南アフリカ

南アフリカの負の遺産・ロベン島ツアーへ

更新日:

2016年2月20日 南アフリカ・ケープタウン

午後15時のフェリーでロベン島へ。

ロベン島には、元南アフリカ大統領で、アパルトヘイト撲滅に寄与したネルソン・マンデラが政治犯として収容されていた刑務所があります。1996年で刑務所は閉鎖され、現在はミュージアムとして一般公開されています。

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ロベン島行きのフェリーが発着するターミナル

私は世界一周に出る前に「世界遺産検定」というものを受験したのですが、この場所が負の遺産として紹介されていて、頭の片隅に残っていたのでした。

 

ガイド付きのツアーでロベン島を見学

ロベン島へはフェリーで約30分です。波が高く船酔いしそうになりました。

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フェリーから降りると、専用のバスとガイドが待ち構えていて、常に他の人たちと行動をともにしながらコースを見学する仕組みのようです。

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ツアー前半は刑務所の見学です。

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政治囚が収容されていたのがA棟とB棟。B棟にはネルソン・マンデラが居たそうです。

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過去にはハンセン病患者の隔離施設として、その後はアパルトヘイト(人種隔離)の政策に反対する政治家たちを強制収容する施設として使われていました。

ガイドの話によると、A棟は施設に来た時に最初に収容される場所だったとのこと。部屋ごとに囚人の写真とエピソードが展示されており、10分ほど各自自由に見学する時間を与えられました。冬は凍えるほど寒かったとか、セメントを入れる袋を勉強するためのノート代わりにしていたとか、興味深い内容でした。できるなら時間を取って、ひとつひとつじっくり見学したかったです。

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マスターキーを複製する囚人

次に、A棟とB棟を隔てる中庭に案内されました。

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施設内ではサッカーなどが行われており、サッカーボールの中に書簡を入れてこの壁越しに手紙のやりとりが行われていたそうです。この場所には、こんな写真も展示されていました。

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左側は通常の囚人、右側は政治囚。明らかに右側のほうが縫い物などのラクな仕事をしているということを皮肉った写真。刑務所内で格差があったということですね。

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ベットの他にこのようなマットレスの寝床を与えられた囚人も

ロベン島の刑務所ツアー後半は再びバスに乗り、島を巡ります。石灰石の採掘現場や今も人が住む居住エリアなどを見学しました。ネルソンマンデラがこの採掘作業の影響で、目の後遺症が残ったというエピソードは有名だそうです。

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採掘現場跡

途中立ち寄った休憩所では、思いがけずペンギンの群れと遭遇しました。

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この島はアフリカペンギンの保護に力を入れているそうです。同じ日の午前中にツアーに参加した友人は、この場所でペンギンを見ることができなかったそうです。時間帯によるのかもしれません。

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テーブルマウンテンをバックに

ロベン島ツアー情報

ロベン島行きのフェリーは、ダウンタウンから車で10分ほどのWater Frontから出ています。常に混み合っているようなので、事前にオンラインでチケットを予約するのがおすすめです。ツアーは9時・11時・13時・15時の1日4回ありました。(15時は繁忙期のみ)

値段はフェリー往復&ガイドツアー込みで300ランド(約2,200円ほど)。指定された時間の30分前にはフェリー乗り場で待機するよう注意書きには書かれていました。フェリーの乗船時間も含めての全体の所要時間はトータルで約3時間半です。

オンラインチケットの予約はこちらから↓

ポーランドのアウシュビッツほどの悲惨さはありませんが、負の遺産として一見の価値はあると思います。ロベン島に行く前に、関連する映画を見て予習していくと、より理解が深まると思いますよ。

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札幌在住。これまで訪れた国は67カ国。 趣味は登山やヨガなど。コーヒーとビールが好きです。

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