2018年1月6日 シンガポール・チャンギ国際空港
シンガポールのチャンギ国際空港にトランジットで立ち寄った際に、時間があったのでフリーシンガポールツアーに参加してみました。
空港でCity Sights Tourに申し込んでみた
チャンギ国際空港のトランジットエリアにあるFree Singapore Tourの受付カウンターで、ツアー開始1時間前までに申し込みできます。
受付カウンターの場所
第2ターミナルの乗り継ぎラウンジF近く、または第3ターミナル乗り継ぎラウンジA近く
※シンガポール航空利用者等は条件付きで事前申し込みも可能なようです
トランジットエリアの受付カウンターに行くと、長蛇の列が・・・
なんと満員でした。しかし諦めきれない私は、モノレールで隣の第3ターミナルに行ってみることに。
受付はすでに終わっていましたが、係員がひとりいたのでダメもとで聞いてみました。
何やかんやで、急遽ツアーに参加させてもらえることになりました。ラッキー!!
フリーツアーに参加すると、Asiatravel.comというサイトで航空券やホテル、ツアー予約に使えるクーポン(20・25・50シンガポールドルの3種類)がもらえます。(有効期間は発行から1年間)
City Sights Tourへ出発
私が参加したのは19:30pm開始のツアーです。第3ターミナルの受付カウンターには18:10に集合し、他の参加者と一緒に第2ターミナルに移動した後、ツアー参加者全員でイミグレーション(入国審査)へと向かいます。
何やら皆でイミグレに行くようです#singapore #freetour pic.twitter.com/vFuFh1AIrb
— N@Sapporo (@finsbury19) January 6, 2018
イミグレでは、VISIT PASSというスタンプがパスポートと別紙に押されました。
ターミナルの外に出ると、ツアー用の専用バスが待機しています。席は自由みたいです。
バス内ではツアーガイドさんが、軽快なトークで場を盛り上げながら、シンガポールの歴史や建物について解説してくれます。バスからはあの有名なマリーナ・ベイ・サンズや観覧車が見えてきました!
ツアー中の注意点
このCity Sights Tourでは2箇所の下車ポイントがあります。下車時にはツアーガイドから集合場所と集合時間の伝えられますが「もし時間に来ない場合は自力で空港まで戻ってきてもらうからね」と何度も説明を受けました。くれぐれも時間にはゆとりをもって行動しましょう。
そして困ったのが、荷物の管理についてです。
チャンギ空港のフリーシティツアーだけど、荷物を常に持ち歩かないとならないのがネック。私のようにLCC荷物持ち込みで、重めの方は注意です。バックパックを背負って、観光地を巡る羽目になります。バスの中に置かせてくれないのです。
— N@Sapporo (@finsbury19) January 6, 2018
バス内にお土産物を放置した人はドライバーに呼び止められ、必ず荷物を持ち歩くよう注意されていました。大きな荷物は事前に受託手荷物で預けるか、トランジットエリアの手荷物預け所に預けたほうが、身軽にツアーが楽しめると思います。
Gardens by the Bayで光のショーを鑑賞(30分間の下車)
最初の下車ポイントはGardens by the Bay。毎日7:45pmから開催されているGARDEN RHAPSODY(光と音楽のショー)を鑑賞します。バスを下車してからショーの場所までは、ガイドさんが誘導してくれますのでご安心を。
開催時期により音楽のテーマが変わるようで、この時期はアジア(中国や日本のレトロな音楽)がフィーチャーされていました。坂本九の「上を向いて歩こう」も使われていましたね。
「ショーは最後まで見てバスに戻ってきても間に合うからね」というガイドさんのアドバイス通り、最後までしっかりショーを鑑賞してから集合ポイントへ戻って来ました。バスは次の目的地へ。
マーライオン公園で写真撮影タイム(約20分の下車)
2番目の下車場所はマーライオン公園です。バスから下車し、公園敷地内のトンネルをくぐり抜けると・・・目の前にはマリーナ・ベイ・サンズとアートサイエンスミュージアムが!!
そして、マーライオン像までは意外と遠いです・・・(桟橋をさらに歩くこと約5分)
ようやくマーライオン像と対面です。ガイドさんの話によると、シンガポールはサンスクリット語で「ライオンの町」=Singapula が由来なのだとか。マーライオンは、海を表す「マー」とシンガポールの由来となったライオンを合わせたものらしいです。世界三大がっかりスポットと称されることも多く、もっと小さいのかなと思っていましたが意外と立派な像でした。
ちなみに世界三大がっかりの残りのふたつは、デンマーク・コペンハーゲンの人魚像と、ベルギー・ブリュッセルの小便小僧ですが、私これですべてコンプリートいたしました。(何の自慢だよ...)
チャンギ国際空港の出発ゲートで解散
多少の交通渋滞はあったものの、21:30pmにはチャンギ国際空港の第二ターミナル・出発ゲートに到着し、フリーシンガポールツアーはここで終了です。ツアー後は入国審査を受け、トランジットエリアに入りそのまま次のフライトを待つだけです。感想ですが・・・
これがすべて無料っていうのが凄いです。
「シンガポールにまた来たい」そんな風に思わせるいいとこ取りの素晴らしいツアーでした。
チャンギ国際空港のフリーシンガポールツアーまとめ
シンガポールのチャンギ国際空港では、1日6回、2種類のフリーシンガポールツアーを催行しています。
Heritage Tour(文化遺産ツアー)
ツアー内容:Colonial District,The Central Business District,The Merlion Park (20分間下車),Chinatown,Little India,Kampong Glam and Malay Heritage Centre (20分間下車)
開催時間(1日4回)
9.00am to 11.30am
11.30am to 2.00pm
2.30pm to 5.00pm
3.30pm to 6.00pm
※乗り継ぎの待ち時間が5時間30分以上の方が対象。各ツアーの申し込みは開始1時間前まで(満員になり次第終了)
City Sights Tour(市内観光ツアー)
ツアー内容:The Singapore Flyer,The Esplanade – Theatres on the Bay,Marina Bay Financial Centre,Merlion Park at dusk (20分間下車),Marina Bay Sands (MBS),Gardens by the Bay (30分間下車)
開催時間(1日2回)
6.00pm to 8.30pm
7.30pm to 10.00pm
※乗り継ぎの待ち時間が6時間以上の方が対象。各ツアーの申し込みは開始1時間前まで(満員になり次第終了)