2015年11月16日 トルコ・カッパドキア
この日は楽しみにしていた気球ツアー。
早朝5時にツアー会社のワゴン車が迎えに来るということで、30分前にアラームをセットしていたのだが・・・
気球ツアー当日にまさかの寝坊!
「Nさん、大丈夫ですか?!」
別の部屋に寝ていたキャサリンに起こされた時には、すでに迎えの車が到着していた。
「Nさん、てっきりもう支度も済んでるのかと思って・・・!!」
こういう肝心な時に限って、結構抜けがちな私。私が遅刻することで、気球に乗る時間が遅れてしまうかもしれないのだ!ヤバイ!!急いで着替えを済ませ、日焼け止めも塗らずに迎えの車に飛び乗る。あぁ、こんなことなら前日から出かける服装でベットに入っておけばよかった・・・。
気球に乗り込む前に、ティータイム
ドライバーが車を飛ばしてくれたおかげで、なんとか時間通りに到着。朝早くから大勢のツアー客が集まっていた。ツアー会社ごとにお茶やお菓子が用意されており、自由に飲食できる。外は寒かったため、温かいお茶にはかなり救われた。
30分もしないうちに気球の準備が整い、順にゴンドラに乗り込む。最大で30人ほど乗れるようだったが、私たちのグループはわずか15名ほどしかおらず、ゆったりとしたスペースが確保できた。ラッキー!
数年前にカッパドキアで気球の墜落事故があり、日本でもニュースで報道されていたため、気球ツアーに参加することには多少の不安はあった。気球は決して安全なアクティビティではないが、私は世界一周中にはどうしても乗りたかったのだ。
いよいよテイクオフ
近くの気球を見下ろした瞬間、自分たちが宙に浮いたことにようやく気づいた。ちなみに気球のスポンサー企業はダントツで中国が多く、日本企業はHISぐらいしか見かけなかった。
パイロットの巧みな操縦により、気球は岩肌を絶妙にかわし山を越えていく。
あっという間に気球は地上2,000フィートにまで上昇。
これぞ見たかったカッパドキアの光景!
私は高所恐怖症ではないけど、ゴンドラから下を覗くと・・・ちょっとゾクゾクしてしまう。
気球の上から見るカッパドキアの景色は特別なものだった。
美しい景色を見るたびに、世界一周をしてよかったと思う気持ちと、もう見てしまったんだという少し淋しさにも似た気持ちが交差する。
気球ツアーの終わり、そして驚きの着地方法とは?
約45分間ほどの気球ツアーはあっという間で、いよいよ着地ポイントへやってきた。
なんと、私たちはこの車後方の荷台の上にゴンドラごと着地することになった。
驚きの着地の様子はこちらの動画でご覧いただこう。
最後に、無事に帰還できたことをお祝いし(?)、ツアー会社からシャンパンが振舞われた。
【カッパドキアの気球ツアー情報】
私たちはカウチサーフィンのホストに代理で申し込んでもらったが、ウェブからも申し込みができる。ツアー料金は私たちの時は120ユーロ(約15,000円)で、トルコリラ払いで402リラを当日の朝に現金で支払った。(ツアー料金には宿までの無料ピックアップ付き)*2015年11月時点
気球ツアーの所要時間は約1時間で、天候により±15分ほど前後するらしい。気球に乗っている間は寒いため、暖かいジャケット着ていくのが無難(季節に応じて帽子や手袋も)。日によって曇っていたり、晴れていたりとマチマチなようだが、運が良ければ真っ青な空に浮かぶ気球と、カッパドキアの素晴らしい景色が望めるだろう。Good Luck!!
ギョレメの町を散策♫
そして後々お世話になる世界一周カップルとの出会い。
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