足取りで穂高駅へ向かいます。
GuestHouse燈さん、どうもありがとうございました!
8:00 穂高駅にて待ち合わせ
穂高駅前から中房温泉にある登山口までの乗合バスが出ています。(片道1,700円 ※時刻表)
私はここで友人と待ち合わせしていました。燕岳登山を思いついた1ヶ月前、4年前にロシアのシベリア鉄道内で知り合ったタイ人のDewから「北アルプスにいくんだけど」と連絡が来て、登山開始日が私の予定と全く同じ日だったので、一緒に登ることになったのです。
しかし、Dewが引き連れてきたタイ人の数、なんと10名!!乗合バスも一気に満席になってしまいました・・・
ザックを膝に載せた状態で、出発です。約1時間かけ中房温泉の登山口へ。グネグネした道が続くので、酔い止めは用意したほうがいいかもしれません!
9:25 入山届を提出
タイ人たちと入山届に記入し、ポストに投函します。
タイ人9人は、昨夜は半分のメンバーが朝食なしのホステルに泊まったようで、朝食を食べてから登り始めるわ〜ってことで、初対面のタイ人ふたりと登山開始です。(どきどき)
9:55 燕岳登山口出発
日本三大急登と言われる中房温泉から燕岳までのコース(合戦尾根)を登り始めます。登山口と頂上の標高差はなんと1,287m。
階段のギャップが地味に足に来ますね・・・。足元は昨夜の雨で少し湿っていましたし。早い段階からトレッキングポールを出して、なるべく膝への負担をかけないようにしたほうが良いですね。
10:40 第一ベンチ
登山口から1km地点に、第一ベンチと水場があります。
持ってきた水はそれほど減っていませんが、給水してみたかったので、荷物を置いて下の沢のほうへ向かいます♫
こんな感じで原始的にボトルを水に沈めて給水する方式です。水は澄んでいて、冷たくてとても美味しかったですよ!
11:15 第二ベンチ
登山口から1.7km地点です。
本当に登山客が多く、北アルプスの人気の高さが伺えます。登山ガイド付きのツアーも多く「足をクロスして前屈すると膝の疲れを軽減できる」という技も盗み聞きしてゲットしました笑(実際にかなり助けられました)
日帰り登山程度の荷物の量であれば、もっとスイスイ行けるのでしょうが。今回は2泊3日予定で装備もそれなりに持ってきていたので(タイ人たちはテントも持ってきてました)、タイムは遅くなるばかりです・・・
12:00 第三ベンチ
昼頃になったので信州のおやきを食べてエネルギーチャージです。
タイ人たちにも疲れが見え始めてきました。ひとりは膝を押さえています。
途中、富士見台を通過しましたが、残念ながら霧で何も見えませんでした。
ごっつい荷物〜 1泊2日の燕岳登山なら絶対要らない量ですよね^^;
合戦小屋に向かう手前で、救助ヘリが上空にやってきました〜
ヘリの旋回による暴風で飛ばされそうになり、近くにいた登山ガイドの指示で、15分ほどその場に足止めとなりました。
救助ヘリは、最終的に一人吊り上げて去っていきました。具合が悪くなった人でもいたんでしょうか・・・
13:45 合戦小屋に到着
ここでのお楽しみは・・・スイカ。
甘くてめちゃくちゃ美味しい・・・!!汗で失われた水分が急速にチャージされているのを感じます。これ最高に幸せなご褒美ですわスイカはリフトでここまで運搬されているようです。素晴らしいサービスですね!!
合戦小屋でも、タイ人たちは軽食を食べたりして、小1時間ほど休憩していたでしょうか。
燕山荘までまだ2.3kmもありますwww
集団登山って、自分のペースで登れないから辛いwww
雲の影に、この日のお宿、燕山荘が見えてきました〜(救い)。目標地点が見えた後は、足取りも軽くグイグイ進んでいきますよ!
テント場が見えてきましたー!あと少し!!
16:00 燕山荘に到着!!時間かかりすぎだぜ!!