2017年10月8日 札幌
樽前山でご来光を見てきました。
1:30 札幌を出発
登山仲間が、深夜1時半に自宅まで車で迎えに来てくれました。樽前山の7合目の駐車場までは、札幌から車で1時間半ほどです。
アクセス
7合目に向かう途中の林道ですが、突然鹿が飛び出して来たりするので、運転にはくれぐれも気をつけてください。私たちは安全運転で、3時半頃に樽前山の7合目の駐車場に到着。
4:00 ご来光に合わせナイトハイクを開始
前日の夜から7合目駐車場で前泊していた登山仲間と合流し、8名で入山します。
ナイトハイクはキナバル山以来。世界一周中から愛用しているPETZLのヘッドライトをつけ、足元を照らしながら進んで行きます。開始15分ほどはかなりギャップがある階段が続くため、ヘッドライトを準備したほうが無難でしょう。
階段ゾーンを過ぎると、樽前山のシルエットが目の前にどどーんと現れます。
後ろには支笏湖、右手に苫小牧の街が見えます。あれれ、もう遠くの空が赤く色づいてきていますよ・・・
4:43 頂上300m手前の分岐点に到着
風が出てきたため、ここでジャケット類を着込みます。
5:00 樽前山東山(1,022m)に到着
予想通り1時間で東山の頂上に到着。ご来光の予定時刻は5時38分とのことで、少しの間時間を潰さなければなりません。周りには風を遮るものが何もありませんので、防寒対策はしっかりと!
ご来光を待っている間、登山仲間がモンベルのジェットボイルでお湯を沸かしてくれ、ホットコーヒーを振舞ってくれました。本当にありがたい!!
5時35分頃、雲の隙間から朝日が昇ってきました!
すげええええ
完璧なご来光じゃないですか・・・
初樽前山でご来光という贅沢すぎるご褒美、本当にありがとうございました。
6:00 お鉢巡り開始
樽前山の頂上には溶岩ドームがあり、その周囲をぐるりと一周することができます。まるで富士山のお鉢巡りのミニチュア版のようです。
東山から雲海を眺めながら、西山へ。(先日のトマムの雲海テラスで見れなかった雲海のリベンジを果たした気分)
溶岩ドーム周辺は、この世の果てのような雰囲気で、あまり見たことがない植物とも遭遇しました↓
途中ヒュッテとの分岐点を超え、馬の背のような坂(下の写真)を登り切ると西山頂上です。
7:30 西山(994m)到着&朝食タイム
西山からは、溶岩ドームがより近くに見えます。札幌からこんな近郊にこんな絶景ポイントがあるなんて知りませんでした。しかも七合目まで車で行けて、1時間でこんな世界に来れるなんて・・・何故今まで知らなかったのか・・・。
西山では、恒例のおにぎりを食べました。
朝ごはんの後は、東山側の分岐点へ戻るべくお鉢巡りを再開します。
西山と東山の間には、樽前山神社の奥宮があります。
私もここで登山者の安全を祈願するとともに、美しい景色を見せてくれた山への感謝の気持ちを伝えてきました。
この坂を登りきると、東山山頂との分岐点に戻ります。
絶景の紅葉を眺めながらの下山
帰りは支笏湖を眼下に、美しい紅葉を眺めながらの下山です。
7合目の駐車場に到着したのは8:50頃。天候に恵まれ、大満足の樽前山登山でした!!
※朝9時の段階で、7合目の駐車場は満車でした。紅葉の行楽シーズンに樽前山に行かれる方は早朝ハイクが断然オススメです。(トイレは7合目駐車場にしかありませんのでご注意を)