海外の格安航空券検索サイトのskyscannerやmomondoを使う時に知っておくと便利なことをご紹介します。
居住国の設定によって価格が変動する?!
skyscannerもmomondoも、サイトの設定で居住国(スマホアプリは"請求書送付国”のところ)を日本から他国に変更するだけで、いきなり航空券が安くなったりします。
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今回購入した成田→メキシコシティを例にとると、Expediaで86,160円だった航空券が
居住国を日本→スペインに変更するだけで、80,555円に。
イタリアに変更すると、79,000円にまで下がった時もありました。
*検索に使われるサイトが国や言語によって変わったり、為替の影響があるのかもしれません。
クレジットカード決済時の落とし穴
airtickets24というサイトで予約する場合を例に見てみましょう。
ここでの最安値が84,727円。早速予約に進みます。
この「予約の前に読む」というところをクリックすると、注意書きが出てきます。
skyscannerから、airtickets24に転送中のようです。
サイトにつながりました。料金を見ると、このサイトはたまたま日本円表示ができないようでユーロ€になってしまいました。
skyscannerやmomondo経由だと、謎のディスカウントが発生することがあるようですね。ちなみにサイトのトップページから検索し直すと、ディスカウントは表示されませんでした。
個人情報を入力して決済まで進めていきます。
ここで問題発生!
Visaデビット以外、クレジットカードの手数料30ユーロがかかるようでした。謎のディスカウントはあったものの、チケットが最安値ではなくなってしまいました・・・。
skyscannerもmomondoも、結局は旅行代理店の経由サイト
このふたつは海外の格安航空券をサーチできるサイトとして知られていますが、実際に予約しようとすると、上記で説明したようにLCCなどの一部のエアラインを除き、ほとんどは旅行代理店サイトに繋がる仕組みになっています。
例)airtickets24、Ebookers、Tripsta、Expedia、Denaトラベルなど。
購入後は、その旅行代理店とのやりとりをすることになります。
問い合わせが日本語対応しているDenaトラベルやExpedia.co.jpなどはともかく、他のサイトは基本的に英語や他言語になるので、何かあった時に自分で対応できるかどうかがポイントになりそうです。
Googleで検索すると、こういったskyscannerやmomondo経由で海外の旅行代理店を利用した人の体験記が出てきて、搭乗の前日に突然チケットがキャンセルされたとか、請求に関して本人確認の電話がかかってきたなど面倒くさいことになっている事例もあるようなので、ある程度「面倒なことが起こっても仕方ないな」ぐらいのおおらかな気持ちが必要かもしれません。
さきほど書いたskyscannerの設定で居住国をスペインやイタリアして検索すると、クレジットカードの手数料を含めても、かなりお安くチケットを購入できると思いますが、特に日本から購入する場合、サポートも結局その国に電話やメールで問い合わせることになるので、私はちょっと不安に思いました。特に英語通じるのかな・・・と。
私は世界一周出発の際、出発前の不安要素を最小限にしておきたいと思い、Expediaの日本サイトで航空券を購入しましたよ。
まとめ
skyscannerやmomondo経由で旅行代理店サイトからチケットを購入する時の注意点
- クレジットカードの手数料が発生するか/他にかかる手数料はないか
- 受託手荷物料金がチケット代に含まれているのかどうか
- 購入後返金可能なチケットなのか/日程変更等が可能なのか
- E-Ticketは予約完了後どれぐらいで送信されてくるのか(サイトのヘルプにたいてい書いてあるようです)
旅慣れた人は、 skyscannerなどで最安値を検索し、ある程度航空会社のあたりをつけておき、航空会社のサイトから直接購入するという方法を好むようです。クレームなどに関しても航空会社が購入の窓口になるぶん、いろいろと融通は利くのではないかと思います。
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