カウチサーフィンを利用し、グアダラハラに約1週間滞在しています。
グアダラハラの壁画アートを見てみよう
グアダラハラの街中では、壁画アートをたくさん見かけました。
グアダラハラ滞在中には、週末に屋外での音楽フェスや短編映画祭などもありました。
Bicycle Movie Festivalは屋外のモニターで上映され、自転車に乗るのが楽しくなりそうな素敵な作品がたくさんありましたよ。
映画を観ながら、スーパーで買ったワインを廻し飲みするのがおもしろかったです。
メキシコの反政府デモを観に行ってみた
グアダラハラを去る前日の夜、メキシコの学生によるManifestation(デモ)があるというので観に行ってみました。外国人がデモに参加すると、場合によっては逮捕されることがあると聞き、少し心配になりましたが、何もありませんでした。
今年メキシコのゲレロという地方で、反政府活動をしていた43人の学生が殺されたという事件が起きました。その殺害に政府・麻薬組織・警察までもが関与している可能性があるようですが、真相は未だ明らかになっていません。メキシコ人はデモで現職の大統領の退陣を求めているようです。
参考サイト:学生43人失踪 メキシコで何が起こっているのか? 終息しない麻薬戦争
「もう二度と起こらないように」「これ以上死者を出すな」
そんな内容の言葉を、皆一斉に発していたそうです。言葉が変わるたびに、一緒にデモを観に行ったアントニオやマヨに通訳してもらい、スペイン語の内容を把握することができました。
1968年のメキシコオリンピックの前にも、オリンピック開催に反対する学生が大量に殺されるという事件が起きたそうです。
メキシコの警察も政治も腐っているんだと、アントニオは言っていました。政治家も高学歴だからなれるというわけではなく、悪い人とつながりがあればなれるのだと。前大統領は麻薬組織との関係を断とうとして一定の成果は出したようですが、現大統領になってからまた麻薬組織とのつながりが出てきたそうです。
麻薬と言えば、グアダラハラは街中を歩いていて至るところで、マリファナの匂いがします。若い人にとっては、マリファナを吸うのは、タバコを吸うような感覚と同じようなもので、麻薬を吸うか吸わないかは個人の自由と思う人も居るようです。日本じゃ麻薬で捕まれば、2年は執行猶予がつくと思いますが、メキシコだと2〜3日ぐらいで釈放されるんだと。メキシコの暗部を垣間みたような気がしました。