2018年7月8日 北海道・札幌
札幌・盤渓で開催のSapporo Craft Beer Forestに参加してきました。
Sapporo Craft Beer Forestとは?
今年で6回目の開催となる屋外ビールイベントです。7月第1週の土日2日間で開催され、全国から集結したブルワリーたちによるクラフトビールとフードが提供されます。ビールはチケット制で、チケット1枚につき1杯のビールを専用のプラカップもしくは専用グラスに注いでもらう方式です。
当日券 1杯あたり500円+入場料500円
前売券 7枚綴りもしくは、6枚綴り+オリジナルグラス付きで各3,000円
※前売券を購入すると入場料が無料になるので、断然前売券がオトク。前日までローソンチケットで購入可能でした。(※2018年7月時点での情報です)
会場までは臨時の無料送迎バスが便利
地下鉄東西線・円山公園駅のバスターミナル向かいの「さっぽろ円山乳腺クリニック」前から、臨時の無料送迎バスが出ています。行きは11時-15時まで、帰りは17時-19時すぎまで運行しており、バスは満席になり次第出発するシステムのようです。
私たちは12時すぎにバスに乗りましたが、ほとんど待たずに乗車することができました。会場まではバスで約15分です。
Sapporo Craft Beer Forestの会場に到着
まずは入口のブースで、入場手続きです。前売券を持っている方はチケットの引き換えを、それ以外の方は入場料500円を支払い、専用のプラカップとリストバンドを受け取ります。
冬はスキー場になる盤渓(ばんけい)ですが、夏はマウンテンバイクの貸し出しやトレイルラン、ジップラインなどのアクティビティもあります。ロッジのレストランでは野菜バイキングもやっているみたいなので、今度ぜひ行ってみたいですね。
いざ入場です!
場所を確保し、クラフトビールのテントへ
このままクラフトビールのテントへ向かっても問題はないのですが、落ち着く場所を見つけてから行動することに。帰りのバスは17時ですし、時間はたっぷりありますから!
友人持参のレジャーシートと折りたたみテーブルをセットし、貴重品だけ持って行動開始です。
ビール&フードテントの様子
会場ではブルワリーが一同に並び、それぞれ常時3種類のビールを提供しています。開栓し樽が空になり次第、次のビールが登場するという仕組みのようです。
テントゾーンを何度か巡回してみたのですが、常に行列を作っているのはKyoto Brewing Co.でした。 ※2018年のビールラインナップはこちら
会場の中央の飲食スペースを挟み、反対側にはフードテントが並んでいます。ハンバーガーの「Jacksonville」や、餃子の「いせのじょう」さん、燻製や羊肉のグリル、焼きたてピザのワゴンなども出店していました!
私はJacksonvilleのハンバーガー(600円)とポテト(500円)を購入しました。ハンバーガーは野菜なしの無骨なものでしたが、そのぶん肉汁がダイレクトに感じられ、野外フェスで食べるのには意外とアリかなと思いました。
photowise的クラフトビール4選
登別市「プレミアムビール鬼伝説」ー鬼に腹巻IPA
まずは1杯目!前日にinstagramで見かけ、気になっていたこちらのビールです。
味に深みがあって香りが強く、飲み応えがあるビールでした。ただし、がぶ飲みはできないかも...
IPAとは
IPA と書いてアイピーエーと読む。インディアペールエールの略称で、18C末、インドがイギリスの植民地だったころに、インドに滞在するイギリス人にペールエールを送るために造られた。海上輸送中に傷まないよう、防腐剤の役割を持つホップを大量に投入したため、香りと苦みが非常に強い。ービール女子より
山梨県「富士桜高原麦酒」ーゆず香り和イツェン
初めてお目にかかるブルワリーさんのビールです。偶然お店の前を通った時に、15分後に開栓という張り紙を見かけ、気まぐれで行列に加わってみたのですが...
これが衝撃的な美味しさでした!ブルワリー20周年を記念して醸造、同会場にも出店していた大阪の箕面(みのお)ビールさんとのコラボビールだそうです。ゆずの香りがほのかに漂っていて、爽やか。こういう限定ビールが飲めるのも、フェスのいいところですね。
神奈川県「サンクトガーレン」ーマンゴーIPA
このまま硬派のクラフトビールを存分に味わうべきだったのかもしれませんが、つい遊び心で注いでもらったマンゴービールです。正直な感想ですが、IPAが強いせいなのかマンゴーの味が思ったほど引き立っていないような気がしました。友人はマンゴーの後味がすごくする!!と興奮していましたが、マンゴー大好きの私としては「マンゴーはもっとマンゴーたるべき」と思いました。個人的には惜しいビールでしたね。
江別市「ノースアイランドビール」ーCoffee Ale
ここまでの3杯が強めだったせいか、一気に締めに入ってしまいました。札幌で人気のゲストハウス「Ten to Ten」とのコラボ商品 Coffee Aleです。Ten to Tenってタンザニアのザンジバル(ストーンタウン)に店舗があるって知ってました?驚愕です。
この後はレジャーシートに倒れ込み、ごろごろしながらのんびりCoffee Aleをいただきました。4杯でギブです。
この日は天候にも恵まれ、最高の状態でビールを飲むことができました。
Sapporo Craft Beer Forestまとめ
最後に、SCBFの個人的な感想と注意点をまとめてみました。
SCBFの総合評価
おすすめ度
ビールも含め、偶然の出会いを楽しめる方におすすめのイベントですね。ガチガチに品定めしてから会場入りすると、お目当のビールが飲めない場合にがっかりするかもしれません。とにかく肩の力を抜いて、ビールを楽しみましょう!!
ビールの品揃えは、輸送の関係なのかIPAのビールが多かったですね。アルコール度数が強いぶん、普段よりも量は飲めないかもしれないのでご注意ください。(7枚綴りのチケットのうち3枚は、同行した友人に買い取ってもらいました)なお、トイレは混雑具合に波がありますので、ちょっと行きたいかも...というタイミングで行くのが吉です。
また会場は山奥にあり、臨時バスは帰りは17時まで来ないため、17時前に引き上げる場合はタクシー利用が必要です。会場内でテント設営は自由にできますし、ステージではビールトークや音楽も演奏されますので、ゆっくりのんびり楽しみましょう!
2018年の専用グラスは丸みを帯びていてとってもかわいかったので、来年はぜひ専用グラス付きの前売券を買いたいですね。
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