2014年11月15日 メキシコ・グアダラハラ
メキシコといえばテキーラ。テキーラ村へひとりで行ってきました。
テキーラ村とは?
テキーラを作る工場の見学などができる、こじんまりとした町です。グアダラハラの旧バスターミナルから2時間ほどで行くことができます。(バス運賃は往復で140ペソ)
テキーラ村のバスターミナルに着いたのですが、インフォメーションがないため適当に歩いてみました。
バスターミナルから教会に向かう通りに、個人ツアーの受付を行っているインフォメーションデスクがありました。英語が話せる人が居たのでいろいろ聞き、マップも購入しました。(10ペソ)
130ペソで少し郊外にある工場を見学したり、300ペソで小規模な工場+アガペ(テキーラの原料)の畑や、郊外の見晴らしの良いところに連れて行ってくれるツアーなどもあったようですが、ここはテキーラで一番有名だというJose Cuervoというメーカーの工場見学をすることにしました。(入館料180ペソ)。
グアダラハラの街中からバスツアーが400ペソぐらいで出ているので、もしそれがJose Cuervoの見学だったらツアーで来ても変わらなかったかもしれません。(詳細は未確認です)
Jose Cuervoの館内ツアーに参加
どうやら2時間おきに、言語別(スペイン語or英語)で館内ツアーが催行されているようです。入場料が高めなだけあり、館内の説明はしっかりしていました。
オーブンの様子。
ここでアガペを蒸しているようです。
蒸したアガペを試食できます。甘い洋酒に漬けたパイナップルのようで美味しかったです。
アルコール度数50%ぐらいのホワイトテキーラを試飲しました。
一口カップですが、火を噴きそうです。
館内ツアーはテンポが早く、飲み終わるのを待ってくれません。蒸留の行程も足早に通り過ぎた感じでした。
エキスを出し切ったアガペのかすは、織物やペーパーを作るのに再利用されるそうです。
一眼レフで写真を撮ってたらそこ駄目!と注意されてしまいました。皆こっそり携帯で撮ってましたけどね。
最高級シリーズのテキーラのコレクションボックスです。
ここでしか買えないラベルのテキーラもあります↓
社名になっているCuervo(カラス)の像。実際に敷地内でカラスが飼われていました。
テキーラ村の街中を散策
Jose Cuervoの館内ツアーで偶然一緒になったFさんと一緒に街を散策しました。メキシコ在住で日系商社に勤めていらっしゃるそうです。
テキーラは、街のいたるところにテキーラの瓶の絵が描かれていてかわいいです。
「アガペを観ることができるのはどこ?」と聞いてやってきたテキーラ工場の庭。汗だくで辿り着いたものの、こんな感じでした。
こんなもんか・・・。
がっかりしていると、Fさんが「これから車で家に帰るけど、グアダラハラまで送っていこうか?途中でアガペの畑があったから観れるかも」と言ってくださったので、ここでもお言葉に甘えることにしました。世界一周に出てきてから、どんどん図々しくなっております。
市庁舎にあった壁画
テキーラ村にある教会
グアダラハラに向かう途中でアガペの畑を遭遇
Fさんに車でグアダラハラに送ってもらっている途中、アガペの畑を見ることができました!そうそう、こういうのが観たかったんですよ!!(ツアーに参加すれば観れると思います)
テンションが上がり、郊外の露店でアガペの蜂蜜を購入(50ペソ)
お酒を入れると思われるひょうたん。
ここをテキーラ鉄道が通るのかな・・・
車の中では、Fさんとメキシコの日系企業に関する話をいろいろしました。
メキシコにはセブンイレブンが多いのですが、セブンイレブンはアメリカの企業なのだそうです。日本が業務提携した後、アメリカ側の経営は良くなくなったらしいですが・・・。
あと吉野家の朝定食の鮭は、実はチリ産のマスで、商社マンがバックパックを背負って蟹工船みたいな船に乗って仕入れをしているそうです。日本で低価格でファストフードを食べることができるのも、影で人知れず努力する日本人のおかげなのですね。とても興味深い話でした。
Fさんは車が混雑するグアダラハラのセントロ(中心部)まで送ってくださいました。連絡先も交換していないので、見てくれていないとは思いますが、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。