2016年2月18日 南アフリカ・ケープタウン
91 LoopからCapetown Backpackersに宿を移動した日の午後のこと。
テーブルマウンテンにほとんど雲がかかっていないのを見て、急遽登ることに決めました。テーブルマウンテンは雲がかからないことのほうが珍しいそうです。
宿のリセプションの女性にテーブルマウンテンの登山口への行き方を確認すると、歩いて行けると言われたので歩いてみたのですが、坂道もキツく30分ほどかかってしまいました。登山前からこの疲労感・・・。登山時は水は大量に持って行くようにとアドバイスされたのを思い出し、登る前に近くのショップで水を買い足しました。
ケーブルマウンテン登山は意外と難易度が高い?!
私が辿ったテーブルマウンテンの登山ルートは、ケーブルカー乗り場の横から出発するもので、登りの所要時間は約1時間半〜2時間ほどでした。
最初の分岐点までは、真上にケーブルカーが走って行くのを眺めながら、まっすぐの登り道を進みます。一段ごとにかなりのギャップ(高さ)があり、ひざや太ももへの負担が大きかったです。
途中分岐点があり、右手にIndia Vensterというコース(崖を登るような激しめなコース)と、左手に推奨する安全なルートと書かれたコースがあります。
ここは迷わず、安全ルートを選びました笑
その先は、岩づたいに水平に歩くコースです。ほっと一安心。
しばらくすると別ルートから登って来るコースと合流します。そこからはジグザグの道を一気に頂上に向かっていきます。
こんな石段がひたすら続き、かなりキツいです。
キリマンジャロ以来の登山でしたが、正直キリマンジャロ以上にキツかったと思います。
ひとりだったので余計に辛く感じたのかもしれませんし、体調のせいかもしれませんが。途中何度も休憩を挟みながら約1時間ほどかけて登りました。
本当の頂上はさらに40分ほど歩いた先にあるようでしたが・・・
ジグザグの道が終わり、頂上らしき場所へ到着しました。
本当の頂上地点に向かいたい気持ちもありましたが、急に雲もかかってきたため、右手にあるケーブルカーの到着口方面へ向かうことにしました。
ブログなどでよく見かける崖のようなところに立って撮影できるスポットを探しましたが、どうも見つかりません。代わりにそれっぽく見えるところを探して、通りがかりの人に写真を撮ってもらいました。後で発覚したのですが、探していた撮影スポットは、ライオンズ・ヘッドの頂上でテーブルマウンテンを背景に撮影したものでした。(そりゃ見つからないわけだ)
まったりしていると徐々に夕暮れの時間が近づいてきました。せっかくなので夕暮れを見てから、ケーブルカーで下山することにしましょう。
帰りはケーブルカーで、約5分で下山。ケーブルカーの内部は回転し、乗客が均等に外の景色を眺めることができるようになっているのがおもしろかったです。
ケープタウン周辺には気軽に登れる山がたくさんありそうです。時間があればもっと開拓してみたかった・・・。
テーブルマウンテンへのアクセス情報
ケーブルカー 片道125ランド(約900円)・往復240ランド(約1,750円)
ダウンタウンからケーブルカーの乗り場まではタクシー利用が一般的。1台50ランドほどで行けるようなので、何人かいればシェアして行くのがいいと思います。前回の記事で紹介したUberを使うのもアリ。また市内バスのMy Citi Busはチャージ式のカード(30ランド)が必要ですが、購入すればケーブルカー乗り場までアクセス可能です。
風が強かったり雲がかかっている時は、登山はオススメできません。登山中は汗だくになるため、着替えのTシャツを持って行きましょう。特に頂上付近は風も強く、汗で体が急激に冷えるため上着は持って行った方がよいです。
なお、帰りのケーブルカーのチケットのみを購入する場合は、頂上のケーブルカー乗り場にはチケットオフィスはなく、お土産屋のレジで購入するようになっていました。
以上、ケープタウンのテーブルマウンテン情報まとめでした。