2018年7月21日 札幌
登山サークルの友人に誘われ、藻岩山をナイトハイクしてきました。
ナイトハイクとは
夜の山でライト片手に登山することです。
※今回は行きは明るいうちに頂上へ向かい、帰りはナイトハイクとなりました。
17:00 登山口から出発
夕方17時に藻岩山スキー場の駐車場に到着です。ここまでは公共交通機関がないため、車で連れて来てもらいました。今回は私を含む4名でのナイトハイクです。(全員がほぼ初対面です)
藻岩山山頂まで2.5kmです。藻岩山には5つ登山コースがあり、このスキー場コースが最も短い時間で頂上まで行くことができるみたいです。
最初は、石が細かく積み重なった登山道が続きます。明るいため問題はありませんでしたが、はじめてのコースの場合、最初から暗かったら少し不安になるかもしれませんね。
この日はかなり蒸しており、途中から滝汗です。夕方から登り始めて正解でした。
少し坂を登ると、馬の背部分です。ここで少しクールダウンできますね。
その後は、さらに急な登り坂が数百メートル続き・・・ここを乗り越えるとスキー場に出ます。
藻岩スキー場では上級者コースにあたる部分らしいです。このスキー場部分には階段が整備されていますが、段差がありキツいです。(私は階段が嫌いです)
このスキー場部分を過ぎると、あっという間にロープウェイの乗り場(もいわ中腹駅)につきます。
藻岩山の頂上へは、ここからもーりすカー(ケーブルカー)に乗るか、自然学習歩道(500m・200m)を通り徒歩で向かうかの二択です。私たちは最短でいけるほうの階段(200m)を登りました。
18:00頃 藻岩山山頂に到着(536m)
登山口から55分で頂上に到着です。記念に山頂三角点で写真撮影しました。
そして、山頂展望台からの眺めは・・・
期待以上のガスっぷり!!展望台は東南アジアと思われる国からの観光客でいっぱいでしたが、あまりの眺望の悪さに申し訳なくなってしまうほど。
18:30〜19:30 休憩
無料の休憩スペースで、今回のナイトハイク主催者のEzoさんが、なんと持参のお茶とおやつを振舞ってくださいました。
ゼリーから始まり、その後はガトーショコラとコーヒー(デザートのデザート)まで
お湯は登山用のポットに入れて持参してくださったものでした。私たちのために重いポットを背負っていたかと思うと、胸が熱くなります・・・。
休憩スペースの壁には、登山者名簿があります。詳細は不明ですが、藻岩山を何百回、何千回と登っている人たちの名前なのかもしれません。
休憩中に、その場に居合わせた四国からやってきたという登山者とお話ししたのですが、なんと現在200名山に挑戦中だそうです・・・!!時間の都合で、藻岩山登山ができず残念だと言っていました。登山にかける情熱がハンパないですね。
1時間ほどお茶して外に出てみると、ようやく薄暗くなってきていました。
ヘッドライトを装着して、お待ちかねのナイトハイク開始です!
19:30 下山開始
ケーブルカー沿いの階段を伝い、下山します。
もいわ中腹駅を過ぎてからは、ほとんど真っ暗になります。メンバーが4人いて、Ezoさんが熊よけの笛を鳴らしてくれたりしたので、安心してナイトハイクを楽しむことができました。
(ガスってたのが残念でしたが...)
20:30 登山口に到着
下山は53分と、登りとほぼ同じタイムで戻ってきました。お疲れ様でした。
ナイトハイクについて
藻岩山ナイトハイクを体験してみて、気づいたことをまとめてみます。
メリット
暑い夏に登山をしたい方におすすめですね。日中ほど暑くなく、混雑も回避できるのでリラックスして登山できますよ。夜景とトレッキングを同時に楽しめるアクティビティなのでオトク感もありますね。
デメリット
夜間なので単独行動は避けた方が無難です。最初は経験者と一緒に行くのがよいかもしれません。また足元が暗いため、集中しないと怪我をする恐れもあります。夜間のため、山頂用の防寒対策も忘れずに!
場所
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