グアダラハラにある世界遺産のオスピシオ・カバーニャスに行ってきました。
ここは通常入場料が70ペソしますが、毎週火曜日は無料です。大きな一眼レフを持って行こうとすると入口でチェックされて、館内撮影許可料として30ペソ徴収されますのでお気をつけ下さい。(小さなカバンに携帯のカメラやコンデジで十分だと思います)
オロスコのフレスコ画がある中央ホール。
一緒に来ていたカウチサーフィンのホストのアントニオと、首が痛くなるぐらい上を見上げました。
アントニオはもう数えきれないぐらいここに来ているそう。天井画は「立つ場所や角度を変えて見ると、また違った表情が見えるんだよ」と教えてくれました。しかも来るたびに、毎回違う表情が見れるのだそうです。
オスピシオ・カバーニャスにはグアダラハラの歴史についての展示もありました。この建物はもともと孤児院および総合病院として1791年に建てられたもので、今はミュージアムやコンサート・演劇などを上映するのに使われているそうです。シェアハウスの女の子が、ドレスアップして今度コンサートに行くんだと言っていました。
グアダラハラの古い地図。シェアハウスやメルカドがどこにあるか一緒に探したりしました。
次に、Máximo Gonzálezというアーティストによる現代アート展「PAGO」を見ました。インスタレーションの作品を中心に、7個の部屋で作品が展示されています。
これは中国で生産された地球儀のビニールボールを7000個使って作られた作品。中庭がぎっしりと埋め尽くされていました。
メキシコの古い紙幣で作ったコラージュ。手先が器用すぎる!
ランプが吊るされた幻想的な部屋
故人が使っていた皿が並べられた部屋など
このアーティストは、異なる社会・教育・価値は、政治・宗教・人間性にも関係すると考えていて、インスターレーションでそういった大きなテーマを表現しようとしているようでした。
参考にした記事:Pogo, exposición que reflexiona sobre el límite de la pobreza
カウチサーフィンでお世話になっているホストのアントニオも、アートの勉強をしていて、毎晩ニュースは欠かさずチェックしていました。自分が住んでいる世界を理解するには、そういう作業は欠かせないんだろうなと思いました。
アントニオ、優しくて本当に格好よかったな〜・・・・詳細は次回の記事で(笑)