これまでのお話
2016年3月22日にバラナシを出たあと、3月23日〜4月5日までネパールには約2週間滞在しました。
ネパールからタイに飛びそのまま帰国するつもりでしたが、チェンナイに住むヨガの先生Raviが、バイクで一緒に旅をしようと誘ってくれたため、タイのソンクラーン直前までインドに約1週間滞在することにしました。
インドのヨガの先生についての記事
インドでヨガをしながらバイク旅
フリーランスでヨガを教えているRaviは、すでに生徒に事情を説明し数日間休みを取ってくれていました。メインのコロコロバックは彼の実家で預かってもらい、サブバックとヨガマットだけ持って、3泊4日のバイク旅へ出発です。
ルートはこんな感じ
トータル約700kmの距離です。
私はバイクの後部座席に乗るだけですが、Raviは1日約150〜200km運転するというハードワーク。
私はインドの4月を完全になめていて、日中は35度以上になり、長時間日光にさらされていると少し具合が悪くなるぐらいでした。それでは4回に分けて、ゆるーくバイク旅の様子を綴っていきますね。
1日目 チェンナイ〜ティルヴァンナーマライ
2016年4月7日 11時にチェンナイを出発→18時にティルヴァンナーマライに到着です。
Raviのバイクの全面には「World Peace」と書いてあります。彼は数年前、世界平和を祈り、ヨガを世界中に広めながらバイクで世界一周するつもりでしたが、怪我等の諸事情で断念したそうです。
彼はもともとサイクリストで、24歳の時に、自転車でインドのチェンナイからデリーまでの往復4,620kmを走行し表彰されたこともあるそう。
今は47歳ですが、インドはすでにバイクで一周していて、60歳になる前に世界をバイクで廻りたいそうです。
チェンナイ郊外を走ること約2時間。チャイ休憩のため道路沿いの食堂に立ち寄りました。
この日はインドの死者を弔う日で、お店の主人が店先でココナツの実を地面に叩きつけ割っていました。インド南部のタミルナードでは祈りの際にココナツがよく使われます。
お母さんがタマリンドの皮むきをしていたので、少し手伝ってみました。手のひらで少し外皮を押しつぶしておくと、中身が取り出しやすいみたいです。
リフレッシュしたところで、バイク旅再開です。
移動中、Raviがバイクで来た道を引き返したので何事かと思ったら、なんと私のためにマンゴーの販売所まで戻ってくれました。
15:00 ランチ休憩
インドのターリーでランチです。(おかわり自由)
ハンピを彷彿とさせるような景色を眺めながらのドライブです。
過去記事
途中見かけたインド版万里の長城です。14〜17世紀頃のインドの王朝の砦だそうです。現在上まで登ることはできないみたいですが。
17:00 ティルヴァンナーマライに到着
夜はRaviにテイクアウトのチャパティを買って来てもらい、エアコン付きの部屋で食べ、その日は早々に就寝しました。
ティルヴァンナーマライの宿情報
Ganesh Lodge
エアコン付きルームで1泊1,200ルピー(約2,000円)。ファンルームなら700ルピーぐらいからありました。ティルヴァンナーマライは門前町で、バックパッカー向けの安宿を見つけるのは難しそうでした。アルナーチャレーシュワラ寺院までは、徒歩5分と近くて便利です。