2015年11月18日 トルコ・パムッカレ
午前6時半頃 デニズリを経由し、パムッカレの町に到着。
この日は、Alex&キャサリン、えだ旅のかつのりさん&えりさんとパムッカレを一緒に観光することになった。
利用したバス会社Metroで大きな荷物を預かってもらい、宿探しは後回しだ。
ラム子の食堂で腹ごしらえ
アレックスと「観光前にまずは朝ごはん」と意見が一致し、パムッカレで有名なラム子の食堂へ。
ここは日本人女性が経営しているレストランで、本格的な日本食を楽しむことができる。私がオーダーしたのは親子丼。ひさびさのダシの味は、夜行バスで疲れた体にじんわりと染み渡った。
ラム子の食堂に限らず、パムッカレの街には中国・韓国・日本料理のメニューを出しているお店が多くあった。アジア人観光客の需要がそれだけあるのだろう。ただ、数年前に比べパムッカレの観光客の数は激減したらしい。理由は後ほど・・・。
トルコ最大の石灰棚へ
ラム子の食堂から石灰棚の入口までは徒歩5分ぐらいで、8時半頃に入場した。(入場料25リラ=約900円)
雪山のように見えるが、実はこれらはすべて石灰でできている。石灰棚を傷つけないための配慮から、ここでは土足禁止だ。入口で靴を脱ぎ、裸足で石灰棚の上を歩くのだが・・・石灰棚が冷たくて耐えきれず、私は途中から靴下を履いた。
噂には聞いていたが、パムッカレの石灰棚の水はかなり干上がっていた。
ここ数年の周辺のホテル開発により、棚田の水が枯渇してしまったらしい。恐らくこれがパムッカレの観光客が減った原因のひとつだろう。
パムッカレの石灰棚には温泉水が溜まる場所があり、水浴できるとも聞いていたが、私たちが行った時は干上がっていたのか、見つけることができなかった。
なお、敷地内にはPamukkale Termalという温泉施設があり、別途チケットを購入すれば入ることができる。温泉内には大理石の柱や遺跡のパーツがごろごろ転がっているそうなので、興味があれば是非行ってみて欲しい。
ヒエラポリスで大撮影大会!
石灰棚の高台をさらに登ると、ヒエラポリスと呼ばれる古代都市の遺跡がある。(紀元前190年頃に温泉リゾートとして栄えたらしい)。観光地に写真好きの世界一周ブロガーが集まれば、やることはただひとつ。
大撮影大会だ。
日差しも強く、気づけば暑くて皆半袖になっていた。5人も集まると、遠足みたいな感じでとても楽しかった。
のんびり温泉情緒豊かなカラハイトの町
石灰棚とヒエラポリスを満喫した私たちは、午後はパムッカレからバスで約20〜30分ほどの場所にあるカラハイトという町へ向かった。私はここで1泊してもいいと思っていたので、大きな荷物も一緒に持って移動した。
カラハイトの町は小さいが、飲食店や商店、温泉付きのペンションもある。パムッカレよりもローカル感満載で、英語も通じにくいが人も気さくな印象を受けた。
カラハイトの中心部にあるSultan Sofrasıというレストランで昼食を取る。
レストランに併設したザクロジュースの屋台は、ザクロジュースが1杯1リラ(約35円)で飲むことができ、私はすっかり気に入った。料理を待っている間に、レストランの向かいに温泉付きのペンションを見つけ、この日はひとりここで1泊することにした。パムッカレにはドミトリー式のバックパッカーホステルが何軒かあったが、たまにひとり個室で過ごすのも悪くないなと思ったからだ。(宿情報は記事の最後に記載します)
昼食後はレストランから北に向かって10分ほど歩き、温泉水が湧き出る公園へ。
ここにはなんと、パムッカレ以上に水の張った石灰棚がある。
40度近いアツアツの温泉水が湧き出ており、地元の人に混ざり足湯を楽しんだ。
足湯の後は、パムッカレに戻る皆さんとお別れし、カラハイトの町で1泊した。
カラハイトの宿情報
FIRDEVS Pansiyon
一部屋1泊30リラ(約1,000円 ※値段交渉でディスカウントしてもらった)
*Sultan Sofrasıというレストランのちょうど向かいにある。看板などはないためわかりにくいかも。
見た目はアレだが、バスタブに張れるお湯は一応温泉水。オーナーさん夫婦は英語は通じにくいが親切で、お茶を振る舞ってくれたりもした。電波は弱いがwifiも使え、1〜2泊なら十分かと思う。
↓宿の名刺(もし宿探しに困ったら見せるとスムーズかも)
パムッカレとカラハイトの町歩きマップはこちら